まだ、名古屋旅行記も書ききってないのだけど...
写真ばかり溜まっていくので、通勤中に書けるケータイ写真より。

金曜日に急遽決まった、甲子園野球観戦。
うちの課長と部長が行く気で取ってた福利厚生の会社所有年間指定席。
部長の関東出張が急遽決まって、泣く泣く諦めたプラチナチケット。
5月26日日曜日。阪神藤浪、日ハム大谷。
今年入団の大物ルーキー対決!

注目の対決み見たさに、今シーズン最高のお客さんの入りだったこの試合のチケットが
運良く転がりこんできました。ほんと、ラッキー。
ってことで、頂きもので楽しんでまいりました。


まずは、腹ごしらえ。
ここのとこ、負けが多かった個人的観戦記録。
多幸をタコさんにあやかって(笑)


タコさんづくしのお弁当。いや、これおいしかった。
購入は、阪神難波駅構内の売店です。
お腹いっぱいになったところで、スタメン発表。
日ハム栗山監督。なんかやってくるぞと思ってたら


5番、ライト大谷。
おぉー!と場内どよめきます。クリンナップですってよ。


サンデー、藤浪♪
しっかり、1回を3人でしっかり抑えたので、このあと味方が一挙6点。
ほぼ、決まったなという感じでした。


4番の中田翔と、ネクストの大谷くん。
ちなみに、ピッチャーの藤浪くんと中田翔は高校の先輩後輩対決。
この打席は、先輩の勝ちでござった。


藤浪、大谷対決。
なんとか1枚に収めようと必死(笑)
わかりますか?第1打席、ここは打ち取りました。

大量得点のおかげで、ゆっくり見ることができました。
ルーキー対決は、3打数2安打(しかも二塁打2つ)
ちょっと対決意識しすぎたかな、の真っ向勝負で見てて面白い。
将来が楽しみな2人です。


結果は7-1の圧勝。
藤浪の甲子園無敗はまだ続きます。
ヒーローインタビューは、いいとこ全部女房の藤井に持ってかれちゃったけどね。
そのうち、口も達者になるのかな。
初々しいインタビューも今だけやろうな。

六甲おろしも久しぶりに歌って、いい気分で帰宅です。
課長!ありがとーございましたー!!

bouquet
色々調べていたら、
オススメに上がるのが
ノリタケの森

それなら行って見ようか、
オールドノリタケも見たいし♪
なんて思って行ったんです。
栄生駅で降りましたが、
最寄り駅は亀島。
駅から15分歩きました。
bouquet ノースゲートから入ったので
まず初めに古い釜が
迎えてくれました。

うわー、うわー、うわー。
こういう雰囲気大好き♪

撤去するんじゃなくって
残して見て貰えるようにする
って凄いです。
bouquet
いいもの見たねぇって
広場を進めば、
気持ちよさげに
鯉のぼりが泳いでます。

鯉のぼりを支えているのは
巨大な煙突!
1933年に建てられた
陶磁器焼成用トンネル釜の跡。
めっちゃ目立ちます!
bouquet ノリタケの森でお茶の時間♪
レストランキルンで、15時から
カフェタイム狙ってたんやけど
30分ほど早く着いちゃって。

もう、歩いて足疲れてるし
のども渇いてるし(笑
スクエアカフェで妥協しました。
それでも、ノリタケの食器で
いただけます。
ゆっくりするつもりだったんだけど、ちょっと残念な光景に出会ってしまって、
飲み終わったら、すぐにお店出ちゃった。
この後、アウトレットで色々見てみたんだけど、欲しくなるものはないし、
オールドノリタケ!って言ってたわりに、もういっかなーって気分になっちゃって。
次いこ!次!ってことになりました。

bouquet
ちょうど観光に便利なバスの時間に
なりつつあったので、バス停に向かう。

赤レンガ棟。
1904年に建てられた工場の
現存する唯一のものなんだって。
赤レンガ。
赤レンガのある街で育ったので
なんか赤レンガ倉庫とかみると
ホッとする。。。
函館の金森倉庫もしかり、これもしかり。地元舞鶴を思い出します。
少し、背景は違いますけど。。。

さてさて、バス停をほぼ目の前にした時、バスが目の前を通過しました(笑
え?あれ乗るやつ?え?反対側のやつ?なーちょっと確認してみよ。
とバス停で時間表を見ていたら、
どこ行きたいの?とお買いモノ帰りらしき、おばさんが話かけてきてくれました。

