東電支援の枠組みが決まったあとで、枝野官房長官は、こんな発言を……
東電に対する銀行の『貸して責任』についての言及です。
記者からの『(銀行の債権放棄が)なされない場合、公的資金の注入が行われない可能性があるか?』との質問に……
枝野官房長官は『私はそう思っている』と明言です。
当然のことながら、銀行の『貸し手責任』の追求に、株価は敏感に反応。銀行株などの株価が値下がりです。
これまた『唐突』すぎる発言に銀行側も困惑の状況。
この分では、『株主責任』や東電の社債の問題も、出てくるのは時間の問題でしょう。
なんで、東電支援の枠組みを作るときに、まとめて検討しておかなかったのでしょう?
これなら、いっそのこと、会社更生法を適用して、東電国有化が一番簡単だったような気もしますが……