東映バカの部屋

東映製作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

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皆様、こんにちは。


休み最終日。曇り空で昨日よりも肌寒い秋田市内です。


職業病ですが、これからの時期は腰痛や膝・肘等々が痛み出す季節。


毎年、力で押し切っていますが今年は左肘に来ており(去年は右肘。腰痛だけは通年です)時折茶碗を持つのも辛くなる事が有ります。



さて本日は、来月の東映ch「傑作時代劇スペシャル」で放映予定の一作品から…


平成27年12月に時代劇専門chでも放映されています。



一般的には
「木枯し紋次郎=中村敦夫」ですが、誰が何と言おうと俺はやはり、紋次郎は文太さんの方が遥かに似合っているし「凄味」「迫力」「台詞回し」全ての点で勝っていると思います。



只「贔屓目」も入っていますのでその点は何卒御容赦下さい。



女優活動約二年で田岡満氏の奥様となったものの、昭和50年3月に自殺を完遂し帰らぬ人となった
「第二の藤純子」として期待されていた中村英子の初出演作でもあります。



「木枯し紋次郎・関わりござんせん」(「木枯し紋次郎シリーズ」第二弾)昭和47年9月14日公開・笹沢左保原作・野上龍雄脚本・中島村長監督・東映京都製作。


VHS化作品ですが未DVD化で、DMM.com/ひかりTVビデオ内で有料動画配信が行われています。







※KINENOTEの作品案内は此方から



当作は東映ch内で、6/3(金)14:00~16:00・6/6(月)11:00~13:00・6/18(土)13:00~15:00・6/30(木)11:00~13:00四回放映されます。(字幕付きHD放映)



※東映chの作品案内・放映時間案内は此方から



併映作品は「不良番長・一網打尽」(「不良番長シリーズ」第十五弾。山本英明/松本功の共同脚本・野田監督・辰ちゃん主演。東映東京製作。VHS/DVD化作品でDMM.com/bonobo/
ビデオマーケット(プレミアムコースの場合)内で有料動画配信が行われています。
KINENOTEの作品案内は此方から








●東映公式・YouTubeプレビュー動画








この「一網打尽」辰ちゃん・新伍ちゃん・ヤスシさんの「暴走ぶり」に更に拍車がかかっています!


フジタツの兄貴を除く出演者全員による「完全なる脱線芝居選手権」です!(追い打ちをかける様に「おわり」の文字が出た後に壁から突如辰ちゃん・新伍ちゃんが顔を出し、観客に声を掛け始めるのだから…


特に「火事場泥棒」の場面で金庫を探していたヤスシさんが、女の股座を触って放った一言…



「こりゃ●●●だ!」(放送禁止の三文字言葉)


安藤組長主演の「任侠外伝・玄界灘」の中でも敏さんが密航して来た韓国人女性を一斉に強姦する際に「●●●●出せ!」(放送禁止の四文字言葉)を放ちましたが…


日本映画専門chで放映された際「字幕」としてはそのまま「●●●●」と出たものの、音声は「三文字目」がきちんと消されていました。



しかし、さすが東映!さすが野田ちゃん!さすが岡田社長兼映画本部長!(当時)


「一網打尽」では
音声を一切消さず、そのまま流れました!「●●●」が!


恐らく「音声を消さずそのまま流した=日本の全ての劇場公開作品/テレビドラマ作品の中でも唯一の事例」かと思います。



特別出演のキャバレー太郎・鳳啓介・京唄子…そして恒さんと千枝ちゃんに由利先生が加わり「大馬鹿」を見せています。


恒さん・千枝ちゃんの場面は、
教会で挙式中に「腹の餓鬼を掻き出す云々」の話となり「神聖なる神の前で餓鬼を掻き出す何ぞ!」と「東北弁の神父」の由利ちゃんが激怒!と云う内容です。



その「一網打尽」に対し
「関わりござんせん」は、前作「木枯し紋次郎」正式な続編として製作されています。(此方は本日5/27(金)14:30~16:30に東映chで放映されます。字幕付きHD放映。東映chの作品案内・放映時間案内は此方から












前作では、仲間であった小池の朝さんの分も纏めて勤めを果たす為に三宅島に送られていた文太さんでしたが、相思相愛だった女性(杏子姐御)を寝取られた上「善人の仮面」を被って君臨している朝さんに対する怒りから、脱獄を決行し、朝さんを葬った文太さん…


しかし「急ぎ旅」の道中、朝さんの手下やその協力者一味に襲われる場面から始まります。



この「戦い」に「過去を全て捨てた筈の紋次郎が、ただ一つ忘れる事の無かった人…幼少期、腹を空かせて盗みを働いた際に助けてくれた実姉(市原悦子)に対する想いと再会」を絡めて描かれます。



