最低賃金のカリフォルニア公務員 | パイプと煙と愚痴と

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昔、『夢のカリフォルニア』なんて歌があったような気がするが、変われば変わるもんですねぇ。

財政危機に業を煮やした、シュワ知事が得意の『力技』で、州職員給与を最低賃金の時給640円、しかも全州職員一律ですから大したもんです。

記事によれば、カリフォルニアの財政規模は国に換算すると世界8位に相当するとか。

財政赤字は、『たった』1兆6千7百億円です。

大阪府の府債残高は、実に4兆円強ですが、給与カットの『カの字』も出ませんよ。

カリフォルニアも、財政破綻の可能性は全くないが、財政均衡の規定があるので、野放図な赤字拡大を許されないとの判断になったようです。

しかし、議会が民主、共和両党ともに赤字削減も増税にも動かないので、知事の強権出動となったようです。

ギリシャの財政危機以降、財政健全化が世界の潮流になったのは確かです。

さて、先進国からも特別扱いで見捨てられた日本の財政健全化ですが、こちらも緊縮財政も増税も身動きできない状況。

グローバル化した経済では、いつまでも許して貰えるわけはありませんよね!