名古屋城方面に行きたいんです。
あー、それならさっき行ったバスやねぇ。。。
バスに乗るなら名古屋駅まで行った方がいいね。
地下鉄も乗換あるけど・・・と丁寧に案内してくれて。
帰りの駅の確認もしておきたいし、と旦那はんと相談して、
名古屋駅まで歩くことにしました。

おばさんはホントに丁寧に優しく教えてくれて、この旅初の名古屋弁を聴き、
(「○○だで」って名古屋弁やんねぇ。。。)
なーんか、名古屋に来たんだなっていまさらながら実感したところでした。
ありがとうございました。っておばさんと別れて。
またしても名古屋駅まで歩くこととなったのです。

犬山城を後にして、ささ、お昼ご飯を食べましょう。
12時半になっちゃって、一番多い時間になっちゃったねといいながら
お昼ご飯と決めていたおそば屋さん目指して城下町を歩きます。

bouquet 途中、なんだか歴史を
感じる建造物を発見。

登録有形文化財
「本町車山蔵」

犬山祭で使われる
「車山(やま)」を
収納する蔵なんだとか。
こちらは明治に建立。

13個ある車山蔵のうち
この形式で残るのは
本町と新町の2つだけで
残りはコンクリート製に
なっちゃったんだって。。。
偶然、いい物がみれました。

車山も見たかったけど、時間もないし、どんでん館は割愛しました。
機会があれば、4月の犬山祭見てみたいですね。
写真でみる限り、祇園祭の山鉾とはまた違うし、
我が町のお祭り、だんぢりやふとん太鼓ともまた違うなぁ。。。

さてさて、お昼。おそば屋さん!
着いた~と思ったら、まさかの臨時休業(爆
この辺り、水曜定休が多いみたいなんですが、ここは火曜が定休日で
まさか、休んでいるとは思わず、ガックリ。
GW前半頑張って、後半に向けてリフレッシュのお休みだったのかなぁ。。。

どうしよう、旦那はん。やってる所はどこも待つよぉ。。。
とりあえず、駅の方向かうか。なんかあるやろ。
で、犬山駅へ向けて歩きだしたんですが、商店街どっこも休み~(笑
なんかのんびりしてていいです。おなかは空いてますが。

で、結構風が吹いていて、冷えていたのもあって、コチラにしました。
bouquet 名もなき店の
ラーメン。

最初でこそあったまるぅ
と思ったけど、
お味は濃いめで
普通のラーメンでした。

うぅ。こんなこともあるよね(苦笑

bouquet お腹いっぱいになったので
移動です。
名鉄犬山駅から。。。
名古屋の中心部へGO!

どんどん街になってく
車窓を眺めていたんだけど
気がついたらおっきなビルたちが。
30分揺られているうちに
ウトウトしちゃってたみたいです(笑
次の目的地。ノリタケの森に向けて、栄生駅で下車です。

bouquet 駅を降りたら、コメダ発見!
でも、もう地元でも行けちゃうしなぁ
と思ってスルー。さて、歩くぞ-!と
意気込んだのもつかの間。
こんなかわいいお店発見しちゃいました。

RUBANさん。(HPはなかった)
chocoの好みドンピシャやん。
寄ってく?とは旦那はん。
ええのぉ?
名古屋に行くにあたって、栄周辺の雑貨屋さんを探していたら、一人で行っておいでと
あしらわれたんですがね。偶然には快く勧めてくれました(笑
かわいいモノたちがいっぱいで、心惹かれるものもあったんですが、
何せ旅先。神戸の作家さんのですの一言に、目の保養にさせて貰っちゃいました。
さすがに、直径15cm以上の割れ物を持って、半日旅する勇気はなかった。
神戸なら、こっちからの方が近いしね。ゴメンナサイ。

でも、かわいいモノをいっぱいみて、元気が出ました。
さて、ノリタケの森へ向けて歩きます。
有楽苑を出て、時間を確認すると11時半を過ぎたところ。
朝早かったし、おなかも空いていたけれど、とりあえず犬山城に
登ってしまおうということになりました。

