治療へ向けて① | 五十路 肺がん患者のひとり言

五十路 肺がん患者のひとり言

2015年2月 肺腺がんステージⅢAと診断され
放射線/化学療法 同時治療を経て、
免疫チェックポイント阻害剤(MEDI4736 Ⅲ相)の治験も終了。
ついに経過観察へ

まず、一言


コラ!! 99fin! がんを見つけてもらった病院に対して何て事を!


「ぼったくり」とか「誤診の噂が」とか


言いたい放題言いやがって、病院に失礼だろ!この無礼者が!!

チャンと誤って反省しろ!


ハイ、ビシッと叱っておきました。

本人も反省しているようなので、どうか許してやってください。


風邪の症状で受診してから、3週間たらずでがんを見つけていただき

ありがとうございました。本当に感謝しています。




本題に戻ります。


病院から、紹介状、検査データ等受け取り、頭の中が真っ白になりながら駐車場まで戻り、

車の中でしばらく「ぼーっと」していました。


自分の人生がここで終了だなんて。。。もしかして今、夢を見ているのか?

いや、違う。これは紛れもない現実だと。。。


とりあえず、カミさんに連絡。「検査結果、、、肺がんだった。ステージⅢで手術はできないって」

カミさんは「分かった」と一言だけ。


詳しいことは今日帰ってから話すと言いTELを切った。

(後から聞いた話だが、カミさんこの日は昼食がのどを通らなかったとの事)


会社にも事情を説明し、簡単に業務の引き継ぎをして赴任先の部屋に戻りました。

しばらく留守にするので、PCやら身の回りの物をまとめて帰宅の準備完了。


とにかく、一日でも早く治療を開始したかったので、

時間をかけて病院を選ぶことはせず、幸い、自宅から歩いて行ける距離に大学病院があったので、

その病院を受診する事に決めていました。

入院することになれば、自宅から近い方が家族に負担が少ないだろうと。


早速病院に連絡して、2月12日に受診する事が決まりました。

しかしこの選択が、のちの治療を遅延させる事になるとは、考えもしませんでした。


では、また。




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