ITとゲームとメタル

タイトルが長過ぎると散々言われたので短くしました。


テーマ:
顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか/ダイヤモンド社
¥1,728
Amazon.co.jp
米ラスベガスに拠点を置く靴の通販サイト「Zappos.com」(ザッポス)の創業者・CEOのトニー・シェイ氏の本です。

ザッポス
こんなサイト


ザッポスは日本法人がないためか日本ではあまり知られていませんが、アメリカではムチャクチャ人気のアパレル系通販サイトで、1999年の創業から10年で年商1000億円を突破し、アメリカの靴EC市場に於いて約3分の1のシェアを獲得するほど成長しました。そして2009年にAmazonに約830億円で買収されますが、当時のアメリカでの報道のされ方は「Amazonが唯一恐れた会社」「ザッポスの勝利」といったもので、一説には顧客サービスを重んじるザッポスから学ぶためにAmazonが買収したとも言われています。

本書はトニー・シェイ氏の生い立ちや経歴から始まり、ザッポスの創業当時のこと、経営方針、社内文化、社員のコメント及びブログの抜粋などで構成されています。とは言えガチガチにお硬いビジネス本ではなく、むしろかなりラフな編集なので分厚い本なわりにはサクサク読み進められます。ちなみに翻訳者の後書きによれば、原書はもっと砕けた書きっぷりとのこと。

ザッポスのどこが凄いのか?既に日本のIT系・ビジネス系メディアでもたくさん報じられていますが、一番評判となっているのは「ネット通販会社なのに社内に電話オペレーションの部門がありどんな変な電話にもちゃんと対応する」ということです。普通なら電話での顧客対応なんて外部にアウトソーシングするものです。それこそアメリカの企業だったらインドなど人件費の安い海外の会社にアウトソーシングすることも珍しくありません。ところがザッポスはサイト内のどのページにも電話番号が記載され、自社でオペレーターを雇い、正式なスタッフが顧客からの電話をいちいち受け、商品とは関係ない会話にも丁寧に応対します。普通なら電話オペレーターなんてストレスのたまるクソな仕事のはずなのに、本書に差し込まれているスタッフのコラムは実に楽しそうです。

読んでみてふと気付いたのは、ザッポスはアメリカのスタートアップよりも日本企業に近いのではないか?ということです。社員皆が喜怒哀楽を共有しプライベートでも助け合うという社風は古い日本企業にありがちだった「家族的経営」に似ているし、独特の企業文化を持ち、社内で奇妙な催しをやるというのも実に日本的(社内運動会をやるみたいな)。そう言えば独自の企業文化を皆で共有するために「カルチャーブック」を作って配布するのはホンダの「ホンダ・ウェイ」そのもの。ただザッポスと日本企業との大きな違いは「中にも外にも上下関係が無い」ことです。シェイ氏は本書の中でスタッフを「家族」、取引先や顧客を「友達」と表現します。仕事に於いて、社内では年齢や勤続年数、役職でヒエラルキーができ、取引先とは対立的になりがちですが、ザッポスにはそのようなものがありません。家族や友達としているのはスタッフや取引先、顧客を自分と対等な人間であると認識しているからで、お互いがザッポスという会社を通じてWin-Winになれるような関係構築に注力しています。なお、同社の社是は『人を「ワオ!」と驚かせる』こと。本書及びザッポスからは日本企業こそ学ぶべきものが多いように感じられます。日本で知られていないのがつくづく勿体ない。
いいね!した人

テーマ:

ピグのハロウィン迷路ゲーム
ムチャクチャ難しくて3回挑戦してもクリアできませんでした。迷路で鍵をGETして扉を開け、早く通り抜けるというルールで、仕組みは夏の「ゲゲゲの鬼太郎」肝試し迷路と似ていますが、時間制限があり通せんぼする骸骨の姿が見えるというのが良いアクセントになっています。