…とは言っても
「泣いて下さい!いい話でしょ!」と云う様な「押し付けの感動」ではありません。


急ぎ旅の道中出逢った女郎、そこで会話を交わして行く内に文太さん・悦子さん双方共に
「兄弟では?」と思い始めるのですが…


片や「一匹狼の狂犬」片や「女郎に身を落した不幸な女」双方共に「一筋縄では行かない人物」に成り下がっている為、互いに「腹の底を探り合う醜さ」を見せる事も…


そこに「朝さんの手下に協力する土地の悪党親分(大木若頭)」が悦子さんに「甘い餌」を吊り下げて「文太さんを陥れる画策」に引き入れるのです。


果たして、その結末は…






当作の様な「極太の人間模様」を描かせたら未だに東映が一番上手いと思います。


しかも最近気付いたのは、劇場公開作品からテレビドラマ、子供向けの特撮番組全てに於いて「説教がましくない=要点だけをサラリと直球で描くから素直に受け入れられるし解り易い」のが他社では余り見られない「美点」であり、これを朝飯前の様に遣ってしまう東映製作陣の「実力の高さ」。


当作品もその例に漏れない作品です。



「娯楽が一番難しい」とよく言われますが、それがきちんと出来るからこそ「極太の人間模様」等々に於いても「観客の琴線に響く物語」を的確にサラリと演出出来る証明です。



余談ですが、ここ数年は
「机上の考えのみで作品を創出する小説家よりも、動きを同時に描く漫画家/劇画家や役者の動き等々を頭に描きながら文面を考える脚本家の方が「モノ書き」としての実力は遥かに上なのでは?」と思っています。


「脚本家が小説を書く」事も有りますが、事実「面白い物が多い」と聞いた事が有ります。(俺は「小説」は殆ど読みません。寧ろ「実用書」「映画関連」「雑学関連」ばかりです)



そして「英子さんの初出演作」と前述しましたが、それを思い出させない位惹かれた芝居を見せた「当作出演の女優」は雪絵姐御!


冒頭「旦那を亡くしたばかりの子供を二人抱える極貧の若い未亡人」として「乱れきった髪・真黒なツラ・ボロボロの着物」と云う姿で登場。


「もう生きてはいたくない!」と云う想いを「魂が完全に抜け切った死んだ目」で演じ切った見事な芝居!


「東映女番長作品」等々で見せていた「生き生きした暴れぶり」等々と「相対する芝居」ですが、まだ24歳の若さでこれだけの芝居を見せ付けた実力は特筆ものですし、現在の「24歳の女優陣」に「同じ芝居をしてみろ」と言っても出来る方は一人も居ないと断言してもいいでしょう。


事実、子供を不憫に思った文太さんが金を置いて帰るのですが、見知らぬ旅人に恩義を受けてしまった事が追い打ちとなり、その金を床に晒したまま親子心中を完遂するのです。


その姿を目にした文太さんの表情も見物です!



他の出演者は…邦衛さん・京さん・ヤマリン・汐さん・志賀ちゃん・可朝師匠・奈辺悟・丸平峰子・名和センセイ等々です。

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●この記事は平成28年5月26日(木)13:55頃に追記の上再掲載しています。



皆様、おはようございます。


昨日の7時に勤務を終え、土曜8時迄の73時間休み中です。


今回の連休は寒暖差が小さい「雨交じりの曇り空」。時折日差しも有りますが、肌寒さえ感じさせる事も有る秋田市内です。



今月は「ただでさえ変則勤務なのに、部内の事情で更に変則となった一カ月」でしたが、やはり何時もの流れが崩れてしまうと疲れがかなり違うものです…


「休日数が増えたかな?」と数えてみたら、当初の予定と全く同じでした。



昨日は洗濯・掃除・洗車・買物を済ますと、録画した番組を観ながらそのまま就寝…


おまけに昨日から東映chで「大激闘・マッドポリス80」も始まったし…


俺はやはり「大都会シリーズ」「西部警察シリーズ」より
好きだなぁ…今は。


銀のSA22型RX-7で敵陣に突入し銃火器をぶっ放す恒さんと、「強面」を有効活用して笑いを誘う志賀ちゃんが特にツボ!



只、石原プロに比べ…と云うより「他の番組製作会社」に比べ東映は識者や生真面目と思っている方々からの「格好の攻撃対象」となる事が当時は有った模様で、当番組も「暴力だけの低俗番組」と新聞の投書欄に掲載されたとか…


しかし、
それ位でいいんですよ、「娯楽」なのだから…



その中で、昨日の夜中に再放映されたNHK・BSプレミアム「アナザストーリー・仁義なき戦いを作った男達」はいい番組でした。


これ迄見聞きしていた事の延長線ではありますが、
当時製作に携わった製作陣が一堂に会し「生きた話や手持ちカメラの再現」等々を行い、千葉ちゃんの「役柄交代劇」拓ボンの奥様と圡橋助監督が語られた「拓ボンの抜擢秘話」…そして「正篇五部作」に貫かれたサクさんの想いと「代理戦争」(第三弾)の「最後の解説」の文面変更の意図等々…


街頭での「当時を知る観客達の言葉」からは「未だに何か勝負に出なければならない時は必ず見る!」「文句無しの面白さ」等々「多くの観客達に衝撃を与え、評価され、愛され続けている傑作」であると改めて実感した上、更に愛着が湧きました。



