電人ザボーガー (リメイク 劇場版) | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

近年、昔の作品のリメイクは枚挙にいとまがないですな。
そのせいか「なぜこのタイミングでザボーガー?」ってのはあんまり思わなかったですが、
「え!板尾創路?!ホントに?!」とは思いました。
どうにもこうにも気になって見てきた次第。
おいらが見に行ったT・ジョイ大泉は実は25日が最終日。
この日を逃すと非常に見づらくなるところだった。(新宿バルト9では続演中も夜になる)

電人ザボーガー 予告編



いやはや、井口昇が監督ということで、ある程度の”覚悟”はしていたが、
1段も2段も突きぬけてぶっ飛んでくれた。
B級映画を見に行ったつもりが、C級突き抜けてD級だったって感じ。
第1部は、ちょっと不思議なところおかしいところも真面目にやった昔の特撮の雰囲気。
(だんだん悪ノリしていくが)
それが第2部は、もういろんなもの全てが突きぬけて莫迦やってる感じ。
第2部最初の大門豊出演シーンからしてもうアレだし、その後の行動から、持病から、
登場人物から、もう全てがどこかおかしい。
(敢えて詳しくは書かない。映画館かDVDで!)
それでいて、いろんな部分でオリジナルへのリスペクトが満載。
それが端的に表れたのがエンディングクレジットでの旧作映像のカット集だろう。

いい歳した大人たちが大真面目に莫迦莫迦しいことをやってるのはなんとも楽しい。
個人的にはこういうの大好きなんだけど、一般ウケしないと思うんだよね。
製作費出してくれたスポンサーさんにも感謝。

電人ザボーガー(公式)

個人的には柄本明の悪ノ宮博士が素晴らしかった。
竹中直人の大門博士ほどエキセントリックにならず、いつもの調子で淡々と悪役を楽しそうにやっていた。
いいなぁ、羨ましいなあ。


あ、あと見事なまでに自然に山崎真美の谷間のカットが多かったのが…でへへ