まあクリアはできませんでしたが”参加”しただけでとりあえず消費アイテム(10回分)が貰えたので良しとします。


これらのカボチャジュースは部屋の外と中どちらにも置いてあるので誰でもご自由にお飲み下さい。

いいね!した人

テーマ:
「これはヤバイ」というスマホ向けバカゲーを見つけてディベロッパーの情報を探すと大概フィンランドに辿り着くということが最近多く、かの地のモバイル業界の人材の厚さを感じます。

「Stair Dismount」(直訳すると「階段を降りる」)は、人を高所から突き落として痛めつけて怪我の度合いでポイントを稼ぐというもはやゲームと言えるかどうかも不明な鬼畜落下シミュレーションです。




操作は非常に簡単、ステージを選択してキャラクターを押す場所を決めて、画面下部にあるボタンで押す強さを決めるだけです。赤いゲージが右いっぱいになった時にボタンをタップすると強い力で突き落とすことができます、後は勝手に転げ落ちて骨折してくれます。




わーもの凄い勢いで転げ落ちて骨折していくなあ(棒)。本作の無駄にクオリティの高いところは(無論褒め言葉)、オブジェクトの角などにぶつかった時の挙動と骨折の効果音がピッタリと合っており、今本当に折れた!というのがリアルに伝わってくることです。ちなみにスコアを世界中のプレイヤーと競うランキング機能もあるので、国・地域を超えてドSっぷりを競い合うこともできます。どこまでもブラックで鬼畜なタイトルだw


なお、人のオブジェクトには好きな画像を貼れるので、自分の顔にしたり、「普段友達のふりをしているけど本当は嫌いな奴」や「職場のムカつく上司」の顔を貼って散々いたぶることも可能です。




ステージは階段以外にも様々なバリエーションがあり、課金(だいたい100円)でさらに複雑でバリエーションに富んだステージをアンロックすることができます。でも無課金でも30種類以上のステージを試せるので退屈することはありません。


こちらは玩具の配送(?)のようなベルトコンベアーのステージです。この配送ラインの上に突き落とすと…


え……胴体が真っ二つに裂けた!?


そして上半身だけが地面に…下半身は配送ラインに乗ってどこかへ行ってしまいました。


スコア確定後に紙吹雪が飛ぶ演出もブラックで良い味出してます。

本作は痛快な転げっぷりの瞬間のスクリーンショットを撮影したり(画面右下のカメラのアイコン)、一部始終を動画撮影したり(画面左のビデオカメラのアイコン)と何気に高機能です。というかフィンランド産のスマホゲームは動画撮影機能が必ず付いていることが多いです。きっとゲーム実況が人気なのは世界的な流れなんでしょうね。落下シミュレーション自体も非常にリアルでただのバカゲーと一言で済ますには勿体無い完成度です。是非お試しあれ。

iOS版はこちら

Android版はこちら


いいね!した人

テーマ:
こんな本を発見。

メッセージングアプリ「LINE」の公式キャラ「LINE キャラクターズ」をあしらったグッズ”のみ”掲載されているムック本です。っていうかこんな本が出るくらいLINEグッズがリリースされていたことに驚きです。そりゃ確かにLINE関連のグッズなんて非売品のぬいぐるみから始まり現在ではフィギュアやスマホケースなど様々なものが売られていますが、まさかここまでとは。

本書の内容はぶっちゃけ「なめこんふんふブック」などのキャラ縛りのグッズ本と大差ありません。

おさわり探偵なめこ栽培キット なめこ んふんふブック Vol.2 (Gakken Mook)/学研パブリッシング
¥949
Amazon.co.jp

そういや「なめこんふんふブック」は2冊出ているんだった…なめこ人気恐るべし。

私の記憶が正しければ、LINEグッズの第一号はカンファレンスに招待された企業関係者やプレスなどに配られたぬいぐるみでした。それから一般発売グッズとして初めてガチャガチャでイヤホンジャックフィギュアがリリースされ、それを皮切りになめこと共に「ガチャガチャの常連」となり、さらに完成品フィギュアやお菓子、日用品、子供用の玩具などありとあらゆるジャンルへ展開を広げていきました。なお、これらのLINEグッズは海外でも需要があるらしく、海外メディアによればアジア各国にてポップアップストアが作られ限定販売されているとのこと。またそれらの国々では現地企業・サービスともタイアップしており、メッセージアプリとしてのLINEは関係なく「LINEキャラクター」のみがライセンス提供される事例もあります。たとえばタイの銀行でLINEキャラクター達があしらわれた通帳やカードが作れるなど。

