恐怖体験。

本日モ晴天ナリ。



ここ数日、秋晴れが続いています。
秋の日差しが暑くも心地よい一日。
まさしく、ピクニック日和。
行きましたよ。私。



そう。今日も変わらず収穫へ。
豊水と二十世紀梨をいそいそと穫ってます。
果実は下に引っ張ってもとれません。
上に持ち上げるようにして穫ります。
クローゼットに掛かるハンガーを取るのと似た感じ。
穫った果実はキズを付けないように、
コンテナの中に並べます。



穫る。並べる。穫る。並べる。穫る。並べる。
すっかり、エンジンがかかってきて、
一連の作業がベストキッドの
「ワックスかける！ワックスとる！」の動きとダブります。



そんなとき、
「ブブブブブブブ、ブブブブブブブ」
奇妙な音が聞こえてきます。



「ブブブブブブブ、ブブブブブブブ」
周りを見渡しても何もいません。見えません。
見上げても青い空に雲が漂っているだけ。



「ブブブブブブブ、ブブブブブブブ」
もしや暑さと疲労で聞こえる幻聴？
俺、ピリオドの向こう側に来ちゃった？



「ブブブブブブブ、ブブブブブブブ」
いや、確実に聞こえる。
しかも、こっちに近づいてる！



「ブブブブブブブ、ブブブブブブブ」
キャーーーーーーー！！
恐怖に震え、耳を押さえながらうずくまります。



その目の先に。






ハチ。
イヌタデの桃色の花の蜜を集めて移動していました。



奇妙な音の正体が分かり、
また叫びましたよ。
「ハチーーーーー！」



リチャード・ギアが叫んだように。



ではでは。


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