2017年

ニューヨーク

ボスが、


「アメリカはおかしい、俺が20代後半で来たNYは創造とエネルギーに溢れていた。2007年の時もこんなんじゃなかった」



あなたが20代後半で来たNYって、1969年、

アメリカの大統領が

ケネディー、

ジョンソン、

ニクソンになり、

円が360円で、

アメリカが天国の一歩前の

憧れの国だった頃じゃない。


2009年にラスベガスに来た時、

「アメリカがおかしい。ラス・ベガスと言うメガリゾートで人が少ないのだ。ショービジネスの帝王ラス・ベガス、カジノのラス・ベガスと言う感じが薄い。また、アメリカ人に活気がない。世界最大の消費国アメリカがこんな状態なら世界はどうなってしまうのか」と思った。



しかし、アメリカがどうのこうのというより、

マテリアル文化自体が

終焉を迎えたのかもしれない。

世界で一番貧しい大統領のムヒカさんがスピーチしたように、

 

大きな家も

高級車もグルメもハーレムも

いらない。

そんなものを追いかけて

必死で働いて一生を終わりたくない

 本当に幸せになりたい。



ムヒカ大統領のスピーチより
現代に至っては、
人類が作ったこの大きな勢力を
コントロールしきれていません。
逆に、人類がこの消費社会に
コントロールされているのです。
私たちは発展するために
生まれてきているわけではありません。
幸せになるために
この地球にやってきたのです。
人生は短いし、
すぐ目の前を過ぎてしまいます。
命よりも高価なものは存在しません。


貧乏なひととは、
少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ

根本的な問題は
私たちが実行した社会モデルなのです。
そして、改めて見直さなければならないのは
私たちの生活スタイルだということ。