アップデートアドバイザーを使用して
「お使いの PC にはセキュア ブートとの互換性がありません」
または
「お使いの PC のファームウェアではセキュア ブートがサポートされていないため、Windows 8 で使用できません」
が表示され、この時点でアップグレードを断念してしまう人が多い感じですね
「最新のドライバーやファームウェアにバージョンアップしてもセキュア ブートとの互換性がありませんが表示された」
というもの
確かにパソコンの機種ではドライバーやファームウェア(BIOS)を最新版に更新してもこのメッセージが表示されることがあります
なぜドライバーやファームウェアを最新版に更新してもセキュアブート未対応のメッセージが出るのか?
本当にセキュアブート未対応だとアップグレードできないのか?
Windows8はセキュアブートに対応するマルチプラットフォーム次世代オペレーティング・システム
セキュアブートの効果により従来のOSより高速起動が実現でき、かつ安全性が高まった
という点が最大のセールスポイントです
セキュアブートはUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用する事で、大容量メディアからパソコンをより安全かつ素早く起動させるためのものです
このUEFIを軽くでも理解するためには、パソコンの起動プロセスを簡単にでも理解する必要があります
パソコンは電源を入れた直後BIOS(Basic Input-Output System)と呼ばれるパソコン内の基板に搭載されたプログラムが起動し、CPUやメモリーの基幹部、キーボードの入力装置を確認します
その後プリンタ、各種ドライブという出力装置を確認します
BIOS上では画面制御をするGPU(Graphics Processing Unit)はプリンタとして扱われます
最近ではNIC(Network Interface Card)やUSB(Universal Serial Bus)という拡張基盤も確認しています
これだけのものを毎回接続を確認し内容を精査していると起動に時間がかかります
そこでCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)と呼ばれるボタン電池を電源にした記憶領域に接続機器一覧を保持し、精査にかかる時間を短縮することができました
これらの手順を終えた上で、内蔵ハードディスク等のどの場所にOSの起動情報が含まれているかを探しに行きます
そして起動情報が含まれている内蔵ハードディスク等から各内部機器をOS上で使用するためのドライバーをメモリーに渡します
これらの手順を終えてからWindowsは本格的な起動を開始するのです
UEFIは内蔵ハードディスク等を従来と異なる特殊な形式に変換し、イメージファイルとして一気に引き渡すことができる機能です
こうすることでどの位置に起動情報が書かれているかを一々探しに行く手間を省くことができるようになり、より速く起動させる事ができるようになりました
ただしこの機能を使うためにはより高速で大きな処理をする必要があり、64bitパソコン以上から使用出来る機能となっています
UEFIは現時点でBIOSに代わる次世代ファームウェアに位置づけれられているため、旧機種についてはメーカーの対応が遅れていたり、機械的な問題で対応できないのが現状です
ですのでドライバーやファームウェアを最新版に更新しても、旧機種に関してはUEFIに対応できていない事の方が多いということになります
Windows8から正式対応になったセキュアブートとは、このUEFIが作成した特殊フォーマットの中に予め必要なドライバーを書き込み、起動に必要なデータやドライバーを保護する機能のことなのです
このようにして起動情報を特殊フォーマット内で保護することで、ウィルス等による情報改ざんを防止し、より安全にパソコンを起動させる事ができるのです
以上のことから「UEFI未対応=セキュアブート未対応」ということになるのです
本当にセキュアブート未対応だとアップグレードできないのか?
この点で重要なのはWindows8はセキュアブート対応であってセキュアブート必須ではないということ
パソコン上に於ける「必須」と「対応」の違いを簡単に説明すると
「必須」は、それがないと絶対ダメの意味
「対応」は、なくても大丈夫の意味
つまりWindows8は「セキュアブート対応=セキュアブートがなくても大丈夫」という事なのです
パソコン上で「なくても大丈夫」と言うことは「その機能が使えないだけ」ということになるのです
実は同じWindows8でも、32bit版はセキュアブートに対応していないのです
ですのでWindows8自体がセキュアブートがなくても大きな問題はありません
UEFIが使えない分ほんの少しだけパソコンより起動速度が遅くなる程度なのです
それでも従来のWindowsに比べて起動は早いですけどね
と言うことで冒頭のメッセージは「アップグレードアシスタント限定の話」と断言してもいいでしょう
そもそもアップグレードアシスタントは、より安全で確実にWindows8へ完全移行ができる環境かどうかをチェックする機能です
そのためセキュアブート未対応=機能が制限される=Windows8へ完全移行ができないと判断してメッセージを表示しているだけなのです
ですので「セキュアブート未対応だとWin8へアップグレードできないの?」への回答は
Windows8へはセキュアブート云々は関係なしでアップグレードできる
という事になるのです
…
…
…
アカン…
ちょっとまじめに書いたら頭から煙が出てきた…
やっぱオッチャンに真面目は似合わへんなぁ(´・ω・`)
グルっぽの方はこんな事ばっかり書いてるから、こっちで息抜きしてるのに…
なんか最近垣根が低くなってきたぞ…
てか、こんなこと書いて興味ない人は誰も読まへんって話やねw
せやけど読んでくれた人はこれで少しは疑問が解決したかなw
ちなみに…
これがオッチャンがアップグレードした時のアシスタントの画面な
ちゃんと「お使いのPCはセキュアブートとの互換性はありません」って表示されてるやろ
それでもちゃんとWindows8へアップグレードして使ってるでw
モザイクが入ってるのはエロとかそういうヤツやでw
ちなみにオッチャンの今までの画像でモザイクが掛かってるのは全部エロいところやでw
ムッチャエロいからモザイク越しでも鼻血がw
そんなことよりグルっぽの方の続きを早く書かなアカンなぁ
macとLinuxのターミナル画面すっ飛すか
その方が確認の手間が省けるから早く書ける気がする
ということで
ひとつどうでしょ
ほななぁ( ´ー`)y-~~