【転載開始】

大手企業30社が利益のうち賃上げなどに回さず社内にため込んだ「内部留保」の総額は
2013年3月末(一部5月末)までの1年間で約6兆円(8・2%)増え、
総額77兆6435億円に上ったことが25日、共同通信の調べで分かった。

 年平均2~4%程度だった12年3月末までの3年間に比べて突出した伸び。
特に大手銀行の増加率は軒並み2桁増と急拡大した。

 内部留保は企業が稼いだ利益のうち賃上げや設備投資などに回さず
内部に蓄積した現預金などで、決算では「利益剰余金」として計上される。
7月上旬までに有価証券報告書を提出した大手30社を調査した。

 それによると、トップはトヨタ自動車で、12年3月末比6・5%増の12兆6892億円。
2位は三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)で11・9%増の6兆2679億円。
大手銀行は、三井住友FGが30・6%、みずほFGが29・2%と大幅増となった。

 政府は、賃上げを政労使が協議する場を設ける方針。
経団連の米倉弘昌会長は「賃上げは労使間で決めるもの」と、
否定的な考えだが、景気回復を実感するには賃上げが欠かせない。

【転載終了】

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アベノミクスは賃上げが絶対必要条件なのですが、
上記の内部留保の状況を見ると、財界は賃上げなど全くする気はないようだ。

第三の矢は、「投資減税」のようだが、現在は行き過ぎた人員削減で、
設備過剰の状態のような気がする。

我が社でも、超繁忙になり、人員が足りず、移動させた人を戻したり、
多台持ちをしたり、この猛暑でかなりきつい状況です。

私もスポットで夜勤をしたり、老体にはかなりしんどいです・・・

アベノミクスについては、続報を明日にまた!