室内飼いの工夫 part2 ~ベランダ解放~ |  スス♀+ぶー♂ログ ~黒猫とアメショMIX+その下僕~ 

室内飼いの工夫 part2 ~ベランダ解放~

我が家ではこの春、引っ越しを期に、ススにベランダを解放した。
ベランダ手すり

これまでの三年間、幾度となく、ベランダから脱走を図り、その度に下僕を半泣きにさせてきたスス。
脱走して隣室から半日帰ってこなかったり、隣の隣の部屋までいって姿が見えなくなってしまったり、下僕が鍵をかけ忘れたのを察し、自力で扉を開け、気づかぬうちに外へ下りてしまったりして、家の周りを半狂乱で探し回る羽目に。
幸い、ススの場合、犬のように呼ぶと飛んできたので、大事には至らなかった。

猫的には、どういう心境なのだろう。子供の家出と同じなのだろうか。
呼ぶとすっ飛んでくる姿をみると、心配させて楽しんでいるようにしか思えない。
そんなこんなで、我が家では、いちいちススをクロゼットやトイレに閉じこめてから洗濯物を干したり、網戸はガムテープでしっかりと目張りをし、鍵をかけ忘れることは許されない。
子供がうっかり開けようものならその度に叱られる。さらに、来客までもが、叱られるのだ。

ー そっぽを向いていても、誰かがうっかり戸を開けるその瞬間を、ススは見逃さない ー

そのせいで、人間までもがベランダに出ることがおっくうになってしまっていた。
加えて、日光不足が低カルシウムの原因となり、希に子猫などは「くる病」にもなるという。
日光浴をさせるためにも、ススが安全にベランダを使えるようにしたいと思い続けてきた。

そして、引っ越した矢先、ススがまたもや脱走を図り、手すりをつたって8世帯も離れた遙か彼方に行ってしまった。
ススの事だからまさか落ちはしまいと思ったが、確実に下僕の寿命が縮むため、ベランダにネットを張る事を思いついた。

ベランダ見張り台

ベランダの四隅にポールを立て、ホームセンターで購入した「ベランダ鳥避けネット」を上まで張った。
ポールは、竿受けよりも、突っ張り棒(最長)の方が安いので、そちらを使用した。
ベランダの半分のサイズに、鉄枠をオーダーして、猫に解放しているお宅もある。
室内飼いの工夫より)
非常に腹立たしいことに、ネットを張って、いつでもベランダにでられるようドアを開けておいてやるようになってからは、ススは殆どベランダに出なくなった。
「はい どうぞ」と与えられる環境など、彼女には何の魅力もないらしい。

反面、野良経験ありのぶーにゃんは、ベランダに住んでいると言っても過言ではない。
ぶーにゃん小屋
ススのお古の小屋で、日中の殆どを過ごし、トイレもベランダにあるものしか使わない。
こうなると、「出たいときに扉を開けてでていってね」では済まなくなるし、24時間付きっきりで、「ぶにゃー。」と鳴けば扉を開けてやるという訳にもいかない。
実際、自力で扉を開けれるにもかかわらず、戸が閉まっているのに腹を立て、2度程、布団の上に用を足された。
そこで、網戸用ペットドア「くぐりゃんせ」を購入。



サッシ用の猫ドアと比較すると、非常に安価なため、夏の間はとりあえずこれでしのいだ。
二重の枠パーツのみで簡単に、ペット用ドアが取り付けられるので、非常に便利である。

※室内飼いの工夫part1→ススのお城@リビング

↓タイヤの裏側も、お気に入りの昼寝スペース。
ベランダタイヤ

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