小さな戦士は、少しずつ前進しております! | チームDCM ~拡張型心筋症に挑む~

チームDCM ~拡張型心筋症に挑む~

ある日突然、拡張型心筋症になってしまった妻と息子と娘…。全国のブロ友と共に手を取り合い、知恵を出し合い、拡張型心筋症と闘う!

息子は、足、脚が全く動きませず、大きな失意にうちひしがれておりました。しかし、最近は少しずつそれを受け入れ、前向きに痛みと闘いながらリハビリをするようになってきております。

また、学校の先生や友達からいただいた、温かい心のこもったメッセージ集を読み、「みんなに会いたい!早く学校へ行きたい!」と言っております。これまで何回も何回も書いてくださり、届けてくださる皆様には、親として、感謝の言葉も見つかりません。

そして先日は、何ヵ月振りかに、なんと車椅子で売店へ行きました!人工心臓のバッテリーは30分しかもたないため、ほんの僅かの間でしたが、息子は並んだ品物を、物珍しそうに、じっと見つめておりました。冷蔵庫のような機械と、そこから出ております5mのチューブに繋がれ、血液が見える大きなポンプを覆い隠し、形だけ靴を履かせた弱々しい息子を見ておりますと、喜ばしい筈の売店ツアーも、涙をこらえるのが精一杯の私たちでした。

また、売店では、10月以来会っておりませんでした妹とも再会し、家族4人で話すことができました。(私は涙が止まらなくなり、一言も話せませんでした。)

更に、6月からずっと胸に貼ってありました心電図の端子が取れ、12月からずっと入っておりました、点滴や尿を抜くチューブ等も外れ、息子も「VAD以外、なんにもない!」と喜んでおります。(そのVADが一番大変なものなのですが…。)

まだまだ肝臓が悪い為、目や体が黄色く、移植の登録リストにも載せてもらえませんが、小さな戦士は「早くICUを出る!」と、日々闘い、少しずつ、少しずつ前進しております!