以前にもご紹介したエピソードですが。。



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ご新婦様にはお父様がいらっしゃいませんでした。



お父様がわりに新婦を可愛がって育ててくれたのがお祖父さま。



だから、お祖父さまは結婚式を


とってもとっても楽しみにしていらっしゃったそうです。



一番の楽しみは、



ウェディングドレスを着た新婦を



エスコートしてバージンロードを歩くこと。




でも、お祖父さまはご病気の後遺症で足を悪くされ



なかなかひとりで歩くことが困難でした。




何とか結婚式で新婦をエスコートして歩きたい、、



その日を夢見て



リハビリを何日も何日も頑張って続けられたそうです。




しかし、なかなか思うようなリハビリの効果も出ないまま



結婚式が近づいてきてしまいました。




今のままでは、


新婦とバージンロードを歩くことは


足元がおぼつかずあぶないかもしれない・・




家族みんなで話し合った結果、


泣く泣く、バージンロードのエスコートはお母様へ


お願いすることになりました。




お母様にエスコートされてバージンロードを歩く


新婦の姿を見ながら


お祖父さまはそっと涙をぬぐっていました。




披露宴が始まり


やがて新婦のお色直しの時間。




新婦から



「私のエスコートをお願いしたい人がいます。



お祖父ちゃん。



バージンロードは一緒に歩けなかったけど


お色直しのエスコートは


ぜひお祖父ちゃんにお願いできますか?」




家族に支えながら


大きな拍手の中、


嬉しそうに


誇らしそうに


新婦の元へゆっくり歩いてゆくお祖父さま。




その目には


涙が溢れていました。




そのお祖父さまの涙を


優しくハンカチで拭いてあげる新婦。




新婦の目にも涙が溢れていました。




「お祖父ちゃん、ありがとう」



そういうと


新婦はお祖父さまへ手を差し出しました。



そして、


手をしっかりつなぐと


お祖父さまと新婦は


ゆっくりゆっくり歩かれました。




一歩、一歩かみ締めるように。




お祖父さまにとって



孫娘と歩いたその道はどんな時間だったのでしょう。




お祖父さまのとても幸せそうな笑顔が


忘れられません。






そんな One Heart Weddingの映像です。


ご覧くださいラブラブ



http://www.youtube.com/user/oneheartwedding#p/u/2/Y4DhP2BQiHw