しかし、民放地上波は「笑点」や一部のテレビドラマ以外は「目も当てられない惨状」ですが…


NHK地上波・BS(テレビドラマは除く)と民放BS波は「いい番組」が多いですね。



そして、この番組を記事化して下さった相互読者さんのセブンさん、再放映情報をコメントとして送って下さった相互読者さんの忠一さんには、この場を借りてお礼を申し上げます。


記事と再放映情報が無ければ見逃していたかもしれません。教えて頂いた事で新たな魅力等々を発見出来ました。心から感謝です。有難うございました。



そして「正篇五部作」で使われなかった実話を基に描かれた作品が、新たなシリーズの「第一弾」として製作・公開されました。



「新仁義なき戦い」
(「新仁義なき戦いシリーズ」第一弾)昭和49年12月28日公開。神波史男/荒井美三雄の共同脚本・サクさん監督・東映京都製作。


VHS/DVD/ブルーレイ化作品で(ブルーレイはBOXのみの初回限定生産品の模様です。単品商品化の予定は本日時点では確認出来ていません)DMM.com/楽天ShowTime/iTunes(auIDが必要)/青山シアター/boyono/ひかりTVビデオ/ビデオマーケット(プレミアムコースのみ)/U-NEXT/YouTube内で有料動画配信が行われています。







※KINENOTEの作品案内は此方から



●東映公式・YouTube予告動画(ネコさんがスケコマシに没頭する場面に被る「身も蓋も無い三文字=男は結局この三原色に染められている」と云うグレイトすぎる主張はやはり東映!…とは、徳間書店・刊「仁義なき戦い・浪漫アルバム」内に於ける伴ジャクソン氏のお言葉です)







●東映公式・YouTubeプレビュー動画








併映作品は「直撃地獄拳・大逆転」(石井センセイ監督・千葉ちゃん主演・東映東京製作。VHS/DVD化作品でGYAOストア/DMM.com/楽天ShowTime内で有料動画配信が行われています。KINENOTEの作品案内は此方から












「反抗心の文太さん・大馬鹿炸裂の千葉ちゃん」の番組構成も正に東映の味!




昭和49年から昭和54年迄の6年間「東映年末年始公開番組」の顔を務められたのは文太さん。


昭和50年からは、千葉ちゃんの大馬鹿を文太さんが引き継ぎ「トラック野郎シリーズ」で日本中の年末年始に花を添え、松竹「男はつらいよシリーズ」と肩を並べる興行成績を上げる迄になります。



余談ですが「キネマ旬報」平成27年2月上旬号「文太さん追悼特集」内に掲載された「キネマ旬報・昭和50年11月上旬号」内の「文太さんと映画評論家の高田純氏の対談」の中から…



昭和49年に都内の名画座で、新東宝「白線秘密地帯」が公開された際、ソクブン監督と共に泥酔状態で会場に登場した文太さん…(文太さんとソクブン監督は「お揃いのスーツ」から「仲良く騙されて粗悪品等々を買ってしまう」位の「仲の良さ」であった事を、ソクブン監督の奥様がお話されています)


この際、文太さんとソクブン監督は舞台に上がり、泥酔状態でメガホンを手にした文太さんは観客に向かい、次の様に「ガナった」記憶が有るとか…


「その内深作欣二を超えるシャシンを則文と一緒に撮るから、楽しみにしていてよ!」


只、それが「トラック野郎」だか何だかはどうもねぇ…ともお話されています。




当作は「仁義なき戦い」正編第一部の「土井組組長射殺事件(土井組長=名和センセイ)から「坂井射殺事件(坂井=松方さん)迄を、一部描写に違いは有るものの更に詳細を描いたと考えて頂ければいいかと…


役名も描写もそのままだったのはネコさん!役名こそ違うもののほぼ描写を引き継いだのは文太さん・邦衛さん。


他は「ほぼ一新された出演者」となっています。


正篇に出演が叶わなかった安藤組長・若山先生・早苗さん・風車の弥七・睦五郎等々も顔を揃え「正篇とはまた違う凄味と芝居合戦」が繰り広げられます。



この中で、ネコさんの女房役について…


正篇第四弾「頂上作戦」迄一貫してネコさんを支え続けた木村さんでしたが、当たり役を掴み更なる飛躍が期待されていた最中、突如体調を崩しこの年の7月に39歳の若さで帰らぬ人となってしまいました。


しかも「弥七親分との挙式予定日」に迎えた木村さんの旅立ち…そして「木村さんが当たり役を掴んだ作品」の新シリーズへの出演を受ける事となった弥七親分…


今では弥七親分も鬼籍に入られている為本心を知る事は出来ませんが
「お前が当たり役を掴んだ作品で俺も生涯最高の芝居を見せて遣る!」と云う意気込みだったのでは?


