今日は土曜だが仕事だったため、6時に起きた。起床してNHKをつけたら熊本でM7.3の地震が起きたという報道で驚いた。


おとといの地震が前震だったということで、今朝の地震が本震だということらしい。かなり広範囲に被害が及んでいて、被災地が心配だ。


それに、阿蘇山も噴火したというし、このまま南海、東南海地震が誘発されないか不安になる。


こうした緊急時に備え、早く憲法に緊急事態条項を設けて欲しい。自衛隊や警察、消防も増強すべきだし、一般市民にも当事者意識を持たせるために、国民保護・民間防衛の講義を義務付けるべきかと思う。


公共事業も、オリンピックなんかより、国土強靭化に費やすべきだ。


だが、一つ覚悟しておかねばならないのは、人間がいくら総力を費やしても、自然には絶対に適わないということだ。


技術が自然の力に勝り、制御できるようになる時代は絶対に来ないと断言できる。もし、そんなことを本気で出来ると思う者がいるなら、それは左翼だ。


人間は自然を構成する一部にすぎないし、この自然を作り出した神々を超えることなどできないのだ。

東日本大震災の直後、天皇陛下が被災地を訪問し、海に一礼して自然への畏怖の念を捧げられたように。


こんな状況で、川内原発の運転を続けているのはありえない。運転を続ける理由は「揺れが基準値以下だから」だそうだ。


技術と人知へのうぬぼれと驕りが根底にはある。


自然への畏怖を忘れた人類には、やがて大きな天罰が下るであろう。