a-corinneの天然石アクセサリー・ジュエリーは、基本的に選び抜いた天然石に、既製のパーツ(チェーン、ピアスフックなど)やワイヤーを使ってお仕立てしています。
彫金ができれば、天然石に合わせてパーツを作ることもできるので、デザインの幅が無限に広がるのですが、費用・時間・場所の関係で今は手を出せずにいます。
その代わり日々アンテナを張って天然石に合わせるパーツを探しています。
その甲斐あってチャームに使えるK10のオーバルカンや痛くない特許イヤリング金具の着せ替え用プレーンタイプを特注するルートができました。
前置きが長くなりました…
ここで今回の本題、
「小さな夢が叶った」お話です。
それは線径0.3mmのK10イエローゴールドの丸ピン。
それが手に入るようになったのです。
かなり業者さんに無理を言って、粘り強い交渉の末、特注できるようになりました
いつもお世話になっているパーツ屋さんには0.35mmの丸ピンの取り扱いがあり、いつもはそれを使っています。
でも、ナチュラルダイヤモンドのような小さな天然石ビーズは、この0.35mmの丸ピンが通りません。
また、普段使っている華奢なチェーンにも通せないので、どうしてもワイヤーの先を丸めたものを丸ピン代わりに使わざるをえませんでした。
でも、0.3mmの丸ピンだと通るのです!
たった0.05mmの違いです。でもこの差で私のデザインの幅が大きく広げられると期待しています。
そして、コストは0.35mmのものよりかなり抑えられます
誤解しないで頂きたいのですが、ワイヤーの先を丸めたものが悪いわけではないんです!
ワイヤーの先を丸めたものはコストも抑えられますし、デザインの一部として優れたニュアンスを出してくれます。
実際、私が尊敬している大好きな天然石アクセサリー作家さんたちは皆さんワイヤーの先を丸めたものを使われています。それがまた素敵で…✨いつも見惚れてしまいます。
自分がデザインしたものには丸ピンを使った方が映える気がして…。
・丸ピン K10 0.3mm
・丸ピン K10 0.35mm
・丸ピン 14kgf ゴールドフィルド+24金コーティング
・ワイヤーの先を丸めたもの
こうしてみると違いがわかりやすいですね。
これからうまく使い分けていきたいです。
なくても何とかなる。
でもずっと欲しくて、心の片隅で手に入るよう祈り続けていたこの丸ピン。
これが届いた日は本当に嬉しいかったなぁ…
ささやかな願いでしたが、叶えられた時の喜びは大きく、しばらくお顔の筋肉が緩みっぱなしでした(笑)