毎度鑑賞する度に「目と声に、弥七以上…いや、他の役でもここ迄の殺気は見た事が無い!」と感じてしまいます。



そして、木村さんの意思と芝居を引き継いだのは早苗さん。


正篇五部作と全く変わらぬ役柄のネコさんだけに、現場でも「果たして早苗さんに務まるのか…女房役が」と云う想いは少なからず有ったと思います。旦那であるサクさん自身の中にも…


しかし、さすが「公私共にサクさんを支えていた一番の理解者」早苗さん!


木村さんの醸し出した雰囲気に匹敵する「ネコさんの女房らしい姿」を自らの味で見せ、見事に演じ切りました!



当作では、弥七親分・早苗さん「作品に賭ける姿」「他の出演者を寄せ付けないだけの本気」を感じました。


「生涯の伴侶となる筈だった弥七親分と、当たり役を引き継ぎ見事に演じ切った早苗さん」の姿を木村さんは天国から見ていたかと思いますが「感謝感激」だったと思います。




「気弱な山守建設名古屋支店長の新伍ちゃん」「本物の極道らしさを見せ付けた安藤組長」「此処でも狂犬…拓ボンへの目潰しを決めた恒さん!(文太さんの背後でボクシングの動きを真似る姿も印象に残ります)」もいいのですが…



「若山先生と松方さんの凄味の対決」特に終盤で、松葉杖を手にしながら上目遣いのにやけた表情で凄味を見せた松方さんと、ドラム缶に上半身を突っ込んだまま絶命する姿を見せた上「ドラム缶から吹き出る鮮血」が更なる凄味を生み出した若山先生…これぞ「本気の芝居対決」!


逆に「ネコさんと手旗信号!」「文太さんのエンコ詰めを見て嘔吐!」「胃の不調を訴え殴り込みを回避しようと画策!(しかし恒さんが一言「今直ぐこの場で楽になって貰ってもいいんですがねぇ…楽~に…」と言われ、仕方がなく引き受けます)」「鉄砲玉連中への合図=痰を路上に吐き捨てる姿の可笑しさ」「相手にどう見てもバレているだろう…とも感じさせる腕時計の見方」「万亀ちゃん!(文太さんの物語上の愛称)と呼ぶ時の、頭の上から出ている甲高い明るい声」等々で「ネコさんの腰巾着ぶりを変わらぬ芝居で見せた邦衛さん」!


文太さんと共にネコさんと邦衛さんの描写を一切変えなかった…「腸が煮え滾る位憎たらしいが、憎めない観客から愛される役柄」だった事を証明しています。



当作は「二番煎じ」と言われる事も多く「正篇五部作に比べてつまらない」と云う感想をよく見聞きします。


しかし、解る方々であれば一発で、その他の方々でも何度か見直して頂ければ「同じ題材を別な切り口から描き、新たな面白さを構築した傑作」だと云う事を実感して頂けると思います。



他の出演者は…名和センセイ・エースのジョー・玲子姐御・八名の親分・佐藤京一・司祐介・アカレンジャー吉野・奈辺悟・広瀬義宜・汐さん・内田の朝さん・日出さん・西田良・志賀ちゃん・成瀬さん・片桐さん・高並功・鈴木康弘・松尾和子・橘麻紀・小泉洋子(現・沢野火子)・中村錦司・宮城幸生等々です。


解説はお馴染み・酒井哲!




●追記はここから



昼飯を食いながら報道関係を確認していた所、当作でも大活躍された恒さんが、胆嚢癌の治療を行いながら仕事を続けていらっしゃることが解りました。(スポニチアネックスより)


長期休養期間内に抗癌剤治療と放射線治療を受け、効果が出た上に「治療をしながらの現場復帰だが治療経過は順調(治療は継続中との事)」かつ「現時点では体調にも問題が無く仕事に臨んでいる」との事…


現在休養中の松方さんに続く
「東映実録ヤクザ映画黄金期を支えた指折りの功労者」の大病発覚かつ、病名が病名だけに心配ではありますが…


「病と仲良くして活躍を続けられている方」「(辰ちゃんの様に)腫瘍発見、しかも転移していた状態から抗癌剤投与・放射線治療で克服した上、40年以上再発が無い」例も有ります。


願うは「完治」ですが、それが不可能でも最善の方法で今後も身体や病気と相談しながら、無理せず活躍される事を切に祈るのみです。



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皆様、こんにちは。


休み最終日…今回の三連休は五月とは思えない暑さとなった秋田市内です。


しかし…「休み最終日」とは言っても明日は20時からの勤務…今晩は夜更かしだし「もう一日休みが有るのかなぁ…」と勘違いしそうになります。



さて本日は…昭和40年代に人気を得ていた(…と言っても、俺は「種付けすらされていない時期」「記憶の欠片も無い幼少期」「岩手県内で放映が開始された当時は遅れネットの為、放映時間帯に自宅に居る事が無かった上、録画機器は高値の花だった時代」に当たる為、どの位の人気が有ったのかを体感はしていません)「公開収録演芸番組の劇場版」と云う「世にも珍しい…ではなく、唯一の存在」かもしれません。


「てなもんやシリーズ」等々の様に公開収録芝居番組の劇場公開作品化」は或る程度存在していますが
「演芸」を映像化するとは…東映、恐るべし!


