私はカレシ?

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これは 実話です

 

 

友人のMちゃんは

巻き髪と フェミニンなワンピが似合う

 

私なんかとは 比較にならないくらい

女子力の高い 女性

 

 

ゴキブリを殺すのも

ネズミを退治するのも

暗黙の裡に

 

すべて ママがやるのが トーゼン

 

と なっている

家庭内での私の立場とは 真逆で

 

彼女は そんなことは 絶対しない

 

 

すぐに パパを呼び

パパはスーパーマンのように

なんでも 解決してくれる

 

 

お姫さまには 王子さまが

洩れなく 付いているんだよな

 

ズルイ

 

と 思わせるような カップルで

 

 

 

 

その王子さまが 単身赴任で 留守の間に

彼女の家の シャワーが壊れた

 

 

その時

Mちゃんは 考えた

 

そして 私に 電話をした

 

 

その判断は 的確だった と 思う

 

だって

シャワーを取り付けるのなんて

私には 屁の河童

 

 

ちょうど 私の家族も 留守だったので

すぐ 自転車を飛ばして

Mちゃんの家に 行き

 

ふたりで 彼女の家のホースに合う

シャワーを 調べて

買ってきた

 

 

買い物や 前後の準備に

多少の時間が かかったけど

作業的には

ちょっと ネジを締めるのに 苦労したくらい

 

実質 5分か 10分か

 

 

その間

彼女は 私に 気を遣い

心尽くしの お料理を作ってくれていて

 

それを食べて

且つ

おいしいお酒までいただいたことを 考えると

 

こちらの方が 申し訳ない

と 思うくらいだった

 

 

そして

いい気分で 家に帰って

ドラ子に このことを報告したら

 

開口一番

 

ママ

それって まるで カレシじゃん

 

 

 

その話を Mちゃんにしたら

実は 彼女も 子どもたち(娘)に

同じことを 言われたそうで

 

 

 

やっぱり もしかしたら

という 自覚はあったんだけど

 

 

けっこう

男気のあるオンナ なのかな

 

 

 

思い返せば 去年の年末

 

Mちゃんの家の

駐車場の脇にある木が 伸びすぎて

車を傷つけそうなので

 

切りたいけど どこに頼めばいいの?

 

と 相談された時

 

そんなの 自分でできるよ

あの入り口脇の 細い木でしょ

 

と さらっと言って 驚かれ

 

その後 実際

私が 彼女の家に

のこぎりを持って 行ったことが

あったのだった

 

 

たいして切れない のこぎりを使って

力づくで 木を切ったのは

 

その枝葉を 手で折って

袋に詰めたのは

Mちゃん

 

 

後日

腰を痛めて 病院に行ったのは

彼女

 

私は 平気だった

 

 

 

そう言えば

その時も Mちゃんの手料理を

ご馳走になってるな

私ってば

 

 

 

 

 

アメリカに住んでいた 頃

 

JAP

 

という言葉が

日本人に対する 蔑称の意味以外にも

使われていることを 知った

 

jewish American Princess

 

 

アメリカの大金持ちに

ユダヤ人は 多い

 

その 超ゼータクに育った

ワガママで タカピーなお嬢さまを

揶揄する言葉で

 

その指し示す ステロタイプは

例えば

 

部屋の電球が 切れたら

ボーイフレンドを わざわざ 呼び出し

 

彼に 電球を買ってこさせて

替えさせて

 

それを待っている間に 飲む

コーラのキャップを

パパを呼んで 開けさせる

 

という 具合

 

 

 

この 例え話を 聞いた時

お嬢さまでない 私は

 

自分でやったほうが 圧倒的に

早いし 安いし 簡単じゃない

 

と 庶民感覚丸出しの発想で 思った

 

 

でも

その考え方が

 

女性として 魅力的かどうか

 

までは

考えが 及ばなかった

 

 

 

思い起こせば 若い時

 

キミは 一人でも 生きていける

でも

あの子は 僕がいなければ ダメなんだ

 

とかなんとか 言われて

オトコに去られたこと

幾度となく あったなあ

 

 

何でも 男と伍して

やろうとしちゃう 自分に

嫌気がさすことも あったよね

 

 

でも

人生 後半戦に入って

 

最早 女で勝負するなんて

分が悪すぎる

 

今となっては

かなりな状況でも サバイブできそうな

こんな 自分

 

キライじゃないけどね

 

 

…と 思いつつ

 

それでも

 

未だに 女を武器にしている(できている)

同世代の人たちを

密かに 羨ましく 思っている自分も

いるけれど

 

 

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