今読んでいるのは、

『秋元康の仕事学(NHK出版)』

という本。

いつもはBOOKOFFの105円コーナーでしか買わないのですが、この本は珍しく昨年の秋に新刊で購入しました。

でも、買っただけで満足してしまって、読み始めたのはつい最近・・・・



この本は、日本のトップリーダーたちが仕事上のノウハウと仕事哲学を語っていく

NHK教育テレビの「仕事学のすすめ」

という番組より、そのエッセンスを文章として書き起こしたものです。


秋元さんのことは好き嫌いが激しく分かれると思いますが、

書店で手にとった時に「買おう』と思ったぐらいですから、いろいろと面白く読んでいます。



その中でちょっと『問題視』している箇所があります。

全体の流れとしては、

「何かを始めようとする時は、人の目を気にするな」

との文脈で書かれた文章です。



秋元康の仕事学(NHK出版)P117~118より抜粋


あるいは男性が、「おれ、エアロビ習おうかな」と、ふと思ったときに、

でもレオタードを着ることが恥ずかしいと思うかもしれません。

はじめのうちは、見た人は「プッ」と笑うかもしれないけれども、

何回か通っていると、ずっと見ている人なんて誰もいなくなるんですよ。

多くの人は、そのはじめの部分だけを気にして、

やりたいと思うことを断念してしまうんです。

↑ここまで↑



秋元さんは、仕事柄いろいろな情報やトレンドに接していると思います。

でも、この文章から分かるとことは、

『エアロビクス』に関してお持ちの情報は、『第一次エアロビクスブーム』の時の情報であって、

20年以上前の情報から全くアップデートされていないようです。

要は、

『エアロビクスは来ない』

ということなんでしょうね。


『エアロビクスは来ない』と思っているのは仕方がないことですが、

影響力がある人ですから、間違った情報を大々的に流布されてしまうのは困ります。



数パーセント程度の視聴率の番組で語ったことだと思いますが、

それでもテレビを見ていた数百万人の視聴者の方に対しては、

『エアロビは、レオタードでやっているもの』

という認識を植えつけてしまったことでしょう。



これは『罪が大きい』です。


罰として、『第二次エアロビクスブーム』を演出して下さい。


よろしくお願いいたします。