厚生労働省が6月13日に発表、「要介護・要支援認定」、2014年度に初の600万人超
介護保険サービスを利用するのに必要な「要介護・要支援認定」を受けた人が2014年度に前年度より約22万人多い、606万人になり、初めて600万人を超えました。
この数字は、介護保険制度が始まった2000年度の約2・4倍となっています。
そして、介護保険サービスでかかった費用は、9兆5783億円で前年度より4049億円(4・4%)増加しました。
これから本格的に団塊世代が、介護保険を使いだしたらこの国はどうなっていくのでしょうか?
●介護保険の基礎知識
- 40歳から介護保険料を払い、被保険者となります。
- 40歳から64歳までを第1号被保険者といい、65歳以上を第2号被保険者と言います。
- 40歳から保険料を払って被保険者になっているので、介護状態になれば介護保険が使えます。
- しかし、40歳~64歳までは若年性痴ほう症等の特定疾病に限られ支給されます。
- 介護サービスを受けた場合、自己負担は原則1割です。
- 介護保険を使うには、介護認定を受けなければなりません。
●介護認定を受けるには
- お住まいの市町村の窓口行き申請を申し込みます。
- 医師による認定調査があります。
- 認定調査をもとに審査判定をされ
- 介護度の認定がされます。
●介護認定
症状が軽い方から 要支援1~要介護5の7段階の介護度があります。