有楽苑を出て、時間を確認すると11時半を過ぎたところ。
朝早かったし、おなかも空いていたけれど、とりあえず犬山城に
登ってしまおうということになりました。

有楽苑から数分・・・のはずが、また木曽川の方に出ちゃって、
十数分かかりましたが(笑 でも、通ってよかったかも。
城沿いの木曽川に流れ出る川の水量の多さにびっくりしたり、
川から城へは登れないなと確認できたり。迷い道も旅らしい。

bouquet 寄り道もしたけれどw
犬山城 の入り口に到着。

木曽川沿いの小高い丘の
上にある犬山城は、
長江流域の丘上にある
「白帝城」を詠んだ李白の詩に
ちなんで、通称白帝城と言われる
ようになったんだって♪

bouquet テクテク歩くのかなぁ・・・
って思ったんやけど、
意外にあっさり着いてしまった。

明治の廃藩置県で
廃城になり、天守を除く
ほとんどが取り壊されたらしい。
それで余計に早く感じたんやろうね。

姫路城も彦根城も
城までにもうちょっと門とか櫓とか
見るものあったもんね。

だからかな、姫路城よりも
彦根城よりも近かった印象。
松本城は、大学生の頃だし
友達とおしゃべりしながらで
距離は覚えてないなぁ。。。
bouquet

入り口で、チケットを
切って貰って、
パンフ貰って、
登城記念のスタンプを
押して入ったならば。

もうほら、目の前に。

どーん。。。。
bouquet 犬山城がお目見えです。
犬山城ってちっさ!
これ見たときの印象です。

室町時代の1537年に建立された
犬山城。
地上4階、地下2階建てです。
いや、大きいんですよ。
その時代にこんなのがって考えれば。

でもね、姫路城がでかすぎて
ほんともう、こぢんまりって感じで。

写真では、人がはけるのを待って
撮ってるので、外回廊に人はいませんが
天守にいる人の距離で低いなって印象に。
えぇ、下からみてる限りでは。

bouquet さてさて、登ります。
室町時代の特徴として
石垣は低いとのことでした。

きっと、どんどん技術は進歩して
たくさん積み上げられるようになった
ってことなんでしょうね。
この時代はこれが精一杯。
にしても、梁がぶっといです。
頑丈そう。
bouquet 昔の犬山城と城下町の風景。
うんうん、これでこそ
城のあるべき姿だと思える
立派なものです。

歴史上のできごとや
震災などの自然災害で
今の姿になっちゃったんですね。
それでも、今なお残る天守が
すばらしいと思えます。
bouquet このお城、途中で気がついた
のですが、安全のための金網が
ありません。窓からツーツー。
3階位で嫌な予感がしたのですが
天守に着いてみると、
あらー。開放的。

現存する天守には珍しい
観音開きの戸が風の通りを
よくしています。
bouquet 強風のため、木曽川側の外回廊は
出たらダメという案内でした。
こちらは、町側の外回廊。

と、偉そうに書いてますが、
高所恐怖症のわたくし。
天守に上がったとたん、
建てなくなって、天守で
正座しておりました(笑

bouquet この2枚の写真は、1人で
外回廊に出た旦那はんが撮ったもの。
下から見たら低いなぁと思ったのに。
へたれな私でございます。

でも、あの強風。
ホントに飛ばされるんじゃないか、
壊れるんじゃないかという
恐怖との闘いでした。
だって、ミシミシいうてんねんでー!
いやいやもう、参った参った。
城に登って、あんな怖かったのは現存12天守、4城目にして初めてです。
現存する天守で一番古いとされている、福井県にある丸岡城も
今回の旅の候補ではあったんだけど、丸岡城って、もしかしてもっと怖いんじゃ・・・
なんて気持ちになっちゃってます。

写真でみても、とってもきれいな景色。自分の目で見てたら
もっともっと感動したんだろうなぁ。。。
もしかしたら、今までで一番好きになってたかもしれませんね。

国宝4城、私のお気に入りは松本城です。
天守閣で一番居心地がよかったというそんな理由ですけど。
彦根城の、琵琶湖の見える景色もすばらしいし、姫路城のあの規模もすばらしいけれど。
さてさて、現存12天守、残る8つで順位は変動あるでしょうか。
まだまだ長い城攻めは続きます。

名古屋旅の続きもまだ続きまぁす。