タイのKasikorn銀行、LINEキャラクターを使用したデビットカード20種類を発行

LINEと他国の主要メッセージングアプリを比較した際、最も特徴的なのはこの「LINEキャラクター」の存在でしょう。サービスの内容がどうだとか、スタンプ(ステッカー)の値段がどうだとか、UIデザインがどうだとか、企業参入がどうだとか、政府の検閲を受けるかどうかとかの問題ではなく、サービスをアピールするキャラクター自身に付加価値があるという。中国のWeChat、韓国のKakao、アメリカのWhatsApp(Facebook傘下)などLINEの競合サービスはたくさんありますが、LINEのようにマスコットキャラクターそのものに人気があるという事例はありません(Kakaoも最近自キャラ推しを進めていますが韓国内でもまだ浸透しているとは言えず)。こうしてグッズ紹介本まで出版されたということは、LINEキャラクター自身が独立した「商品」となっていることを如実に表しているのだと思います。

ちなみに本書ですが、ただこれまでリリースされたグッズを紹介しているだけでなく自分で作れるフェルトマスコットのレシピも付いているので手作りしたい人も楽しめる内容になってます。「なめこんふんふブック」にもこんなコーナーがあったらいいのに。

LINE FRIENDSグッズコレクションブック (Gakken Mook)/学研パブリッシング
¥980
Amazon.co.jp

あとこの手の本にはお馴染みの限定付録と全員プレゼント企画(という名の通販w)も勿論あります。

いいね!した人

テーマ:
先日サイバードがリリースしたスマホ向け謎解きゲーム「NAZO」をプレイしています。

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

一口に「謎解きゲーム」と一口に言っても、サスペンス調だったりアイテムを見つけて部屋を脱出する”脱出ゲーム”だったり、ミニゲームを解くミニゲーム集だったりといろいろなバリエーションがありますが、この「NAZO」はビジュアルノベル形式になっており、毎日1枚無料で付与されるチケットを使って物語を読み進めながらその絵と文章の中に隠されている「ナゾ」を解いていくという、ノベルゲームと謎解きを組み合わせたゲームとなっています。

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

章を進めていくと所々で「小ナゾ」が挟まれ、章の終わりには少し難易度の高い「中ナゾ」が出題されます。なお、解答するには物語を読み進めるのとは別にまたチケットが必要となり、間違っても消費されてしまうので慎重に回答しなければなりません。この「チケット」制が本作の課金システムになっています。

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

謎解き&ノベルゲーム「NAZO」

物語は半島に壁で隔離された独裁政治が横行する「月の国」を中心に展開します…って北朝鮮かよw アートワークはアニメスタジオのStudio4℃が担当しており非常に見応えがあります。雰囲気ゲーとしても楽しめるかも。最初はバラバラに動いているように見えるそれぞれのキャラ達が、物語が展開していくに従い絡み合っていきます。

本作ではただゲーム内で謎を解いて終わりなのではなく、2015年3月までに「NAZO」で出題されるナゾをすべて解きいて「最終ナゾ」に早く正解した人から順に本当の「宝」を獲得できるリアル連動プロジェクト「Share the Dream」が行われています。ゲーム自体は完全無料で進められますが、このプロジェクトで「宝」を得るにはそれだけ”早さ”が必要になるのでチケット課金するというわけですね。9月末にリリースされたばかりのタイトルなのでまだ「Share the Dream」参戦には十分間に合います。気になる人はチェックしてみては。

iOS版はこちら

Android版はこちら
いいね!した人

[PR]気になるキーワード