こんな昔話があります。
ある漁師がいました。
漁に出ようとしたら、船にひっかけておいた網に大きな鯛がひっかっかていました。
「こりゃいい!」
その日から、彼は漁に出ずずっと船の横で
じーっと待っていました。
来る日も、来る日も・・・
たまに違う魚が近くを泳いでいましたが
「やっぱり鯛じゃないとな」と目もくれず・・・
でもそれ以降、鯛がかかること一度もありませんでした。
しかたなく待ってもしょうがないと、船を出そうとした時・・・
ずっと使っていないその船は
すでに動かなくなってしまっていました。
一度成功体験?をすると、そのラッキーパンチを待ち続けてしまう人がいます。
もしくはそのラッキーパンチだけに挑み続ける人・・・
他所の女性会員さんで聞いた話です。
あるアラフォー女性会員さん
4歳上のドクターから一度申し込みがあったせいで
同世代のドクターや弁護士さんに申し込みをひたすら続けてしまった。
それまでは地道に年収400万~500万円台で
7~8歳上までの男性に申し込みをされていたそうです。
それもそのドクターは女性慣れしてる感じの方ではなかったのに
彼女が申し込み続けたのは
女性慣れしてっるっぽい同世代のイケメンドクター
半年そんな申し込みを続けましたが、OKは0件だったそうです。
その間彼女は39歳から40歳に年齢をまたいでしまいました。
そこの仲人さんは「取り次がないほうがよかったかもしれないわ・・・」と
言われていました。
それはせっかくのご縁ですから、私達は
会っていただきたいとは思いますが・・・
でも、こうなると考えてしまうのも事実です。
同様に男性の場合も40代で
20代後半の女性からの申し込みがあると
これまでは34,5歳の女性に申し込んでいたのに
途端に30歳前後へシフトされる方がいますね。
このようにいわゆる
ラッキーパンチで手を止めてしまうのは時間のロスになることが多いです。
また他人から見た自分自身の評価を
客観的に見ることのできる力は必要ですね。
婚活の難しいところはその辺のさじ加減です。
自信を失って卑屈になるのもよくないし、
かといって自己評価を釣り上げすぎるのも
危険ということなんですね。
ただひとつ言えることは、ラッキーパンチを待ってるのなら
並行して手が届く範囲での活動も続けること
これは大事かもしれません。