サマルカンドからアンディジャンへ | ひとりあるき

サマルカンドからアンディジャンへ

ウズベキスタンで行こうと思っていたのは ヒヴァ ブハラ サマルカンド の3ヶ所と空港のあるタシケント。

それだけではもったいないので砂漠でラクダに乗ったりゲルのような移動式住宅のユルタに泊まれるツアーに参加しようと思って

ブハラで何軒かのツアー会社に聞いてみたのですが高い! 交通費が$70 宿泊などで$35 何人か集まれば交通費が割れるので

ツアーをシェアしてくれる人がいないか2日間待っていたのですが誰も現れず結局そのプランは断念しました。


しかしこんな事もあろうかとウズベキスタンのビザはダブルにしていたし、キルギスはビザなしで入国できるので

 「せっかくここまで来たんだからキルギスにも行ってみよう!」 という事にしました。



サマルカンドから直でキルギスには行けないのでまずはタシケントを目指します。 シェアタクシー乗り場まで行くバスを待っていたらバスが全然来ず、

タクシーに声をかけられ乗っちゃったのですがそのタクシーがこれからタシケントまで行くというのでそのまんま乗っていく事に。 タクシー乗り場で

シェア客を集めるのに10分ほど待ってタシケントへ出発。




途中でガススタンドに寄ったのですがこっちではガスを入れている間は人が乗っていてはいけないみたいでみんなで車を降りて待ちます。

ちなみにウズベキスタンの車はガソリンではなくメタンガス。 この辺は地下資源が豊富なのでメタンが安いんでしょうね。




タシケントのタクシーターミナルは方面によって場所が違いアンディジャンへのターミナルは街の反対側でタクシーでも30分ぐらいかかるので結構面倒

なんです。 運ちゃんにはタシケントからキルギス国境付近のアンディジャンへ行くと話していたのですが、昼過ぎにタシケントの街に入ると横を

走っていた顔見知りのタクシーを止めてなにやら話し始めました。 すると「彼はアンディジャンまで行くシェアタクシーだからこっちに乗り換えなさい」と

いちいちターミナルの移動をしなくて済むように手配してくれました。 通常外国でこんな事があると仲間同士で利益を分け合うためにやってんじゃない

のかと疑いがちですが、ウズベキスタンでは本当に親切でやってくれているのがその空気感で分かるので超ありがたいです。


タクシーを乗り換え、タシケントのターミナルで客待ちのため待っている間に昼飯をすませてすぐにアンディジャンへ出発です。

ここからの景色は今までの砂漠っぽいものと違い、雪が残る山並みが見えるような景色に変わりました。 空気も心なしか綺麗になった気がしますw




何時間か走ると検問所のような所があり、ウズベキスタン人でもパスポートを見せて通ります。 外国人である僕はその脇にある事務所で

パスポートチェックを受けなければならず、まるで出国するような雰囲気でした。 マレーシアでもありましたが、たま~にこういう事あるんですよね。




カムチック峠という標高が高いエリアを抜けるのでかなり肌寒くなってきました。









コーカンド近くになると道路脇で野菜や果物、ナンなどを売っている人が目立ちます。 街中の市場なんかで買うよりもさらにまた安いのか

運転手も同行の親子もきゅうりやらナンやら結構買い込んでましたw

お裾分けでもらったきゅうりをポリポリかじりながら目的地のアンディジャンへ向かいます。






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