ブライダル・ギフト その2
ブライダル・ギフトと題した記事で紹介しましたお客様が、前回制作した花器に名前と日付を彫り込むために、先週末にお見えになりました。
仲睦まじく、作業をされているお二人。
すでにカット済みのマスキングシールをガラス器の底面に貼り付けます。
今回はサンドブラストという技法を用います。(以下、ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋)
サンドブラストとは表面に砂などの研磨剤を吹き付ける加工法のことである。
主に、コンプレッサーによる圧縮空気に研磨剤を混ぜて吹き付けるが、細かい部品を加工する際には、より大量の研磨剤を効率よく吹き付けるためにサンドブラスターという作業箱の中で加工する。
ガラス工芸としては、表面彫刻・加飾の方法や加工後の擦りガラス状態等が、化学腐食のエッチングに似ていることから、20世紀になって用いられだした。
文字や絵柄を残したい部分のみマスキングを外し(もしくは掛け)、サンドブラストを行なうと、対象部分がすりガラスとなって残る。記念品等の名入れ等でも利用される。 近年では従来のフッ酸(フッ化水素酸と硫酸の混合液)による腐食エッチングに比べて利点として、安全性、設備の小型化から個人でも導入可能な簡易性・加工性・生産性等もあり、サンドブラスト加工の品もエッチングと呼称されガラス工房や作家において普及している。
マスキングされていない部分に研磨剤を圧縮された空気と共に吹き付けます。
マスキングを剥がすと擦りガラス状になった文字がっ!!浮かび上がります。
これで完成です。ご要望により、その他イラストなどもご用意いたします。
過去には赤ちゃんの手形足型のプレートなども制作しました。
写真で解説すると、とてもシンプルな作業に見えますがレイアウトや彫り込み方によっても微妙に個性が発揮されます。
吹きガラスと合わせて使っていただければ、まさに世界に一つだけ
ONLY ONE のオリジナルな一品に仕上がります。
さて、これで終わりとしたいところですが、実はこの後ダブルでサプライズがありました。
これらについては記事2回分くらいに分けて、報告したいと思いますので、ご期待ください。
人気ブログランキング
その時はまだ知る由もなかったのだった・・・・・