何年ぶりだろうか。


自分に絶望したり、周りに腹が立ったりして

日常をかなぐり捨てたくなる時がある。

そんな時にこの場所に思ったことなんでも吐き出してきた。

そうやって、カトを保ってきました。


私はカトであり

母であり

パートタイマーであり

嫁であり

妹であり

娘であって、忙しいのだ。


同様に誰だって忙しい。

心を失いながら生きている。

失ったものはもう戻らないので

何か他のもので補わないといけない。

私にとって、無心に文字を書くことが

それにあたる。

そんなことで何が生まれるのかと思うのだが

私が書いた文字は私の存在そのもののような気がして

なんとなく満たされた気持ちになる。


会社は私がいなくなっても何も困らない。

何も変わらず日常を続けていける。

でもこの家ではそうはいかない。

だから私は家にいた方が不安だし疲れる。

大好きな人たちと一緒にいられるのに

時々、本当に逃げてしまいたくなる。一人で歩いて遠く遠く離れた街に行きたい。誰の目も気にせず大きな気持ちで歩きたくなる。


プライドが邪魔でつらい。

劣等感で潰れそうな心をなんとかごまかして保っている。


明日もきっとギッタギタにされるけど

時間は容赦なく朝を連れてくる。

憂鬱極まれり。

夜の終わりは近い、おやすみ。

皆既月食見れなくて残念。