うれしい事がありましたぁ~! | 秘すればハナ、、、

うれしい事がありましたぁ~!

10日前に私と電話で会話中に突然倒れて10日間ずっと意識
不明だった仕事仲間の意識が戻ったという知らせを受けました!
ホント良かった!今日から8連休なのに、こんな気分では晴々と
年末年始は迎えられないなぁ、と思っていたので。ICUから病室
へも移ったということですので、面会できるかどうかはわかりませ
んが、明日早速見舞いに行ってこようと思います。

このことで思い出したんですが、明日といえば、24年前のウサギ
年(1987年)の12月30日、実は私が意識不明で病院へ運ばれた
日でした。

場所はノースカロライナのシャーロット。イーストランドモールの前
の大通りで夜の9時前ごろに車にひかれ46フィート飛ばされ、
全身骨折、意識不明で病院へ運ばれました。
秘すればハナ、、、
事故調書のよると真ん中のバスのマークのあたりで轢かれたこと
になっています。

「轢かれたことになっている」というのは事故にあった記憶が
無いからです。私の場合、意識は3日程度で戻ったのですが、
事故に遭うまでの1週間程度の記憶が完全に飛んでしまってい
ました。当然今でも思い出せん。

外傷性の記憶喪失で、事故では珍しいことではないといわれたが
当時の検査技術で脳に異常は発見されませんでした。
事故に遭った記憶が無いので、ICUで目覚めたときなぜ自分が
そこにいるのかまったく理解できない状態でした。
秘すればハナ、、、
これが運ばれた病院、CarolinaMedicalCenter ですが、24年前
運ばれた時はまだCharlotteMemorialHospitalという名前でした。
シャーロット自体ノースカロライナ州で一番大きな町であるだけで
なく南部でも有数の大都市であり、そこのご覧の通りの大病院に
搬送されたことが不幸中の幸いだったようです。ヘリで緊急患者が
運ばれてくるような病院で、当時のアメリカ、いや世界の最先端の
緊急治療を受けられたはずです。実際、日本の病院へ転院した際、
日本だったら絶対助からなかった、と言われた。

骨折部位は左肩、肋骨のほとんど、骨盤、右下腿で、一番ひどい
骨折は右下腿で複雑の上をいく粉砕骨折だった。ビーズのように
粉々な状態の骨を集めて、中心に金属の棒を3本通し、ビーズを
繋ぐように骨を固定するような治療だった。

一年はベットの上で過ごしたが、持ち前の強運で驚異的に回復した。
1年後には、休学していた大学を卒業して就職、就職した翌年には
ドイツへ転勤、ドイツ駐在員時代にはクリスマス休暇を利用して、
事故に遭ってから3年、同じ12月30日に大西洋を越えて再びこの町
を訪れることができた。再会した現地の友人たちは、3年前は口には
出さなかったが、命は助かっても絶対歩けなくなると思っていた、と
打ち明けてくれ、自分の足で歩いている私を見て奇跡的だと喜んで
くれた。

いまではスキーはちょっと無理だが、その他のスポーツならなんでも
人並みにこなせるぐらいである。

いまのグーグルマップって写真を拡大していくと、自動的に斜め
からの立体画像になるんですね。
< 6都府県、海外3カ国、計19回。ふぅ~ぅ、、、