50代主婦の日常をマンガにすると…

私の日々の中のあんなこと、こんなこと、
まんがに描いてみました。かなり創作も入っています。でもこれを読んでくださった方が、
「あ、いるいる、こんな家族」
と、クスッと笑ってくださったら
この上ないシアワセです♡


テーマ:

何歳になっても
ひとは ワクワクする気持ちが 大切


85歳の母を見ていると
ホント そう 思う





今年になって
叔母さんと 母は
80年近く 音信不通だった
幼なじみの S坊と
連絡がついて

それから
一緒に 旅行に行ったり

おうちに 遊びに行ったり


3人で 実に 楽しそう



でも 実は
幼なじみ と いっても

母たちが 昔 よく 遊んだのは
S坊の お姉さんたちで

お姉さんのひとりは 外国に永住し

ひとりは あっちの世界に 行ってしまった


S坊が 一番 仲が良かった
母たちの弟も とうに 亡い


70年の歳月は
なんて 残酷




だからこそ
遠い昔
同じ時を 共有した者 同士
あの頃に戻って
再度 一緒の時を 過ごすことができるって

ホント シアワセなこと




今年の春
70年ぶりに 再会した時の S坊は
昔の面影など
ほとんど なかったらしい


でも
首元のスカーフが なかなかオシャレな
期待以上の いいオトコで

しかも CDを 自費で作ってしまうくらい
歌が うまくて

家の壁を 自作の絵で 埋め尽くしてしまうほど
絵も 上手で


母たちの 知らない面が
たくさん あったようだ



母も 叔母さんも
しばらく ウレシそうに
S坊の話ばかり していた

S坊は あの時 ああ言ったわよね

こんなこと してたでしょ

ヘンな人よねえ

クスクスクス…


その時 母たちの感情に
ちょっとしたトキメキが あったように思うのは
気のせいか




それ以降
毎日のように 叔母さんと
電話しているな と 思っていたら

先日 母から

今度 私と 叔母さんと
S坊の運転で 温泉に行くから

と 言われた



弟と 同じ歳 といっても
S坊は すでに 80歳だ




高齢の人の運転で 遠出するのは
止めた方がいいんじゃないの


遠回しに
そんなことを 言ってみたけれど

出掛ける気満々の 母が
私の そんな 遠慮がちな主張に
気付く ハズもなく


叔母さんと ふたり

アレを 持って行こう

お昼は アレを食べよう


話は 勝手に
どんどん 盛り上がっていく




どうしよう
大丈夫かな


不安になって
友人に チラッと その話をした 時

私だったら 行かせないわ

と きっぱり 言われた


何か あった時
運転者 同乗者

場合によっては
巻き添えになる人も いるのよ




それは そうだけど





でも

ふたりの 盛り上がり具合を 見ていると
そういう理由で
強制的にやめさせるのも 忍びない


そもそも
ふたり共 なかなかのガンコ者だ

そんな人たちから 反論された時
彼女たちを 上手に説得することが
果たして 私に できるのか



嫌がられるのを 覚悟で
私が 車を運転して
3人を連れて行く

ということも 考えられるが

今回は 私も 予定が詰まっている



マズイなー

と 思いつつも


でも 実際
高齢 というだけで

危険な運転を する

と 決めつけるのは 如何なものか


そういう
差別にも 繋がりかねない 区別の仕方で
相手を判断して いいのか


聞くところに よると

彼は 毎日 車を運転し
時々は
遠出も しているらしい


今までに 事故を起こしたことは?

と 本人に聞くことは
さすがに 失礼で できないけれど
運転には
かなりの自信が あるようだし


そもそも
免許が きちんと 発行されていて
法律的にも
運転する権利を 保証されているワケだし



…という 具合に

自分の意に沿う 理屈だけ 採って
結論に導こう とする 私






そして


当日が 来た



母は
朝から ゴキゲンだった

今まで スッピンしか
見たことがなかった オバサンは
お化粧を していた


ふたりは
尋常でなく 盛り上がっていた



でも その日は
折り悪く 台風が 接近してきていて


宿泊先のホテルからは 朝

本当に 今日 いらっしゃいますか

という 確認の電話が あった



S坊が うちに 迎えに来た時も
都内は
けっこうな雨が 降っていた



イヤな予感で いっぱいの 私



私は S坊に

母を よろしくお願いします
運転 くれぐれも 気を付けてくださいね

と 深々と 頭を下げた


S坊は 力強く

お任せください
無事に お母様たちを 送り届けますよ

と ひと昔前の 男らしく
応えてくれたけれど


私としては
それを 真に受けるわけには いかない




走り去る車を 見送りながら

S坊には 失礼ながら

もしかしたら これが
母や叔母と会う
最後になるかもしれない

なんて 想像した



だけど

その時の

車窓から 手を振る
母の 満面の笑みったら




いつも 明るそうにしているけれど

でも 一方で
日々 進みゆく 老化と向かい合い

時には

生きているのが 辛い

と 涙を流すこともある 人が

この日は とびきり うれしそうで






いい と 思った




これだけは
自分の都合に 引き寄せた結論
では なく


ほんとうに
いい と 思った



何が 起こっても
受け入れられる

と 思った



イヤ 実際 そうなったら
わからないけど


でも その時は そう 思った







そして 4日後

S坊は 約束通り
母と叔母を 無事
送り届けてくれた


よほど 楽しかったらしく
叔母さんは それから 5日間
我が家に居て

ふたりで 旅行中のことを
繰り返し 繰り返し 話していた



よかったね

ほんとうに よかったね





でも

もう 3人で行く 次 は
ないからね


次 行きたい時は
私が 運転していくから



リクエスト3回 につき
1回くらいかな


AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。