十和田奥入瀬芸術祭(宮永愛子、志村信裕)

１１月２４日まで開催されている十和田奥入瀬芸術祭。連休にお邪魔しました。
天気に恵まれ、十和田七戸駅から乗り合いバスで向かうところから
既に私の芸術祭鑑賞は始まりました。
車窓の景色も、ローカルバスのアナウンスもすべて芸術祭の一部です。

十和田市現代美術館のシンボル、フラワーホース。




日産アートアワード2013でグランプリを受賞した宮永愛子さんの作品。
　
ぼんやりしてると、ピシッとか、カーンとか、貫入（ヒビ割れ）が入る音が突然響く。
いつも聴けるわけではないらしいのだけど、開館したてで温度差が大きくなったせいかも。
現代美術を見る時はってことでつくづく思うけど、「待つ」ことが大事。ふだんの時間感覚を横に置くこと。
鑑賞するからには、私は相手（作家）の時間に合わせるべきなのだ。



　

志村信裕さんの作品。国の重要文化財である旧笠石家住宅に設置されている。



10万本のマチ針のスクリーンに映し出される木洩れ日。

　

奥入瀬渓流ホテルのアートキューブにも作品。

　


（つづく）

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