【戯言戯画】山口智子 焼けぼっくいに火をつけて | ❧❧❧適当ブログ❧❧❧

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キッカケは三谷幸喜だった。3夜連続の超大作、とやらの「番組宣伝」に彼が出まくっていたころだから、もう1カ月以上前か。たぶんその「番宣」の一環として、昼の時間帯に『王様のレストラン』(平成7年)を再放送していた(よけいなことだが、ヘンに“大御所ぶって”駄作を連発している今よりも、ボクはこのころの三谷作品が好きだ)。そのドラマで、断然光っていたのがシェフ役で出ていた彼女である。当時は、トレンディードラマに引っ張りだこ。世のオトコどもが大好きな“タヌキ顔”。こナマイキだけど、かわいくて、きっぷがよくて…。いったいいつごろから彼女はドラマに出なくなっちゃんたんだろう? お呼びがかからなくなったハズはない。まさか、40代前半で雲隠れしちゃった原節子を気取っているワケでもあるまいし。そう懐かしんでいたら、弊紙文化面に彼女の記事が久しぶりに出ていた(4月20日付)。それによれば最近はドラマを離れ、美術や工芸をテーマにしたドキュメンタリーを中心に活動しているという。何とももったいない話ではないか。近影を見ると、まだまだイケテルのになぁ。 そうそう、テレビ局関係者に聞いた話だが、中年の男女の恋愛模様を描いたテレビ朝日系のドラマ『同窓会』が好評らしい。中年になり、若いころの恋愛の“焼けぼっくいに火が付いた”という設定がウケているそうな。そういえば、弘兼憲史の人気漫画『黄昏流星群』じゃ、50代、60代のオッサン、オバハンがバンバン、セックスをやってるじゃないか(ホンマかいな?)。彼女もまだまだ45歳。消えかけの中高年の情熱に燃えるような火をつけるような役を、ぜひ見せてちょうだい。