「ネバーランド」観てきました。

バリ(ジョニー・デップ)はまだ子供心を持っているけれど、それ故に大人になり切れておらず決して完璧な人間ではない。ただ、だからこそ子供たちと同じ目線で触れ合うことが出来たとも考えられる。

他の作品だったらわざとらしく感じられるような演出でさえ、この作品のテーマを表すには必要な演出であって、わざとらしさだったり大袈裟だったりする部分においてそれらを感じることはほとんど無かった。

ピーター(フレディ・ハイモア)はもちろんのこと、長男のジョージ(ニック・ラウド)がいい味出してた。当然の事ながらジョニー・デップの演技も良かったけれど、果たしてアカデミー賞に相応しいかどうかはさておき、この作品自体がじわじわと深い感動を与えてくれる佳作だと思います。

今、人に薦めるならこの作品ですね。