親父と息子の口喧嘩(“慈善組織”が北京で大規模抗議集会 法輪功以来か) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 

 親父「中国深セン市の慈善組織と称する『善心匯』のメンバーらが24日、代表らの釈放などを求めて北京市内で抗議集会を強行、香港メディアは、中国で非合法化された気功集団『法輪功』以来の大規模抗議集会に発展したと報じたそうだ(産経ニュ-ス2017.7.24 23:36更新)。」

 

親父「善心匯は慈善活動のために資金を集めているとされるが、当局は今月下旬、実態はねずみ講であるとして代表ら幹部を拘束、摘発に乗り出したそうだ(同上)。

メンバーらはこの日、北京市内の最高人民検察院などに集結し、幹部の釈放を求める幕を掲げるなど抗議活動を行った。善心匯側は6万人が参加したとしている。23日には天安門広場でも座り込みをしたということだ。」

 

親父「第二の法輪功が出現したのだから、今秋の中国共産党大会を前に、「安定維持」が最優先の政策課題となっている習近平指導部にとって一大失点だよね。

習近平さんもさぞ頭が痛いことだろうね。」

 

 

 親父「中国深セン市の慈善組織と称する『善心匯』のメンバーらが24日、代表の釈放などを求めて北京で行った大規模抗議集会について、北京市公安当局は同日夜、声明を発表し、『メンバーらは扇動されて上京し非合法な集会を行い、首都の社会秩序を著しく乱した』と非難、『法の制裁を受けるだろう』と厳しく取り締まりを行う強硬姿勢を示したそうだ(産経ニュ-ス2017.7.25 20:34更新)。

習近平さんも外患内憂をかかえて大変ですな。」

 

 

息子 「この組織はよく実態がわからないな。

集まった人々を英語では投資家(Investors)と呼んでいる。

 

シナ共産党側は、ピラミッド型投資スキームと言っているが、投資家たちは全く違うものだと主張している。

 

まぁ本当にねずみ講のような組織だとしても、これはシナ共産党には大きな脅威だろう。

 

国家を信じることが出来ない以上、人民は拝金教にならざるを得ない。ねずみ講というのは、かなり大きくなると止められなくなるものだ。

 

1997年にアルバニアで起こった国を破たんさせた『アルバニア暴動』の発端がねずみ講だった、というのは有名な話だ。

 

国民の半分以上が被害に遭ったというこの件では、全国に拡がった暴動で国の武器庫が襲われ、武器が流出し悲惨な状況になった。結果的に二千人近くが死亡したということだ。

 

シナ共産党独裁を揺るがすのは、こういう風に拝金教の信者となるのかもしれないな。」