「なんか久しぶりにガタイのいい練習生がいるなあ。結構セコンドの仕事まめにしているなあ。」
と思って見ていた。
それが滝澤大志 だとは、リングに上がるまで気づかなかった。
休憩明け、代表のTAKAみちのくと十枝利樹特別顧問が滝澤大志をリングに呼び
ＧＷの復帰を発表した。その顔はくしゃくしゃ。「泣くな！」の声も上がる。
TAKAも言うように、賛否両論あるかもしれない。
盗撮は軽犯罪とはいえ再犯率が高いし、エスカレートしやすい犯罪と言われる。
だが、1年半の謹慎とその後の裏方業務を経験させてまで敢えて復帰させるというのは
滝澤本人のことを考えてのことだと思う。
(もちろん、被害者との示談が済んだことは大前提。)
プロレス業界は、好きなおいらが言うのもなんだが、まだまだいかがわしい面を
持つ団体が多い業界。メジャーと言われたどっかの団体も思いっきりコンプライアンス上の
問題を抱え暴露されていたし(その結果というわけではないが、実質的に死に体)、
もっと性質の悪いレスラーがのうのうとのさばっている。(これ とかこれ )
経営体力の無いK-DOJOでは余剰人員は置いておけないだろうし、案外、謹慎という体で
首にして、しれっとマスク被って場末の超インディーで復帰するのではないかと思っていた。
はっきり言うと、2度目は無い。それどころか、ちょっとしたやんちゃですら
「やっぱりな」と後ろ指を差される。表に出る稼業というのはそんなもの。
それを、本当にまっとうな形で復帰させるというのは、本人の反省だけでなく
周囲の想いも力もこもったものだと思う。
火野裕士に壮絶なチョップ合戦を挑み 、
TAKAから(トップには上がれなかったものの)ＷＷＥにも送り出された逸材。
復活、いや更なる飛躍を期待する。
盗撮レスラー滝澤大志５月復帰発表 ファンの拍手に涙(東スポ)
http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/388892/