でも「吉本新喜劇の舞台を劇場公開作品化した」とも言えるかなぁ…



「ヤングおー!おー!日本のジョウシキでーす」昭和48年11月17日公開。檀上茂/松本功の共同脚本・山崎大助監督(劇場公開時代劇作品全盛期に東映京都で監督/脚本家として活躍されています。当作品で約7年ぶりかつ最後の劇場公開作品の監督を務められました)。毎日放送製作協力・吉本興業/東映京都の共同製作。


VHS化されていますが未DVD化(ウィキペディアによると、昭和56年にVHSが発売されたそうです。当時で¥49000-!)。有料動画配信も有りませんが、東映chでの放映実績は平成24年以降一度あります。(その前にもファミリー劇場/東映chでの放映が有った模様です。此方もウィキペディアより)



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※KINENOTEの作品案内は此方から



※ウィキペディア「ヤングおー!おー!」は此方から(当作品を含め、番組に関する内容が網羅出来ます)



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「勝新唯一の東映劇場公開作品出演作で共演は文太さん」「山下将軍が監督を務めた、数少ない東映東京製作作品の一つ」傑作「海軍横須賀刑務所」の併映作品。(脚本は石井センセイ。VHS/DVD化作品でDMM.com/楽天ShowTime/GYAOストア/ビデオパス(au IDが必要です)内で有料動画配信が行われています)







※KINENOTEの作品案内は此方から



●東映ビデオ公式「海軍横須賀刑務所」YouTube予告動画







結論…非常に評価に悩む東映映画。


幾ら「東映バカ」と云う名前で記事を書いていても…こう云う事は有るんです。


健さん主演の「任侠と西部劇の融合を図った」ものの、無難過ぎる上「娯楽映画の三要素(泣かせて笑わせて手に汗を握らせる)」が見られず、面白味に欠けていた
「荒野の素浪人」並。



当作品は「観客目線」「笑わせる」は確立しています。


そして、公開当時は「毎日放送・日本教育テレビ(現在の全国朝日放送)の東阪腸捻転ネット体制」の影響からか「放映されていなかった地域」が多かった時期(毎日放送・東京放送の東阪腸捻転解消ネット確立後、特に東日本地域で視聴可能地域が飛躍的に増えました)ですので
「視聴不可能な地域の方々に、番組と吉本新喜劇の雰囲気を味わって頂ける機会を提供した」事は大いに評価しますし「本放映時に於いてはは看板だったのでは?と思われる企画」「欧陽菲菲・朱里エイコの歌で一息入れて頂いている」のも美点。


「東映と吉本の融合」ではなく「9割以上吉本主導での製作」だった事(俺の憶測と感想です)が大きいのかも…


俺が「ヤングおー!おー!」の雰囲気を体感済みで「吉本新喜劇」も見慣れていたのであればかなり面白く見られたのでしょうが…残念ながらその機会を未だに得る事は少なく
「???」となってしまったのだと思います。


これはあくまでも「俺の感想」ですので、勿論
「大好きな方は大好き」かつ「新たに魅力を感じられたり、新喜劇への入り口を掴んだ方々」も多いかと思います。


只「好き嫌い」は完全に二分されそうな気はします。



そんな中で…
東映専属役者陣(当時)から唯一出演をされていたのは「東映剣会」の福本先生。


但し自著「おちおち死んでられまへん」巻末の「出演作品一覧」には掲載されていませんし、KINENOT内にも記載されていませんので…忘れられた役柄なのか、現場で急遽用意された役なのか…謎!



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「偽物の船長に扮し、実はチャカや短刀を隠している」のではありません…「本物の船長役」吉本軍団に船を乗っ取られた上に海に叩き落されます!


しかしさすが福本先生!


「得意の海老反りで海に転落」
ではないですが「綺麗に決まった見事な飛び込み」「身体能力のずば抜けた高さ」を見せてくれました。


吉本軍団に
声を荒げてはいたものの…「西部警察パートⅢ・大阪/神戸篇」で発した罵声に比べたら優しいのなんの…



そして…画面右側に鎮座している「●」四つ…



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女風呂内での一騒動の場面なのですが…何とこれは「前張り」!


女優陣の動きにより自在に移動!


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足りない時にはチャンバラトリオの面々が被っていた「黒い帽子」も前張りに加わるという面白さ!


この場面のみ「東映の味」で演出されたのかなぁ…と考えました。


真実や経緯は解りませんが、
こう云う演出を脚本段階が撮影現場で思い付く製作陣が存在するのはどう考えても世界中で東映以外に思い付きませんので…(でなければこの後「子連れトルコ御一行様!」「餓鬼がサックを風船代わりに膨らます!」「加茂さくらを糞尿塗れ!」「島田陽子の満面の笑みの直後にドーンと画面一杯の馬糞登場!」「野糞をしながら「人前で野糞なんかしやがって!下品な馬だ!」と独り言を放ちながら褌で汗を拭う文太さん」等々が生まれなかったでしょうから…因みにこれ等は全てソクブン監督!



