話す事はそんなにないけれど
いつも誘ってくれる
2人の時間は静かに流れ
肩を並べている
こんな時間をあの頃から繰り返し
いつだったか
あの人は言った
『空気みたいな存在は嫌なんだ』
『いるのが当たり前。も嫌』
都合のいい2人?
何て思う事もあったけど
気付けば
お互いにお互いを求めていた
だから 離れて気付けた事が多かった
あの時 あの場所に 2人でいた事に
意味があったんだって
本当は必要としていた
本当は助けて欲しかった
本当はいつも側にいて欲しかった
本当はいつも笑っていて欲しかった