北之町「厳妹屋(いつもや)」見学 | 九代目七右衛門の徒然日記

北之町「厳妹屋(いつもや)」見学

厳妹屋さんと約束していた14時が近づいてきたので、また町家通りに戻りました。それにしてもこの通りから見た五重塔は絵になります。
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町家通りに本当によくマッチしています。
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端まで歩いていくと厳妹屋さんがありました。
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厳妹屋さんと約束していたというのは、5月21日の中国新聞に「宮島 町家通りに 厳妹屋オープン」の記事が載っていたので、検索したところなんとアメブロにブログを開設していました。すぐに、24日に見に行きたいとの書き込みをしたところ、13時以降ならOKとの返事があり、14時にお願いしていたものです。中国新聞の記載内容は下記のとおりです。

「廿日市市宮島町の町家通りに20日、明治期の町家を改装した宿泊施設「北之町 厳妹屋(いつもや)」がオープンした。1日1組限定の貸し切り施設として運営する。神棚のある部屋や、3部屋が細長く連なる宮島の町家に特徴的な間取りを生かした。浴場の床には「もみじ御影」と呼ばれる呉市の倉橋島産御影石を使い、ひのき風呂を設けた。湯船につかりながら中庭を眺めることができる。宮島町並みを考える会のメンバーでホテル従業員 菊地寛さん(29)が空き家を買い取り、約3カ月かけて改装した。この日は周辺住民を招き、建物を披露した。」
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玄関前の石臼と看板です。
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中に入ると、奥さんがいらっしゃって、中に案内していただきました。
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広い土間には、立派な箪笥があります。
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神棚のある部屋です。
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しばらくすると、ご主人が見えて、中を案内していただきました。家のほぼ中央に中庭がありました。
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ここからは浴場が見えました。
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脱衣所です。
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浴場です。床には「もみじ御影」と呼ばれる呉市の倉橋島産御影石を使いているそうです。
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ひのき風呂です。とても良い香りが漂っていました。
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雪見障子になっていました。
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トイレの洗面です。
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中庭からは2階が見えました。
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続いて2階に案内していただきました。2階の廊下です。
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寝室です。
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窓から中庭を見下ろしたところです。
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2間続きの客室です。
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床の間です。
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この明り取りも最初からだそうです。
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照明も当時のものだそうです。
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碍子から紐でくるまれたケーブルが出てくる様子は、私の実家と同じでした。
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ひととおり案内していただいた後、奥様がお茶を出して下さり、30分ほど改修の苦労話や、町家通りの歴史の話を伺いました。突然の訪問にもかかわらず、ご親切にして頂き、本当にありがとうございました。