800f0922で.NetFramework3.5がインストールできない | 蜃気楼の果て

蜃気楼の果て

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というエラーでが発生しているようです。

このトラブルに対して
「いろいろネットで検索した結果を試したがダメだった」
「クリーンインストールで解消した」
「リフレッシュで解消した」
「OS再インストールになった」
という書き込みが見受けられます。
実際の所、いくら「800f0922」もしくは「800F0922」では検索しても正しい結果は得られません。

そもそもエラーコードの指定方法が間違えているのです。

この「800f0922」というエラーは本来「0x800f0922」と言う「ソフトウェアの競合」が原因で発生する既知のエラーです。

ソフトウェアの競合というのは「現在パソコンにインストールされている何らかのソフトウェアがOSの一部情報を保持し続け、他のソフトがそれを利用したり書き換えたりしようとした際に発生するトラブルです。
そのためOSをクリーンインストールした直後であれば発生しないエラーとも言える状態です。

ですのでこの「800f0922」を回避する方法はただひとつ


OSをクリーンブートさせる



ということです。

このクリーンブートとは、
「最小限のドライバーとスタートアップ プログラムのみを使用してパソコンを起動させる」
というものです。
800f0922等のソフトウェア競合が原因のエラーメッセージが表示された場合やその他トラブルシューティングで使われる特殊なWindows起動方法です。
決してWindowsをリセット(初期状態に)したり、インストールしたソフトを無かったこと(リフレッシュ)にするものではありません。
またセーフモードとは異なりすべてのWindowsサービスを利用出来る状態でパソコンを操作できます。

このクリーンブートを利用するためには「システム構成」を操作し変更する必要があります。
変更したシステム構成を元に戻さない限りはセーフブート状態は維持され続けるので、ソフトウェアの競合を引き起こすソフトを特定するために極めて有効です。

今回はこの「システム構成」を利用し、安全に自動起動するソフトウェアを停止させる方法をご紹介します。


1.チャームの検索から「システム構成」を呼び出す (Win8/8.1)


(1)チャームを表示し「検索」をクリック(タップ)します。



(2)検索欄に msconfig と半角英数字で入力して下さい。



(3)msconfig アイコンが表示されますので「クリック」(タップ)してください。



(4)画面がデスクトップ画面に切り替わり「システム構成」が表示されます。





2.ファイル名を指定して実行から「システム構成」呼び出す(Win Vista以降)


(1)キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押して下さい。
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(2)「ファイル名を指定して実行」が表示されます。



(3) ①「名前:」欄に msconfig と半角英数字で入力し、②「OK」ボタンをクリックして下さい。



(4)「システム構成」が表示されます。





3.クリーンブート用に「システム構成」を変更する


(1)「システム構成」画面の「サービス」タブをクリック(タップ)します。



(2)サービスの一覧が表示されます
①「Microsoftのサービスをすべて隠す(H)」にチェックを付け、②「すべて無効(D)」をクリック(タップ)します
これでMicrosoftが提供しているサービス以外の他社製ソフトウェアによるサービスを無効にできます。
次に③「スタートアップ」タブをクリック(タップ)して下さい。



(3)「スタートアップ」へ移動後、「タスクマネージャーを開く」をクリック(タップ)して下さい。



(4)タスクマネージャーが表示されます
①停止させるスタートアップを選択し、②「無効にする」をクリック(タップ)を表示されている項目全てに行って下さい。




(5)すべての項目を「無効」にした後、画面右上の(「閉じる」)をクリック(タップ)して下さい。



(6)再度「システム構成」が表示されます
①「適用(A)」をクリック(タップ)後、②「OK」をクリック(タップ)しシステム構成を終了します。



これでクリーンブート用にシステム構成が変更されました。
あとはパソコンを再起動させるだけでクリーンブートとなり、ソフトウェアの競合を引き起こしやすい状況が回避されています。

この時点で.NetFramework3.5をインストールして下さい。



4.設定を戻す


再度システム構成を起動させ変更した項目を元に戻していきます。
各項目を呼び出す手順は割愛させていただきます。

(1)サービスを元に戻します
①「Microsoftのサービスをすべて隠す(H)」にチェックを付け、②「すべて有効(E)」をクリック(タップ)します



(2)スタートアップを元に戻します。
①停止しているスタートアップを選択し、②「有効にする」をクリック(タップ)を表示されている項目全てに行って下さい。


以降は 3.クリーンブート用に「システム構成」を変更する の(5)、(6)と同じです。
あとはWindowsを再起動して下さい。


基本的にこれでインストール時の800f0922の問題は回避できます。

この方法を利用すれば.NETFrameworkだけではなく、その他競合を起こしてインストール出来ないソフトを特定することができます。
停止させるサービスを1つずつ試していけばいいのですからね。
もしこの方法で競合するソフトやサービスが特定できたなら、ソフトウェア製造元に連絡をして対処方法の有無を確認して下さい。

ただ実際には1つずつ試すなんか面倒なのですよね
ですので停止させるサービスはまずは半分だけ…次は残りの半分の半分…という形で絞り込んだほうがいいでしょう
その際はAdobe等の有名なサービスから止めたほうが良いかと思います。



あ、アカン…
標準語で書いた頭ん中が火事やわ
しかも熱が上がってきてるし…
はよ関西弁を標準語にしよや

オッチャン泣いてまうよ(ノД`)シクシク


ということで
ひとつどうでしょ
ほななぁウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
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