頬骨が張っている人 | よこはまエーブクリニック 院長 阿部聖孝Blog

頬骨が張っている人

頬骨(zygomatic bone, cheek bone, malar bone)、いわゆるホホ骨は中顔面を構成する要素の主体となる骨ですが、一般的に東洋人は欧米人に比べて頬骨部が突出している傾向が有ります。また加齢変化により側頭部(コメカミ)と頬部(いわゆるほっぺた)の軟部組織が委縮してしまうため、特に女性では年齢とともに相対的に横への張り出しが強くなり、ひし形の顔貌を呈するようになります。顔を正面から見た時に頬骨が横に張り出していると顔が大きく見えて、やさしい感じが無くなりキツイ印象を与えてしまいます。

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今回頬骨削りのモニターさんになっていただいたのは、25歳の女性です。以前から頬骨の張り出しを気にしていましたが、最近少し痩せたために目立ってきたので思い切って手術を受けることになりました。

手術前の写真です。確かに頬骨の張り出しが強いですし、そのため斜めからの写真でも頬がコケてしまってその部分の窪みが目立ちます。

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アーチ・インフラクチャー法により手術を施行しました。全身麻酔で行ないましたが、状態が良かったためその日のうちに御帰宅されました。

下段は術後19日めの写真ですが、主な腫れは2週間程度で落ち着きます。

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まだ多少の腫れはありますが、頬骨の張り出しが無くなったため、小顔になり優しい感じになりました。ゴツゴツとした感じが無くなり、女性らしい軟らかなフェイスラインとなっています。

手術から3ヵ月が経過しました。術後の腫れや傷の赤みもすっかり落ち着いた状態です。

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術前の写真と比べると、頬骨が張っている人が与える4つの印象、①性格がキツイ、②老けて見える、③男性的、④顔が大きい、が改善されていることが分かります。

輪郭の手術は全身麻酔で行ないますが、ほとんどの場合その日のうちにお帰りになれます。頬骨に限らず、エラやアゴ先についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。