来年のドラえもん映画のタイトルとティザービジュアルが公開されました。以前よりモフモフなコートを着ているドラえもんが一面氷の大地に立っている姿は公開されていましたが、次の映画の舞台は”南極”でタイトルは「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」。リブート後のわさドラはリメイク映画とオリジナル映画を交互に公開するのでこれはオリジナル作品となります。

まずティザービジュアルが凄く良いんですよ。

 

 

最近の日本の映画ポスターは説明過多で本当にクソダセえデザインでむしろ映画の魅力を削いでいるものが多いのですが、それをデザインした奴らに見習わせたい素晴らしい作品です。

 

考えてみればドラえもん映画に於いて南極はありそうで無かったモチーフです。というのも、ドラえもん映画はほとんど夏休み中の話なので、北半球が夏の間は南極のある南半球は冬、つまり長い夜が続く「極夜」なので絵的に地味になってしまうという問題があります。というか北半球の国にとって身近な常に寒いところと言えばだいたい北極なので、なんだかんだ南極より北極に行ってしまうのでしょう。「鉄人兵団」も北極からスタートだったし。

 

で、本日のアニメ放送の後に予告編が公開されたのですが…

 

南極の地下で謎の遺跡を発見する人達

 

土の中から謎のリングを見付けたのび太。ほっかむり状態なのがかわいい!

 

変な占い師みたいな格好をしたドラミちゃん

 

謎の遺跡の文字(?)を見るドラえもんとのび太

 

本作のゲストキャラ?

 

ドラえもんピンチ!

 

氷漬けになったドラえもん。これはドラえもんが壊れる鬱展開か?!

 

 

…ってこれ、ぶっちゃけ「ドラえもん のび太の南極狂気山脈大冒険」じゃね?子供向けの映画で「狂気」という言葉を使うのが憚られたから「カチコチ」にしただけじゃね?

 

 

 

 

南極を訪れたドラ一行が謎の古代遺跡を発見し、自然界に存在しない謎の生き物とてんやわんやになるってもう完全にラヴクラフトの「狂気の山脈にて」が元ネタでしょう。敢えてストーリー展開について一切説明するようなナレーションやセリフもなく、謎めいていたりダイナミックなシーンだけ繋げ、やたらとシリアスで壮大なBGMが鳴り響く…これまでのドラえもん映画のトレーラー動画にはなかったタイプの編集なのも気になります。もう期待が止まりません。これほどまでに続報が知りたいと思ったドラえもん映画は初めてです。さてはその古代遺跡の名前は「ルルイエ」だな!でもドラえもんはロボットだから壊れかける目に遭っても気が狂わないとかいうオチだろ!マジで”ドラえもん版『狂気の山脈にて』”であってくれ!

 

ちなみにこれは個人的な感想ですが、大長編ドラえもんの中で現時点で一番ラヴクラフト臭がするのは「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」だと思います。

 

 

 

太古の昔に海底に沈んだ古代都市間の冷戦と核の脅威に巻き込まれるシリアスさ、放射能で人間が死に絶えロボットとスーパーコンピューターだけが動くアトランティスの不気味さ、そして海底の暗さなんかが雰囲気的に”クトゥルフ風味のドラえもん”のような気がします。ただ深きものどもはロボット、旧支配者はスーパーコンピューターというところはやっぱりドラえもんってどこまで行っても「SF作品」なんだなと思いますが。ということで、「海底鬼岩城」を読みながら人間椅子の「水没都市」を聴くと重さと壮大さが良い感じにマッチしてとてもハマります。オススメ!

 

 

黄金の夜明け黄金の夜明け
2,571円
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↑「水没都市」は「黄金の夜明け」に収録。あと「狂気山脈」も入ってます。

 

 

 

 

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既にハンドメイド系の別ブログで告知したのですが、8月中の毎土日、地元のテーマパーク「秋田ふるさと村」のお化け屋敷エリアで特殊メイク体験コーナーを出展させて頂きます。詳細はそちらのブログを見て頂きたいのですが、そのお化け屋敷と同じ会場で気になる催しが行われているのを発見。

 

以下秋田ふるさと村の公式サイトより抜粋↓

 

日時 7月16日(土)~8月28日(日) 10:00~16:30(最終入場)

※土日祝および8/12(金)、15(月)、16(火)は9:30~のスタート

※8/11(木・祝)~16(火)は17:30最終入場

場所:ドーム劇場 /13歳以上限定 400円

イベントJAPAN2016で大好評を博したGearVRで体感する「恐竜戯画」が東北初登場!
ゴーグルをつけると、驚きの360°の恐竜時代に没入!
ジェットコースターのような感覚で、恐竜の群れの中をリアルに駆け巡る!
思わず体も反応する、究極のバーチャルシアターを体感できます。

 

…とのこと。

VRイベントなんて噂すら全く聞けない秋田県で、それも県南でサムスンGearVR向けコンテンツを体験できるなんて貴重な機会です。果たして秋田県南の人々がVRコンテンツに400円を払うのか全く未知数ですが、これはちょっと体験してvsmediaにレポート記事を書いてみたいものです。秋田ふるさと村の閉館時間が17:00なので、16:30が最終入場だとすると体験時間は5〜10分くらい?特殊メイクコーナーの忙しさにもよりますが、ギリギリ入場できそうな感じではあります。