一部であっても
「面白さを感じられる場面」が見付けられたのは良かった…その点では、別次元の物語ではあるものの「荒野の素浪人」より鑑賞価値が有りました。



他の出演者は…仁鶴師匠・文珍師匠・三枝師匠・やすきよコンビ・八郎師匠・坂田さん(最近では安藤サクラ主演「0.5ミリ」で素晴らしい芝居を見せてくれました)八方師匠・真理アンヌ・藤本義一・田島晴美(ヒロイン)等々です。

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●この記事は平成27年5月20日(金)18:30頃に一部の文章を書換し、再更新しています



皆様、こんばんは。


休み二日目。昨日から6月下旬並みの暑い晴天となっている秋田市内です。



昨日は「ビールをかっ食らえば熟睡出来る…」と思っていましたが、目が覚める醒める…結局、寝付いたのは夜中で、起きたら既に十一時を回っていました。



今日は「夏タイヤ」を新品に交換してきました。


「今年は持たせよう」と思っていたのですが、ゴムバルブの状態が悪い上に側面の罅割れ(経年劣化)の為なのか、空気圧が不安定(10日ごとに点検している状態でした)。


スリップサイン迄1ミリしか無いし、来年8月の車検でこのタイヤは使われないし…



或る小さなタイヤ店に行くと…「国産(ファルケン=旧オーツタイヤ。現在は住友ゴム工業に日本ダンロップと共に吸収合併され、銘柄の使用権を得て製造中)の平成27年生産品で規格は155/65R13・商品四本/タイヤ脱着/組替/ゴムバルブ一式交換/廃タイヤ処分料/消費税込みで¥16800-で…」と…


大手量販店では「海外製の同規格品かつ同一の作業内容」で約¥17000-。加えて店員の応対が「一切世間話を交えない、筋書き通りとしか思えない対応」かつ「段階値引きで駆け引き」。



「駆け引き」は俺も営業時代に遣っていましたからいいのですが…世間話が一切無い、言葉が綺麗なだけの対応は一切しなかったのでどうしても抵抗が有ります。(諸先輩達にもそう教えられました。)


しかし、今は「余計な事を一切言わず、綺麗な言葉で筋書き通りの対応」の方が受け入れられ易い時代なのかなぁ…


「売買成立」は絶対に「先ずは人同士の繋がり」であって「初めに世間話で人間関係を構築し、好きになり好きになって貰って売買が成立する上、長い付き合いになるもの」
だと俺は確信しています。(但し「百発百中」は絶対に有りません。「気持ちの合う方・通じる方」を見付けて行けばいいのですから…だから「販売担当者其々が得意なお客様の種別」を持っているのだし…)


此方は…店は小さいですが、年配のお父さんは一切飾ら無い人柄で色々な話を交えながら「駆け引き無しの一発提示」!


「価格が殆ど変わらないなら国産で!」
加えて「人柄」で即決し、交換も済ませて来ました。



因みに…俺は「携帯電話」「自動車保険」のみは「何時もの女性」ですが、他の商品に関しては全て「何時もの野郎店長/野郎店員/野郎担当」と決めています。




さて本日は…三年程前にNHK・BSプレミアム内での放映実績が有り、その時が初めての鑑賞でしたが…一発で気に入った「反骨心に溢れる集団抗争時代劇」の「隠れた傑作」の一つだと思っています。


東映京都撮影所が「劇場公開用時代劇作品を大幅縮小しテレビドラマに大量流用を始めた後」に製作された作品ですが、この時期に製作された「時代劇映画」には、それ迄の作品には無い「既存作品に捉われない、幅広い発想で悠々と・伸び伸びと製作された傑作」が数多く存在している様に思います。



「集団奉行所破り」
昭和39年8月26日公開。小国英雄脚本・長谷川康人監督(佐々木康・マキノ監督・泰監督の元で修業された方。劇場公開作品の演出は数作品と少ないですが「大江戸捜査網」「必殺仕事人」等々の時代劇テレビドラマを多く演出され、特に古巣である東映京都では「銭形平次」の演出を200本以上手懸けられました)・東映京都製作。


未VHS/DVD化作品ですが、DMM.com内で有料動画配信が行われています。



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※KINENOTEの作品案内は此方から



サクさんの「監督初期の傑作」である「狼と豚と人間」と共に公開された作品です。(VHS/DVD化作品で有料動画配信は有りません。KINENOTEの作品案内は此方から








一度、この二作品を自宅で連続鑑賞しましたが、現代でも魅力に溢れる「共に手に汗を握らせ共感させる…観客目線に寄り添う優れた番組構成」と実感しました。



舞台は江戸時代の上方…宿の主のネコさんは、今でこそ「表の顔」は堅気ですが、数年前迄は
海賊の一味。


ネコさんは以前、自らの海賊船が奉行所の船に襲われた際、助けてくれた恩人の七回忌を開きたいと考え、一度限りの「海賊一味の再結成」を決意します。


その顔触れ…
内田の良さん・里見黄門様・神戸瓢介・大友御大・生臭坊主こと春男さん・市川小金吾…そして「亡くなった兄への手紙」を読み、代わりに仲間入りを決断した「紅一点」の弘子さん…


