飛越TNから黒部五郎岳経由新穂高、下山後自転車で戻る(しめて21時間) | 虻蜂取らずと言うけれど

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 2024年2月より2回目の海外協力隊でモンゴルに滞在中です。写真はバガノール(BH)という街の学校で生徒たちと一緒に。    

前日の6/4(土)午後1時から組出張。

微妙な時間1時。移動時間を考えると午前中のTTの練習は中止。

じゃ、午前中なにする? で自転車でヒルクライム。

でも、せっかく松本まで行くんだから、それを利用し、そのまま北アに直行すべき、登山の準備も。


夜の7時ごろ新穂到着。

自転車は無料駐車場かな?飛越TNに登山届の提出箱はないと思い(実際はありました)

車で新穂の登山口で届を提出。

この後ろに自転車をデポできると思い、ロードレーサーの専用靴(ビンディングペダル)も一緒にデポ。

さあ、飛越TNへ。

8時前には着いたが、0時ジャストを考えると睡眠時間は3時間か。


11時過ぎ(実質睡眠時間2時間)に起き、うとうとし11:45に用意し0時1~2分前にスタート。


勿論、真っ暗!

すぐにトンネル状の尾根に合流。

真っ暗の中、水芭蕉に癒されつつ進む。

今回は、ルートはかなりはっきりしていたが、地図を頻繁に見るようにした。(真っ暗だから!!)


北の俣岳の登りからヘッドランプを消す。

森林限界を超えると風が強い。

今回使用した防寒具兼雨具は、モンベルのサンダーパス。そんなに高くないやつ。

なんでかって? 尻セードとかしたとき破けても気持ち的に大丈夫な値段の物。

しかし、少し汗ばんだ状態で両線上に出ると、雨具の良し悪し(ようするに透湿性のあるなし)が判る。


黒部五郎の登りはきつくなかったが、三俣蓮華岳の登りはちょっとしんどかった。

三俣の登りから、多分標準コースタイムの80%ぐらいか?ほぼ標準タイムペース。


12時には新穂に着きたい!!

無理かな??


2時には着きたい!!

無理?


3時は??

無理か!


うーん、小池林道に出てからが長かった!

走るか?

自転車のヒルクライムを考えると止めておこう!!


新穂に着きそうになると、

偶然に飛越TNに戻る登山客がいて便乗???  とか、

飛越TNまでタクシーで行ったら、お値段かかるだろうな?でも1万円で行ってくれると交渉で来たら払おう!

いや1万円じゃ高いな。5千円なら文句なしタクシーGO!

新穂の、相談窓口の人にタクシーのお値段を聞くと、2万円くらいかと言われる。

⇒やっぱり自転車なのか!!!


いやー、哀れな自転車乗りを見て、軽トラのジモッティが

『おい、アンちゃん、どこ行くんだい?う、飛越TN?ちょうどよかった乗っていくかい!!』

なんて親切おじさんに遭遇!!

                     なんて、前向き予想していたが



無理   てもんでしょ!!!!!!!


仕方ない  て言うか、


もともとそういう計画よね!


しかし、和佐府集落からの大規模林道のヒルクライムは想定通りきつかった。

ただ、林道の舗装状態が良かったのが助かった。


こうして、しめて21時間の戦いは終わった。


荒神の湯にデポしたザックを取りに戻ったところ、その行動が不審に思われたのか、たまたまなのか?警官に職質された。


荒神の湯は22時まで! 到着は20分過ぎてた。


その後の運転も不安。いつ、居眠り運転をする可能性が大。

目の焦点もおぼつかない(気がした。ただ眠いだけなんでしょうが!!)


後ろから車が来れば、すぐ左ウィンカーを出して、道を譲った。


高速に乗って、梓川SAで90分寝てた。


家には翌日の2:30でした。


日帰りなんだけど、0泊3日って感覚でした。


土曜の出張では、「命と健康を守る・・・・・」というお題なんです。睡眠時間が短いと✖とか言ってましたが、

ただ、

好きでやっていることだもん!


嫌々こんなことやってたらたまらんだろうな!!


さてさて

今回の地図  ↓



山行中の写真は限定5点のみ(とします) ↓
















更に詳しい ことは

ヤマレコで⇒飛越TN~新穂高日帰り