高専で生きると決めて早一年 | 猫好きの猫好きによる誰のためでもないどやー

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最近外国人の美少女にもはまってますキラメキラリ。


この記事はBlogRelay for Kosen Examinee の参加記事、10日目です。

昨日の記事はやぎにいさんに代わりましてなっちゃん さんでした。



☆自己紹介


はじめまして。ゆらくと申します。一応、女です。

昨年より山口県の徳山高等専門学校の情報電子工学科に入学しました。

まだ入学してから一年経っていない段階にございますが、高専での一年間というものがどういうものかは分かってきたのではないかと思っています。


☆入試について


私は推薦入試の枠に入ろうと思えば入れたにも関わらず、一般入試で受験に臨みました。

というのも、私が高専を第一希望に決めたのは中学三年生の12月23日。最後の三者面談前日でした。世間では鈴がりんりん鳴り始めている頃でした。なんとも恨めしく。


部屋の中でおいしい進路を考えて、某進学校でなく高専にしようと決心し、親にはもちろん驚かれました。

でも、反対はされませんでした。それが高専クオリティーなのかとも今では思います。大人に聞くと高専はエリート。しかも就職難の今ではむしろ親に勧められ入る学生も多くいます。


さて、このぐらいの時期になりますと、もう受験対策もできているのではないでしょうか。

過去問はちゃんとやっていますか?


ずばり言いますと、高専の入試問題…難しいです

花文字というのをご存知ですか? 例えばTの花文字なら、


        TTTTTTTT

           T

           T

           T 

           T


こういうやつ。分かりますかね…?

いきなり花文字がどうのこうのって聞かれたんですよ。

理科で。私花文字って何って思いましたよ。


まあ当然ながら、理科が苦手な上に脳内低スペックな私は


ハイ?(・_・ 三・_・)


という状況に陥りまして、まあ難しすぎてやりごたえはほぼ皆無。

数学も国語も、英語は時間が足りないし、でおろおろあわあわしてました。

これは皆そうでした、恐るべし高専。


公立の入試とはやはり違うと思います。みなさん過去問しましょう過去問。

とりあえず過去問やるだけで慣れるくらいならできるから!!


高専の入試は早めに終わるので、受かってしまえば残りの中学生活をまったり楽しめますよ。



☆高専生活


高専に入ったところで、私のいる高専ではまず新入生テスト。そして、一年生全員での二泊三日の研修がありました。

テストはボロボロでしたが、研修はとても有意義なものになったと思います。仲間との交友を深めるチャンスですよ。自由時間となった夜、男子はワイワイと騒ぎ、女子は少ないのでもう皆メールアドレス交換しておしゃべり…。

行事は各高専によってさまざまだと思いますが、その行事でたくさんの人と交友を深められます。


有名どころとしては、ロボコン、プロコン、デザコン…

興味があれば是非、見学からでもいかがでしょうか。自分で何かを作っていくのは楽しいし、これらの行事を通して関わる人々や協力することによって達成感も大きいはずです!

とにかく自分がやってみたい!と思ったことをどんどんやっていくと、より楽しい高専生活ができるのではないかと思います(^O^)


そして、女子学生の私としては、女子増えろー!という意気込みを込めて言わせていただきます。


高専男子は女子に優しい紳士ばかりです!!

女子も少ないからすぐ仲良く、親密になれる!!


そして男女ともに言えるのが、最初こそ人見知りは多いですが基本的にみんなフレンドリーです!

先生もフレンドリー。誰とでも仲良くなれちゃいます。


皆さんは高専生に対して、どのようなイメージを持っていますか?

最もよく言われるのが、ヲタク…このように思います。


正直私はこの噂を聞いてさえ高専生活にわくわくしていたのですが、人間だもの個性はさまざまです。

ヲタクとは程遠いスポーツ系もいるし、そりゃヲタクもいるし、私が一番驚いた人はいつでも敬語のきりっとした少年。


そう、個性は様々ですが、皆個性が強いんです

まとめて言えば変人が多いのかもしれませんが、これも高専の自由な校風からだと思います。

自然にのびのびと自分を曝け出すことのできる場所になりうるのではないでしょうか?



☆最後に


私の高専生活はまだ一年目で、知っていることは少ないと思いますが、ただ一言にまとめるとすれば。


やることやってりゃすごく楽しいです。


やることって? そりゃあ勉強、留年しない、単位を落とさない程度にしっかりすることをお勧めします。

高専に入学したらいろんな部活を見て回って、先輩とも仲良くなりましょう。

勉強を教えてもらったり、過去問をもらったり、一緒に遊んだり。先輩は様々な面で頼りになります。


高専に魅力を感じる面はやはり、就職、短大卒の資格、などあると思います。

ただ、覚悟は必要です。

親にも担任の教師にも、何度も確認されました。


お前は工業の道で生きていけるのか?


悩みました。今でも私の周りには、それを不安に思っている人がいます。

でも、その覚悟は絶対に必要だと思いました。


「私は高専を留年してもどうせ別の道に進むから」

なんていう逃げ道がなくても、しっかり勉強についていける自信があるならそれもいいかもしれません。

しかし、高専の勉強はやはり難しいですよ。




それでは、新一年生が笑顔で入学式を迎え、次第にいきいきと変人になっていくのを楽しい高専生活をエンジョイできることを心からお祈り申し上げます。


明日はあらや さんです。楽しみにしてます!