受験生の子どもたちを指導していて気づくことがあります。

それは、

「親の愛情は海より深い。

そして、多くの場合、その愛は『不安』という形をとる。』」

ということです。

あるお父さんのお話。

お父さん:「先生、うちの子大丈夫でしょうか?集中力がないというか、やる気が入りにくいというか、いつも時間ギリギリで余裕がないというか。そのへんが問題だと思うんですよね。

いろいろなお子さんを見て来られていると思うんですが、うちの子はどうでしょうか?」

私:「いや、⚪︎⚪︎くんは、かなりバランスが取れている方だと思いますよ。

成績が良くても、なんかいつもせかせかしているような子もいますが、そういう子って、途中でへばるんですよね。入試までもたない。

その点、⚪︎⚪︎くんは、いい感じでのんびりゆったりしているので、まあ、たまにお母様とお父様がお尻を叩いてあげれば、ペースが整ってきますし、7月頃から入試に向けて一気に駆け抜けられます。」

お父さん:「なるほど。そうなんですね。でも、そういうお尻に火が状態になるのは、早ければ早いほどいいですよね。」

私:「そうですね。難関校を狙うなら、早い方がいいでしょうね。」

お父さん:(しばらく沈黙した後…)

「でも、そこまで完璧にできるなら、もはや子どもじゃなく大人ですよね(笑)。」

私:「そうですね(笑)。」



という具合です。

(^O^)

お子さんがどんな状態であったとしても、悩みは尽きない。

それが、「親」というものなのでしょうね。

悩みの後ろに、「愛」がある。

そう感じた、小春日和の日の夜でした♪

^ ^




iPadからの投稿