 

ということで、VRに興味のある秋田県民は宜しければどうぞ。GearVRはスマートフォンを使用するモバイルタイプの(一応)簡易VRゴーグルですが、モバイルタイプの中では最上位機種で結構リッチなVR体験ができます。

 

 

 

 

 

 

ひとりぼっち惑星

テーマ:

間が開いてしまいましたが、「ひと」三部作シリーズのラスト「ひとりぼっち惑星」のプレイレポートです。

 

過去記事:
ひとほろぼし
ひとたがやし

 

ちなみに少し前、この「ひとりぼっち惑星」がTwitterとFacebookで話題となり、それに従い前作「ひとほろぼし」「ひとたがやし」のダウンロード数も伸び一時は三部作全てがダウンロードランキング上位にランクインするまでになりました。

 

「ひと が もう いない ほし

ひとりぼっち の いきもの が

そら から の こえ を さがすため

こわれた きかい の ぶひん を あつめ

あんてな を おおきく しています」

 

…という説明からスタートする本作の舞台は「ジンコウチノウ」同士が延々とお互いを破壊をし合う戦争が続いている惑星(地球)。ここにはもはや人間は存在せず、何かの「いきもの」が宇宙からこえ”を受信するためにそこら辺に散らばっている部品を回収してアンテナを作っていくという放置ゲームになっています。

 

スタート画面の「はじめる」をタップすると、まずこのような画面が登場します。部品を回収してそれを「あんてな」と「じゅしん」に補充すると”こえ”の受信作業に入るという流れです。まず最初は「あんてな」側に部品60個が必要なのですが…

 

こちらが部品回収画面となる「ジンコウチノウ」同士の戦場。人間のいない地球上でジンコウチノウだけが目的もなく戦争を続けているという不毛極まりない地獄絵図です。ンコウチノウには頭上にHPゲージが表示されており、それがなくなるとバラバラの部品となって地面に散らばるのでスワイプで回収しましょう。この戦いにはプレイヤーは一切関与できず、ただ壊れては無限に湧き出るジンコウチノウを眺めることしかできません。

 

画面真ん中にあるアンテナの「電波アイコン」をタップすると、超巨大ジンコウチノウが現れ景気良く他のジンコウチノウを破壊してくれます。一瞬で破壊しつくすので効率よく部品集めができる所謂「フィーバー状態」に突入するんですが、この巨大ジンコウチノウにもHPが設定されており、一定時間で壊れていなくなってしまいます。

 

こんな感じで集めた部品を「あんてな」に補充し…

 

続いて「じゅしん」にも補充することでこえの受信が始まります。

 

なお、集めた部品を消費して戦いに参加するジンコウチノウの種類を増やしたり、巨大ジンコウチノウの滞在時間を延ばすことができます。効率良く部品を集めてこえを読み、背景となるストーリーを知りたいという人は、まずこえの受信を進める前にこちらのアップグレードを済ませておいた方がいいでしょう。

 

そうしてしばらく待つと…

 

一つ目のこえが受信できました。

 

 

“こえ”を受信していくと、以前地球には人間が住んでいたようですが、前作「ひとほろぼし」「ひとたがやし」に登場した「せいたいへいき」の暴走のせいで生存が脅かされ、それに対抗するため「じんこうちのう」を作ったらさらに手のつけられない戦いとなり、遂に人間は巨大な宇宙船に乗って地球を脱出したようです。しかしそれらの宇宙船の辿った運命もまちまちで、地球を捨てた後人間達がどのような運命を辿ったかが徐々に明らかになっていきます。

 

段階的いアップグレードを進めていくとジンコウチノウの種類が増えて戦いの激しさが増し…

 

見た目的にも派手になり部品がザクザクと集まるようになるのが見ていて楽しいです。ここら辺のパートはクッキークリッカー的でもあります。

 

よく見ると各ジンコウチノウは細かいアイコンを組み合わせたデザインで、本当にバラバラになって地面に散らばっているんですよね。

 

 

2つ目のこえが届きました。

 

人間達は、宇宙船で死んだ人もおり、無事に他の居住可能な星に移住できた人もおり運命は様々ですが、いずれもどこか釈然としない印象を残します。そして全てのこえを聞き(読み)終えると、今度は、自分のこえを送信したり、他のプレイヤーから送信されたこえを受信することができるようになります。それはTwitterのようにユーザー名や投稿時間などが分からないようになっているので、その自由度から本当に多種多様なこえが発信されています。これらユーザーのこえの送受信でも集めた部品が必要になってくるので、引き続きクッキークリッカー的パートはプレイし続けなければなりません。

 

この三部作は、一応ゲームという体裁を採っていますが、開発者が考案した世界観を表現する「作品」であり、さらに最終作「ひとりぼっち惑星」はプレイヤー個々のメッセージやストーリーを発信する表現の場でもあるという非常に多くの要素を持ったタイトルです。インタラクティブアートと言ってもよいでしょう。私としてはデジタルコンテンツエキスポあたりに出展してもいい作品だと思います。前2作と同様この「ひとりぼっち惑星」もダウンロードは無料です。

 

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