さて、旅のメインイベント犬山城登城の前に・・・。
旅の行程を考えている時に知ったもう一つの国宝「如庵」へ
日本には三名席と呼ばれる3つの国宝のお茶室があるのご存知ですか?
京都府大山崎町にある「待庵」、京都市にある「密庵」、そして愛知県犬山市にある「如庵」
私は恥ずかしながら知らなくって。。。お城ばっかり見てたもので(恥

住んでるところが、千利休の地元だし、利休の作った茶室も国宝みたいだし、
これはこの機会に行って見ておかねばと思ったのです。
bouquet そしたら、なんとお得なチケットが
あるじゃな~い。

大々的には売り出してないのかな??
見つけたのは、如庵のある
名鉄犬山ホテルのHP。

国宝二つ巡りチケット¥1200
犬山城と有楽苑のチケットです。

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有楽苑 とは、後付けの名前。
信長の実弟、織田有楽斎は、
尾張が生んだ大茶匠。

その有楽が建てた茶室の如庵や
如庵に連なる旧正伝院書院、
復元された元庵、
茶会のために新築された弘庵
など、庭園を含めた総称らしい。

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まずは、元庵の中門がお出迎え。

それなりに観光客がいるんですが
がやがや、ざわざわ、ぺちゃくちゃ。
そんな音が似つかわしくない
雰囲気で・・・。
神妙ってやつですかね。

観光地はどこいってもがやがや。
そんなイメージ払拭です。
bouquet 岩栖門
武家屋敷の門の代表作らしい、
細川満元建立の門。

茶室への門となっていて、
雰囲気作りに一役かっているらしい

この日はちょうどここで
結婚式の前撮りしてはって
いい雰囲気でした。和装いいなぁ。。。
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含翠門

この小道、個人的に
一番気にいっちゃった(笑

ここ好きな雰囲気だったので
パシャリ。


bouquet 庭園。

やっぱり庭園もきれいです。
ちょうど新緑の季節で
青々とした木々がみずみずしくって。

きちんと手入れしてあるお庭って
ほんとにいいもんですよねぇ。。。


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徳源寺唐門

織田高長が大和宇陀郡に建立。
織田家の菩提寺だけど
本堂は廃頽して
この唐門だけ残っているらしい。

この奥、ホテルの駐車場なんやけど
内側からみたらまったくわからん。

bouquet 弘庵

昭和61年に新築された茶室。
ここではお抹茶もいただけるんやけど
先を急ぐので一服はなし。
というか、お抹茶苦手なのでスルーw

中はさらにしっとりとした雰囲気を
醸し出していました。

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萱門
一気に歴史を刻んだ佇まいに。
ここからだから、気を引き締めてねって
言ってくれてるように感じました。

国宝「如庵」
重要文化財
「旧正伝院書院」
の入り口です。

bouquet 国宝「如庵」
1618年頃、織田有楽斎により
作られた茶室。

国宝茶室3つの内、
普段段から内部を見られる
唯一の茶室。
古暦を腰貼りにした暦貼り、
竹を詰め打ちにした有楽窓、
躙り口など独創的な工夫が
凝らされているらしい。

内部の写真は撮ったらダメやけど
ホントに中まで見られますよ。

にじり口の四角と丸窓って
なんかオシャレだよね。

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如庵から見る
旧正伝院書院。

如庵に隣接して建てられた

有楽齋の隠居所。

内部には長谷川等伯や

狩野山雪などの襖絵が

残っているらしい。



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お庭にある色々も撮ってしまう。

石がステキやねぇ。。。


石に紐を結わえてあるのが置いてあって

入っちゃダメって感じたんだけど

ホントにそういう意味で置いてあったことを
帰ってきてから知った。
なんか世間知らずを露呈しちゃうけども、
恥をさらすけども書いておきたい。

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昔から、お庭がステキなところに行くと
空を見上げるくせがあって・・・。
見上げた空もパシャリ。

ステキなお庭って、見上げた空もステキで。
なんででしょう。。。
そこまで計算入っているんでしょうか。



国宝茶室、貴重なものを見ることができました。
お茶のことや造りについては、まったく知識のないことで、よくわからないけれど、
それでも、素晴らしいお庭と貴重な茶室。
寄ってよかったなぁと思います。

もう一つの国宝茶室、大山崎町にある待庵。幸い、縁のある土地にあるんだなぁ。。。
待庵と如庵。
待庵は冬用に設計されていて、窓が少なくって、
それを見て、有楽は開放的な窓の多いこの如庵を作ったんだとか。(ホントなのかな?)
どちらにしても、百聞は一見にしかず。
この旅をいいキッカケにして、こちらも見てみようと思っています。

さて、次は、犬山城です。この旅のメインスポット!