今年の総括ですが、何と言っても四月の復帰戦がその後の試合の意識に多くの影響を与えました。

四月の再起戦。

世界戦で負け、再起戦に挑むのは世界戦と同じユニフォームと決めていました。

世界戦に勝って強い日の丸を自分の拳で印象づけたかった。

勝っても負けても20戦まで規定のラウンドいかず勝敗決めていましたが、20戦目の復帰戦で初めての八ラウンド消化、判定で不甲斐なさでいっぱいでした。

スーパーライトからウエルターに上げて試した試合は、ウエルター級の体の強さも感じられ多くを学んだ試合でした。

試合内容は一度効かせましたが、世界戦で倒された恐怖心が抜けきれずに最後まで攻めきれませんでした。

勝ってここまで反省したのは初めてだと思います。

その不甲斐なさを払拭するには次戦で倒して勝たなければいけないと、倒されても良いのでリスクをとって倒しに行くと決めた八月の試合はWBO-APという地域タイトルに挑戦できることが決まりました。

ここからの試合はウエルター級でもスーパーライト級でも世界の舞台に上がるために可能性を広げること考えていましたが、ウエルター級でのランキングに入る可能性が高いWBO-APタイトルに復帰二戦目で挑めたことを嬉しく思います。

チャンスがあれば一気に攻めると決めていたこの試合、初回は様子見をしましたが

攻める

と決め次の回からは自信をもって攻め倒して勝ちました。

対戦相手は事前に見ていた映像より動きが悪かったので全盛期は過ぎていたのだと思い、全盛期に大きい試合に臨む大切さを知れました。

とにもかくにも、この試合でWBO-APウエルター級タイトル獲得しました。

毎日この写真のような生活がしたい。

冗談はおいといて、今年最後の試合は約三年ぶり日本人対決。

世界を目指すと口に出しているので日本人相手に負けるわけにはいきません。

試合前の故障もあり、いつもよりも多くの不安がありました。

当日対決相手の動きも予想とは違うく、若干戸惑いましたが予想しているように試合が進むことはないと日頃から意識しているので問題はありません。

様子を見て対応するまで長く時間使いましたが攻めに切り替えて倒しました。

今年三戦三勝二KO。

四月の再起戦での反省点がその後の試合の攻めの意識へと繋がりました。

ただ、攻めるだけではなく最大限の攻めの姿勢と最大限の警戒心を両立させること意識しています。

三戦三勝二KOと満足度七割の年でしたが、WBO七位と世界で戦う資格の世界ランキングを手に入れることができたので来年世界で戦うチャンスあれば逃がさぬよう精進していきます。

その為、小原佳太に注目いただくようもっと発言し、もっとyoutubeにも動画上げていきます。

いままで、そして今年応援いただいた方々本当にありがとうございました。

皆様健康第一で良い年をお迎え下さい。

来年も小原佳太ボクシングのど真ん中走りますので応援よろしくお願い致します。

大晦日の本日は顔が似ている友人とボクシングを見て勉強します。

2017総括。