骨盤矯正についてです。
よく骨盤矯正をすれば痩せる。骨盤矯正で全て解決。というイメージが先行しがちでありますが。
それでは限りなく視野が狭い考えとなってしまいまして、少し補足させていただきたいと思います。
よくこの世の全ての物事には構成要素があるといわれておりますが。
たとえば太ってしまった方がいたとしましたら、その身体の状態を招いた構成要素があります。
太りやすい食生活、太りやすい運動量、太りやすい仕事内容、ストレス、太りやすい姿勢、太りやすい骨盤の角度etc。
この様に骨盤の歪みとはいくつかの構成要素の一つであります。
この様に書きますと、構成要素全部を改善は難しいと、ガッカリされるかも知れませんが、そんなことはありません。
構成要素の全てを改善しなくても、一つでも改善できれば物事は好転していきます。
ということでして、改めて骨盤についてのお話です。
人間は二本足で立つため、背骨は横から見るとＳ字のカーブをしています。
背骨のＳ字が良い状態に保たれていれば肩こり、腰痛などの不調は出ません。
ところがＳ字型の一箇所が狂ってくると（歪んで）くると、その影響で他の箇所に歪みが出て、様々の症状が出現します。この背骨の歪みの根本原因が骨盤の下がりと、歪みです。
それと西洋医学の専門家には認識していない人もいるようですが、骨盤は開いてしまうことがあります。
そして開くと問題が発生しまして、腰椎の4番、5番に影響し腰痛の原因に、それだけではなく、肩甲骨が影響を受け開いてしまいます。
開いた肩甲骨は上がりますので、猫背を引き起こし、肩こりの原因にもなります。
さらに肋骨が下がりますので、呼吸器の低下を招き、呼吸が浅くなります。
さらに肩甲骨の歪みが後頭骨を下げさせます。すると頚椎が圧迫され、頭痛や目の疲れを引き起こします。
このように骨盤が歪むだけで上半身にも波及してしまいます。
お次は美容面でのスタイルの崩れです。
骨盤が下がりますとヒップラインが下がりまして、開くとお尻が大きくなります。それが原因でO脚になったり下半身太りの原因に。
さらに骨盤が下がりますと腰痛のS字のカーブがなくなりますので、ウエストがなくなります。
さらに肋骨が連動して下がりますのでバストが下がります。また後頭骨が下がり、側頭骨が開きますので、お顔も大きくなってしまうことも。
この様に骨盤矯正が全てではありませんが、私たちの身体を正すには必要不可欠ということになります。
アカデミアでは骨盤矯正を通し皆様の健康、美容両面からサポートさせていただきます。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。 アカデミア 椛沢裕一
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