左沢〜寒河江と移動してまた山形に戻り、少し街歩きをしました。山形はかつては紅花王国、現在はフルーツ王国と商人が活躍するビジネスが盛んなところ。というわけで江戸時代から続く蔵や商家の建築がとにかく多いのですが、明治〜大正〜昭和初期に建てられたレトロ洋館も多数あり、いつ行っても見応えがあります。


なお、本日は天候が不安定でカンカン照りになったと思ったら雨が降るの繰り返しで、午後にかなり大きめの虹が出ました。レトロ洋館と虹の映える組み合わせ。



もうこの訳の分からない組み合わせの妙。筋交を表に出すのはドイツやスイスなど北欧州によくあるレトロ建築なんですが、その横に昔ながらの蔵も残っていて廊下で連結されているようです。山形も景観保護を始めてるらしいですが、これはこれでアリだと思います。だって個人宅なんだから。



こちらは(おそらく)このお宅の猫。


赤い鉄製の窓扉がカッコ良い石蔵。隣の元商家はピアノカフェが入っていました。この石蔵も何かに使っているのかも?



その近所にあった窓の拵えが素晴らしい家。



通りに面した趣ある料亭。



残念ながら左側が切り取られ駐車場になったアール・デコなレトロモダンな長屋店舗物件。



増築された店舗兼家屋にめり込む形になった蔵。



こういう建築が同じ町内の超近所に密集している。この新旧入り混じったカオスさがむしろ良いと思います。