ネコさんは「奉行所内は海賊等々からの賄賂で床が抜ける程金品が隠されている」事を掴んでおり「奉行所が悪党を叩きのめすのは有ってもその逆は前例が無いし、悪が世に憚った事は無いのだからこの話は降りる」と言った一部の仲間をも最終的には納得させ、前代未聞の「海賊一味による集団での奉行所襲撃」を計画するのです。


何故なら…その「恩人」は「上方の廻り船問屋」の主で、水路開発にも莫大な財産を惜しみなく投入し、庶民からは「神様仏様」の様に愛されていましたが、この財産を狙った奉行(原田甲子郎)の裏工作により「海賊」として処刑され、更に「恩人」の莫大な財産を原田さんと組む廻り船問屋に分配。加えて、その問屋衆からの「賄賂」により更に財を成していたのです。



用意周到に事を進める為に、スケコマシが得意な里見黄門様を「奉行所内の賄賂工作に大きく関わっている」と見ていた元問屋の番頭で現在は同心(慶さん)の娘(御影京子)に近付かせ、弘子さんは芸者になり「奉行に近付き状況を伺う役目」を請けます。



そして「京子さんの出生の秘密と慶さんの慈悲の心が生み出していた衝撃の事実」「自らの生き甲斐として、同心の辻斬りを続ける大友御大」等々を交えながら、遂に決行の日を迎えました。



しかし…「襲撃」を察知していた奉行所は予め金品を別の場所に移動していた為ネコさん達はそれを断念…


代わりに…
「奉行所の悪事の数々を世間に知らしめてやる!」と、手当たり次第に書物類を奪い、船で逃走を図ったものの悪天候により転覆!


奉行所内では大友御大が刺殺された上(他に慶さんもこの場で殺されました)折角の書類も川に流され絶体絶命!


そこで
良さんが放った一言「奉行所は書類が盗まれたとしか思っていないのだから、そこを突いて勝負に出よう!」


翌日、良さんは「お白州」の場で原田さんに「書物を手にした」事を直に伝え、奉行は「即刻打ち首にせい!」と罵声を浴びせたものの…


「昼迄に俺が仲間の所に帰られない場合は、飛脚が江戸にその書類を届ける事になっている!」と言い放ち、原田さんは八方塞がり…


結果…原田さんを主催者として「恩人の七回忌」を営み、その金は「原田さんと結託した問屋衆が全額負担する」事で折り合いが付くのです。


その「七回忌」に民衆が溢れんばかりに訪れ、実はその「恩人の娘」だった京子さんが実子として挨拶をする場面で作品は終わります。



「ズバッ!」と斬り殺す訳でもないし「要職」「地位」を追われた訳でもない…


民衆に見られる事の無い「お白州」の中で都合の悪い事実を突き付けられ「完全譲歩」に応じた「裏取引」ではあるものの、従来の時代劇作品では味わえなかった「爽快感」が素晴らしい!


この「爽快感」…物語が「恩人の為に尽そうとしただけの無欲な奉行所襲撃と裏取引」だからこそ「これ迄に無かった新たな爽快感」を生み出したのだと思います。



当作公開の前年には「黒い霧解散」(「共和製糖事件」「田中彰治事件」「公私混同お国入り問題及び官費旅行」「深谷駅急行停車問題」「東京大証社長仲人問題」と、同時期に起きた国会議員の問題行動を纏めた「黒い霧事件」が発端で起きた衆議院解散事例の呼称)が起き、当作公開の数か月前には大阪府警で交通違反を犯し逃走した運転手を警官が射殺した事件や、公開直前には当時「独裁国家」であった韓国の朴正煕大統領に対するクーデターの発生等々…日本も近隣諸国も「体制側と庶民が血気盛んに衝突を繰り返していた時期」。(当年の前後10~15年はこんな感じだったのでしょうね。残念ながら俺は「種付けすらされていない時期」ですので、見たものでしか判断が付きません)



しかし…なんだかんだ言ったも
「体制側が強く、最終的には丸め込まれてしまう庶民の不満」…


これを
当作の様な作品を鑑賞する事によって「精神の安定を図られていた方々」が大多数だったのでしょうし、拍手喝采で受け入れられたのかなぁ…とも思います。


勿論、各社ともに「庶民の不満を作品にぶつける」事を積極的に行っていたとは思います。(但し、東宝のみは過去の「東宝争議」の経緯から「反体制の作品」は自社では製作せず、他社で製作された作品を「配給」する事で均衡を取っていたとか、何処かで読んだ記憶が有ります。もし間違いの場合は御容赦下さい)


