今回も、甲府市新田町モデルハウスの工事の進捗状況をレポートします!
さて、外側の防水シートも貼り終わり、
いよいよ断熱材の施工ができる準備が整いました。
パパまるハウスの断熱材は、グラスウールなどの繊維系ではなく、
現場で発泡させた硬質ウレタンフォームを吹き付けて施工する
「アクアフォーム」を、全棟標準で採用しております。
水で発泡させる断熱材ですので、人体への悪影響もなく、
繊維系の断熱材に比べ、細かい隙間が出にくい工法です。
施工中の現場は、こんな感じです。
壁の内側に、隙間なく断熱材が充填されています。
繊維系断熱材の弱点として、職人さん(大工さんが主です)
の性格や経験値によって、施工にバラつきが出ることが挙げられます。
特に施工規定が甘かった30年くらい前の家などは、天井は断熱材が置いてあるだけ、
壁の中も適当に詰めているだけ、などという事が多く、リフォーム工事の際に
壁を壊してみると、断熱材が湿気を含んで下にズレ落ちていた、
なんて事も有るようです。
その点この断熱材は、自己吸着力が有り、壁にくっつく性質が有るため、
将来的な部分も含めて、断熱性能の劣化の心配も少ないと言えます。
紫外線や火に弱い、というデメリットも有りますが、
最近の住宅の壁面材の耐火性能や施工法を考えると、
結露が起きるリスクを低減するメリットの方に価値が有るでしょう。
屋根・基礎外周部も同様に、吹き付けの施工を行い、
断熱工事完了となります。