ご紹介させていただいておりますが、
もぐらくんとブルドーザー（１９７５年／６分）
をご紹介いたします。
私は、仕事の営業で、
クルテクを説明するとき、
例として、この「もぐらくんとブルドーザー」のお話を
ご紹介します。
以前、作者のミレルさんの奥様に
お話を伺ったとき、
クルテクのテーマは、
”友達 自然 共存”
と伺いました。
ポイントは、”共存”です。
クルテクは、誰とも仲良く、
分け隔てない友情を大切にしていますが、
でも、クルテクの仲間は、
森の仲間です。
人間の世界に興味津々ですが、
”人間自体”には、とても警戒しています。
でも、決して敵対はしません。
クルテクの住む森の生活を脅かすものが
現れることがあるのですが、
対立構造は、一切ないのです。
クルテクは”クルテク流”の
やり方で解決します。
それがとても顕著なのが、
「もぐらくんとブルドーザー」です！
晴れた日、泉から水をくんで、
花壇に水やり。
お花がきれいに咲いています。
花壇の手入れもとても丁寧なクルテクです。
ミツバチくんもやってきます。
春うららです。
（※春にコオロギ？というツッコミはご遠慮いただければ
幸いです。）
クルテクのアニメは、冒頭のシーンが、とてもみずみずしくて、
とても気分が良くなります！
うとうとしたクルテク。
でも、何やら大きな音が聞こえてきます…。
とても大きな音でコオロギくんの演奏も聞こえません。
高いところから見ますと…。
なんとブルドーザーです！
ブルドーザーが森に一直線に進んできます！
止まるようにクルテクは訴えますが、
ブルドーザーには伝わりません。
ここでクルテクがどうしたかがポイントなのです。
クルテクは、急いで杭を打ちます。
何をしようとしているのでしょうか？
なるほど、ブルドーザーには、もともと進む道が
決まっているようです。
クルテクは、迂回させるための道を作ろうとしているのです。
こんな感じですね！
ブルドーザーは、森に突入せず、
迂回します。
クルテクも一安心。
クルテクにとって
ブルドーザーは敵ではありません。
森に入ってこなければ問題ないのです。
それを訴えるだけではなく、
そのための労力を惜しみなく、
つぎ込みます。
これが”クルテクの精神”だと思います。
森が平和であれば、クルテクはそれで
十分幸せなのです。
チェコチェコショップでは、
「もぐらのクルテク」のDVDを４月６日に発売いたします！
vol.1とvol.2と全２巻発売です。両巻あわせて２６作品の収録です。
http://czech-czech.jp/
【vol.1収録作品】
もぐらくんとズボン（１９５７年／１３分）
もぐらくんとじどうしゃ（１９６３年／１５分）
もぐらくんとロケット（１９６３年／９分）
もぐらくんとラジオ（１９６８年／９分）
もぐらくんとみどりのほし（１９６９年／８分）
もぐらくんとチューインガム（１９６９年／８分）
もぐらくんとどうぶつえん（１９６９年／７分）
もぐらくんのにわしごと（１９６９年／８分）
もぐらくんとはりねずみ（１９７０年／９分）
もぐらくんとキャンディー（１９７０年／９分）
もぐらくんとテレビ（１９７０年／６分）
もぐらくんとパラソル（１９７０年／８分）
【vol.2 収録作品】
えかきのもぐらくん（１９７２年／１０分）
もぐらくんとおんがく（１９７４年／６分）
もぐらくんのだいすきなでんわ（１９７４年／６分）
もぐらくんとマッチばこ（１９７４年／６分）
かがくしゃのもぐらくん（１９７４年／６分）
そらとぶじゅうたんともぐらくん（１９７４年／６分）
もぐらくんのとけいやさん（１９７４年／６分）
もぐらくんとブルドーザー（１９７５年／６分）
もぐらくんとひよこのたび（１９７５年／６分）
もぐらくんのしゃしんやさん（１９７５年／６分）
もぐらくんとびっくりおめん（１９７５年／６分）
さばくのもぐらくん（１９７５年／６分）
もぐらくんとクリスマス（１９７５年／６分）
まちにいってしまったもぐらくんたち（１９８２年／２９分）
チェコアニメグッズ専門のネットショップ
「チェコチェコショップ」では、
クルテクのグッズも販売しています！
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クルテクの複製セル画を販売しております！
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