2005年8月、高校生オープン。

 予選結果発表時、会場に衝撃が走った。


 同時に発表された筆記2・3位。

 画面に映し出されたのは、ポリフォン(東大寺中)・ルックス(東海中)。

 「高校生オープン」でありながら、2・3位を占めたのは、なんと中学3年生の2人だったのだ。


 ポリフォンは3月の「灘オープン(仮)」で準優勝、この高校生オープンで準決勝に進出。

 ルックスは高校生オープンでこそ誤答により3R敗退と不調だったが、その半年前の「abc~the third~」(大学生・22歳以下の基本問題ナンバーワン決定戦)で中2ながら予選通過、2Rも「エージシュート!」の一撃で勝ち抜け、3Rでも互角の勝負を展開、「超新星あらわる!」と注目された。


 西からの刺客は2人だけではない。

 「インター杯」3位、「Never Ending Story 2005」準優勝、ポリフォンの盟友・元管理人(東大寺中)も「73タロー」参戦を表明。

 そして彼らを迎え撃つのは、リック(早稲田中)。11月の関東クイズ連合(関東の中・高クイズ研の連合)例会では高校生を破り優勝。12月のクイズロードカップでは、敗者復活(1○1×)決勝まで残り、勢いと落ち着きを兼ね備えたプレイスタイルで会場を唸らせた。社会人も集まる基本問題サークル「A(あ) 」に参加するなど、積極的な姿勢が目立つ。


 最強の中学3年は一体誰なのか?

 一つの結論が、73タローで導き出される!


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 マッチナンバー001 「中学生・オブ・ザ・イヤー」

 参加者=ポリフォン(東大寺中)、元管理人(東大寺中)、リック(早稲田中)、ルックス(東海中)

 問題傾向=シークレット

 出題者=シークレット

 マッチメイカー=橙武者