「Best of チェコアニメ映画祭」上映！！

10月12日（土）から4週間、

吉祥寺バウスシアター（http://www.baustheater.com/）で

チェコアニメの上映を行います。
それも題して
「Best of チェコアニメ映画祭」

過去に「チェコアニメ映画祭」というタイトルの
上映は、何度か行われてきました。

でも、今回は、“Best”とつけました。

そうです。

今回は、まぎれもないチェコアニメの“Best版”です。

1946年のカンヌ国際映画祭でイジー・トルンカの

「山賊と動物たち」がディズニーを破ってグランプリを

取ってから、チェコアニメの歴史が始まった、と言われますが、
その歴史を気づいてきた巨匠たちがいます。

この人がいなければチェコでアニメは栄えなかったと言われる

“チェコアニメの父”　イジー・トルンカ

イジー・トルンカ監督「バヤヤ」より
© Krátký Film Praha, a.s.

チェコで初めて人形アニメを作った

チェコアニメの創成期の最大の功労者　ヘルミーナ・ティルロヴァー

ヘルミーナ・ティルロヴァー監督「ベツレヘムの星」より
© Krátký Film Praha, a.s.

戦後以降2012年に亡くなるまで

チェコアニメの中心にずっといた　ブジェチスラフ・ポヤル

ブジェチスラフ・ポヤル監督「不思議な庭～広がる霧～」より
© Krátký Film Praha, a.s.

その知名度は、カフカやドヴォルジャークと同レベル

牧歌的という言葉の元祖　チャペック兄弟

チャペック兄弟の「郵便屋さんの話」より
© Země pohádek,a.s. , Josef Čapek, Dilia

ほとんどチェコの代名詞と言うべき

チェコ最大の人気者もぐらのクルテクを生んだ　ズデニェック・ミレル

これらの巨匠たちの特に名作ばかりを
一挙に上映いたします。
チェコアニメを築いてきた代表的な作品はほぼ網羅出来ていると思います。
これだけの作品を一斉に見れる機会はチェコでもありません。

この上映期間中、吉祥寺バウスシアターでは、
レイトショーもチェコアニメ一色です。

日本で最も人気のあるチェコアニメ監督シュヴァンクマイエルの作品

チェコアニメの最後の後継者と呼ばれるイジーバルタの最新作などが
レイトショーで上映の予定です。

次回の記事からは、上映プログラムについて
詳しく書いていきます。
芸術の秋に是非、チェコアニメを堪能してください。

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