730日。

これを長いと感じるか、短いと感じるのか。
この期間、僕らは何を考え、何を学んでこれただろう。

未だにあの瞬間のまま時間が止まってしまっている『現実』がある。
復興を実感できず、心の中に恐怖を抱えたままでいる被災者の方々が多くいらっしゃるだろう。
メディアからしか情報を得ることができないとしても、2011年3月11日午後2時46分に起こった悪夢はきれい事では片付けられない『現実』を残したままである。

この『現実』に対して、僕らは何ができるだろう。

いや、僕らが実際にできることなんか本当はほとんどないのかもしれない。

それぞれの分野のプロフェッショナルが必死になって取り組んでくれている。

福島では原発問題から今尚、毎日400tもの汚水が処理できずに増え続けているという。

そんな危険な状況をなんとかしようと必死になってくれている。

じゃあ僕らはどうする。

確かにできることは限られてしまっているかもしれない。
けれど、その『現実』に対して、日本中がひとつになろうとしていたあの気持ちをそれぞれが忘れずにい続けることはできるはず。

あの日の夜がとても寒かったことを覚えている。暗闇の中、寒さと恐怖に震えながらも、日本中がひとつになろうとしていた。

あの日の夜の気持ちに帰ろう。

未来は僕らが創り出していくもの。

これから先も手を取り合って未来を創り出していこう。

僕らは音楽のプロフェッショナル。

微力ではあると思う。
それでも、少しでも多くの人の心に届くような音楽を創っていきたい。それが一つになる力の助けになってくれればと願っている。

僕らAはこれからもたくさんの笑顔の宝を見つける冒険を続けていく。

その一歩がまた新しい物語を創っていくから。

今日も世界中に笑顔が溢れますように。

A
Nimo





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