有楽苑から数分・・・のはずが、また木曽川の方に出ちゃって、
十数分かかりましたが(笑 でも、通ってよかったかも。
城沿いの木曽川に流れ出る川の水量の多さにびっくりしたり、
川から城へは登れないなと確認できたり。迷い道も旅らしい。

bouquet 寄り道もしたけれどw
犬山城 の入り口に到着。

木曽川沿いの小高い丘の
上にある犬山城は、
長江流域の丘上にある
「白帝城」を詠んだ李白の詩に
ちなんで、通称白帝城と言われる
ようになったんだって♪

bouquet テクテク歩くのかなぁ・・・
って思ったんやけど、
意外にあっさり着いてしまった。

明治の廃藩置県で
廃城になり、天守を除く
ほとんどが取り壊されたらしい。
それで余計に早く感じたんやろうね。

姫路城も彦根城も
城までにもうちょっと門とか櫓とか
見るものあったもんね。

だからかな、姫路城よりも
彦根城よりも近かった印象。
松本城は、大学生の頃だし
友達とおしゃべりしながらで
距離は覚えてないなぁ。。。
bouquet

入り口で、チケットを
切って貰って、
パンフ貰って、
登城記念のスタンプを
押して入ったならば。

もうほら、目の前に。

どーん。。。。
bouquet 犬山城がお目見えです。
犬山城ってちっさ!
これ見たときの印象です。

室町時代の1537年に建立された
犬山城。
地上4階、地下2階建てです。
いや、大きいんですよ。
その時代にこんなのがって考えれば。

でもね、姫路城がでかすぎて
ほんともう、こぢんまりって感じで。

写真では、人がはけるのを待って
撮ってるので、外回廊に人はいませんが
天守にいる人の距離で低いなって印象に。
えぇ、下からみてる限りでは。

bouquet さてさて、登ります。
室町時代の特徴として
石垣は低いとのことでした。

きっと、どんどん技術は進歩して
たくさん積み上げられるようになった
ってことなんでしょうね。
この時代はこれが精一杯。
にしても、梁がぶっといです。
頑丈そう。
bouquet 昔の犬山城と城下町の風景。
うんうん、これでこそ
城のあるべき姿だと思える
立派なものです。

歴史上のできごとや
震災などの自然災害で
今の姿になっちゃったんですね。
それでも、今なお残る天守が
すばらしいと思えます。
bouquet このお城、途中で気がついた
のですが、安全のための金網が
ありません。窓からツーツー。
3階位で嫌な予感がしたのですが
天守に着いてみると、
あらー。開放的。

現存する天守には珍しい
観音開きの戸が風の通りを
よくしています。
bouquet 強風のため、木曽川側の外回廊は
出たらダメという案内でした。
こちらは、町側の外回廊。

と、偉そうに書いてますが、
高所恐怖症のわたくし。
天守に上がったとたん、
建てなくなって、天守で
正座しておりました(笑

bouquet この2枚の写真は、1人で
外回廊に出た旦那はんが撮ったもの。
下から見たら低いなぁと思ったのに。
へたれな私でございます。

でも、あの強風。
ホントに飛ばされるんじゃないか、
壊れるんじゃないかという
恐怖との闘いでした。
だって、ミシミシいうてんねんでー!
いやいやもう、参った参った。
城に登って、あんな怖かったのは現存12天守、4城目にして初めてです。
現存する天守で一番古いとされている、福井県にある丸岡城も
今回の旅の候補ではあったんだけど、丸岡城って、もしかしてもっと怖いんじゃ・・・
なんて気持ちになっちゃってます。

写真でみても、とってもきれいな景色。自分の目で見てたら
もっともっと感動したんだろうなぁ。。。
もしかしたら、今までで一番好きになってたかもしれませんね。

国宝4城、私のお気に入りは松本城です。
天守閣で一番居心地がよかったというそんな理由ですけど。
彦根城の、琵琶湖の見える景色もすばらしいし、姫路城のあの規模もすばらしいけれど。
さてさて、現存12天守、残る8つで順位は変動あるでしょうか。
まだまだ長い城攻めは続きます。

名古屋旅の続きもまだ続きまぁす。
さて、旅のメインイベント犬山城登城の前に・・・。
旅の行程を考えている時に知ったもう一つの国宝「如庵」へ
日本には三名席と呼ばれる3つの国宝のお茶室があるのご存知ですか?
京都府大山崎町にある「待庵」、京都市にある「密庵」、そして愛知県犬山市にある「如庵」
私は恥ずかしながら知らなくって。。。お城ばっかり見てたもので(恥

