世附 大又沢 

法行沢 イデン沢下降

2016年11月7日‐8日

禁漁期間が遡行適期の世附川流域。未踏の大又沢支流を織戸峠を中間点に周回しました。11/5-6の同窓山行から2連荘。通しで4日間の山行となったが、中間こそ冗長な法行沢であるが、出合の大滝と静寂な世附の森に美滝がいくつも懸かる素晴らしい渓でした。美林に囲まれた古道織戸峠に立ち寄り、イデン沢から大又林道終点の地蔵平まで沢下降しました。優良物件も適所に。鹿やカモシカにも出会え、奥深い自然たっぷりの世附の森を堪能できました。

法行沢F1 3段20m大滝 手前の淵を胸まで浸かったご褒美か。大迫力の滝でした。

上部にある取水口で取水されると涸滝と化すそうだ。

【コース】

7日晴れ:浅瀬P9:00…法行橋10:00…co725mテン場13:45

8日晴曇:テン場7:50…織戸峠8:15…テン場8:50…富士見峠10:00…イデン沢忍橋10:45…地蔵平12:20-40…浅瀬P14:10

概念図

法行橋で入渓準備。マラソンをする人にいきなり声をかけられ超~びっくりする

法行林道にある太陽光パネルから大滝上の取水口へ降りる。

大滝はつるつるで手も出ず。高巻きもできず。一旦法行橋まで戻り、法行林道で巻いた。

ここまでながーい河原歩きco605mでようやく2つ目の滝

癒しの渓。でも魚影全くなし。

co645m法行林道が横切ると沢らしい渓相となる。

ここは右から

水量多くなかなかの面白い

co700mにある釜を持つ4m滝の巻きがいやらしく右岸を大きく巻き、懸垂でこの滝下に降りる

テン場は適所に存在するが、co725m付近は超優良物件地帯だ。

水分を含んだ薪多し。火力を安定させるのに苦労しました。

【11月8日】

静寂な織戸峠を往復

テン場に戻り本流を富士見峠目指し遡行する

織戸峠と富士見峠を結ぶ林道で一服する

忍橋からイデン沢を下降

忍橋からのイデン沢は4mクラスの滝が2つあるだけなので、下降向きの沢だ。

昨年バケモノ沢を遡行したとき、泊まった地蔵平。開放的かつ芝生かつ水場ありと最高だ。

大又林道途中にある大又ダム。大又沢もここから法行沢まで水のない死の川となる。