20 剥げたバックルのめっき めっき加工  | クリーニング業者や主婦が「洗ったら思わぬ結果になった」あらゆる衣類を復元!

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まず、当然ですがベルトからバックルを外して、金属だけの状態

 

にせねばなりません。 いつもの要領でベルトをほどきます。

 

 

 

 

 

ベルト通しが取れました。

 

 

つぎはバックルを外します。

 

 

 

取れました。

 

 

ベルトの方はバックルのめっきが終わるまで大事に保管して

 

おきます。

 

 

めっきをする前には、十分な洗浄をし、酸で表面のスケール

 

を落とし、めっき処理をして洗浄、乾燥といった多数の工程を

 

経て完成します。

 

今回のバックルは

 

「黒ニッケル」

 

というめっきで、いろんな素材にめっき出来る非常によく使われて

 

いるめっきです。

 

めっきの依頼は通常、アパレルメーカーなどから千個単位で

 

受注します。

 

それらの乾燥風景をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

トーア復元研究所では

 

「1個から」

 

でも作成可能なところが便利なところです。

 

では、出来上がったバックルをご覧ください。

 

 

もともとは

 

「キズがついたために剥離した」

 

めっきですので、傷の凹凸は残っていますが、それらがすっかり

 

黒ニッケルでめっきされているために、とてもきれいなバックルに

 

見えます。

 

もしこのピンのキズも気になるなら、ピンを新品にしてめっきすれば

 

さらに新品のような出来上がりになります。

 

 

 

 

 

最後にこれを縫いつけましょう。

 

 

 

これでようやく完成です。 今回のめっき+縫い付けは約一週間

 

かかったのですが、ご依頼主にご連絡したところ、すでにお客様から

 

催促があったそうで、その日の内に取りに見えました。

 

もうちょっと納期を短くする研究が必要そうです。

 

 

バックル、ボタン、ループエンドなど、さまざまな副資材に使われている

 

めっきですが、その見栄えの素晴らしさの反面、キズなどの苦情に

 

なるのが困ったところです。 めっきでお困りの時は、是非、

 

トーア復元研究所にご相談ください。

 

ではまた明日。 別のご依頼品でお会いしましょう。