住んでるところが、千利休の地元だし、利休の作った茶室も国宝みたいだし、
これはこの機会に行って見ておかねばと思ったのです。
bouquet そしたら、なんとお得なチケットが
あるじゃな~い。

大々的には売り出してないのかな??
見つけたのは、如庵のある
名鉄犬山ホテルのHP。

国宝二つ巡りチケット¥1200
犬山城と有楽苑のチケットです。

bouquet
有楽苑 とは、後付けの名前。
信長の実弟、織田有楽斎は、
尾張が生んだ大茶匠。

その有楽が建てた茶室の如庵や
如庵に連なる旧正伝院書院、
復元された元庵、
茶会のために新築された弘庵
など、庭園を含めた総称らしい。

bouquet
まずは、元庵の中門がお出迎え。

それなりに観光客がいるんですが
がやがや、ざわざわ、ぺちゃくちゃ。
そんな音が似つかわしくない
雰囲気で・・・。
神妙ってやつですかね。

観光地はどこいってもがやがや。
そんなイメージ払拭です。
bouquet 岩栖門
武家屋敷の門の代表作らしい、
細川満元建立の門。

茶室への門となっていて、
雰囲気作りに一役かっているらしい

この日はちょうどここで
結婚式の前撮りしてはって
いい雰囲気でした。和装いいなぁ。。。
bouquet

含翠門

この小道、個人的に
一番気にいっちゃった(笑

ここ好きな雰囲気だったので
パシャリ。


bouquet 庭園。

やっぱり庭園もきれいです。
ちょうど新緑の季節で
青々とした木々がみずみずしくって。

きちんと手入れしてあるお庭って
ほんとにいいもんですよねぇ。。。


bouquet
徳源寺唐門

織田高長が大和宇陀郡に建立。
織田家の菩提寺だけど
本堂は廃頽して
この唐門だけ残っているらしい。

この奥、ホテルの駐車場なんやけど
内側からみたらまったくわからん。

bouquet 弘庵

昭和61年に新築された茶室。
ここではお抹茶もいただけるんやけど
先を急ぐので一服はなし。
というか、お抹茶苦手なのでスルーw

中はさらにしっとりとした雰囲気を
醸し出していました。

bouquet
萱門
一気に歴史を刻んだ佇まいに。
ここからだから、気を引き締めてねって
言ってくれてるように感じました。

国宝「如庵」
重要文化財
「旧正伝院書院」
の入り口です。

bouquet 国宝「如庵」
1618年頃、織田有楽斎により
作られた茶室。

国宝茶室3つの内、
普段段から内部を見られる
唯一の茶室。
古暦を腰貼りにした暦貼り、
竹を詰め打ちにした有楽窓、
躙り口など独創的な工夫が
凝らされているらしい。

内部の写真は撮ったらダメやけど
ホントに中まで見られますよ。

にじり口の四角と丸窓って
なんかオシャレだよね。

bouquet
如庵から見る
旧正伝院書院。

如庵に隣接して建てられた

有楽齋の隠居所。

内部には長谷川等伯や

狩野山雪などの襖絵が

残っているらしい。



bouquet
bouquet

bouquet
お庭にある色々も撮ってしまう。

石がステキやねぇ。。。


石に紐を結わえてあるのが置いてあって

入っちゃダメって感じたんだけど

ホントにそういう意味で置いてあったことを
帰ってきてから知った。
なんか世間知らずを露呈しちゃうけども、
恥をさらすけども書いておきたい。

bouquet
昔から、お庭がステキなところに行くと
空を見上げるくせがあって・・・。
見上げた空もパシャリ。

ステキなお庭って、見上げた空もステキで。
なんででしょう。。。
そこまで計算入っているんでしょうか。



国宝茶室、貴重なものを見ることができました。
お茶のことや造りについては、まったく知識のないことで、よくわからないけれど、
それでも、素晴らしいお庭と貴重な茶室。
寄ってよかったなぁと思います。

もう一つの国宝茶室、大山崎町にある待庵。幸い、縁のある土地にあるんだなぁ。。。
待庵と如庵。
待庵は冬用に設計されていて、窓が少なくって、
それを見て、有楽は開放的な窓の多いこの如庵を作ったんだとか。(ホントなのかな?)
どちらにしても、百聞は一見にしかず。
この旅をいいキッカケにして、こちらも見てみようと思っています。

さて、次は、犬山城です。この旅のメインスポット!