その「味」が最も強く、更に「最も積極的にこの手の作品」を送り出したのが東映なのでしょうね。



「善悪の絶妙な境目を、持ち前の老獪さで演じ切ったネコさん」「明るく飄々とした伸びやかな芝居が新鮮に感じる里見黄門様」「寡黙で只管斬り続ける凄味を見せた大友御大」「灰汁の強いニヤつきがたまらなく素晴らしく、それをお白州の場面で最大限発揮した内田の良さん」「亡き兄に代わり、女の武器を惜しみなく使い状況把握に徹する弘子さん」「悪になり切れず、慈悲の心に至った経緯を話す慶さん」等々「個性溢れる役者陣の集結ながら、見事に融合した遣り取りの数々」も同時に見所となります。



他の出演者は…水野浩・有馬宏冶・熊谷武・矢奈木邦二郎・楠本健二・中村錦司等々です。

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皆様、こんにちは。


今朝の5時に勤務を終え、日曜20時の始業時迄の84時間休みに入りました。



実は…部署内の事情で勤務体系が変更になり、日曜から夜勤三日→休日三日→日勤・夜勤各三日という流れで進む事になりました。


日給月給の仕事ですので、休みが多いのは身体は楽なのですが…月により収入が変動するのが当たり前ですので複雑な心境です。


余り外には出ずに、部屋で昼酒をしながら東映映画鑑賞をしているのが、余計な金を使わず済みますし大いに楽しめるので一番いい「休みの過ごし方」だと思っています。



さて…ソクブン監督が「東映京都ポルノ戦線」に関して多くを書き記した「東映ゲリラ戦記」(筑摩書房・刊)。


この書籍内を締めた言葉はこれでした。



●東映ゲリラ部隊  本隊隊長・中島貞夫/別動隊カントク・鈴木則文/総大将・石井輝男/最高総司令官・岡田茂


…素晴らしい布陣!「向かう所敵無し!」の「娯楽映画製作舞台の最高峰」とも言えます。



その
「総大将」石井センセイが手掛けた…大人気シリーズ「温泉芸者シリーズ」の第一弾を本日は紹介させて頂きます。



「温泉あんま芸者」(「温泉芸者シリーズ」第一弾)昭和43年6月28日公開。岡田名誉会長企画・石井センセイ/内田弘三の共同脚本・石井センセイ監督・東映京都製作。


VHS/DVD化作品ですが有料動画配信は有りません。








※KINENOTEの作品案内は此方から



若山先生の代表シリーズ作品の第二弾「帰って来た極道」(鳥居元宏/松本功の共同脚本・山下将軍監督・東映京都製作。VHS化作品ですが未DVD化。DMM.com/AMAZONビデオ内で有料動画配信が行われています。KINENOTEの作品案内は此方から)の併映作品です。






余談ですが…当作品を含めて「極道シリーズ」も「お薦めの一級娯楽作品」。


しかし…若山先生の「東映主演作品シリーズ」はVHS時代は相当商品化されたものの、DVDとなっているのは「賞金稼ぎシリーズ」「シルクハットの大親分シリーズ」のみで他は有料動画配信か東映chでの視聴に限られている状態…


「前科者シリーズ」「極悪坊主シリーズ」「カポネの舎弟シリーズ」等々「どれもこれもが見易く、物凄く楽しい作品群」ですので東映様/東映ビデオ様には是非とも早急にDVD化をお願いしたいです。



さて「あんま芸者」…クレジットの筆頭は輝さんですが…実質輝さん/葉子さん/ますみちゃんの「三人が主役」と思って頂いて結構です。



「芸者・あんま・一夜妻」「殿方が喜ぶ事なら何にでも応える芸者小屋」。


周囲の芸者小屋に白い目で見られながらも、ベテランの葉子さんを筆頭に「純情」なますみちゃん・ゆりちゃん・「失神女優」応蘭芳(旧・三瀬茂子)・雪絵姐御等々は殿方を「目で楽しませ・疲れを軽減させ・下半身をスッキリさせ」温泉街では大人気!


そんな中で起こる「年増芸者で落ち目の葉子さんの焦りと人気復活に賭ける姿」「純情さを捨て切れないますみちゃんと、一途に思っているのに振り向いてさえくれない温泉街の美男医師(輝さん)への切ない愛情」「役所のど助平清掃部長(これは適任でした…ネコさん!と汲取り屋のど助平社長(雁さん)が葉子さんを巻き込み企てる…ますみちゃんの処女争奪戦!(ネコさんが強引に食いましたが…その後汚職がバレて雁さんと共に逮捕!」「極道とは名ばかりのど助平爺ぃ=上吉さん!」「ゆりちゃんを妾にした住職…由利ちゃん!しかも「観光客を誘客する為」に行った事…男根の飾り物等々「交尾コレクション」で埋め尽くされた素晴らしい寺院!(最後に由利ちゃんは檀家総代から「住職解任」を言い渡されてしまいました…由利ちゃんらしい最後!」「大浴場で始まる…芸子小屋同士の全裸での大喧嘩!それをしっかりブルーフィルムに収めるヤクザになり切れないヤクザ(南道郎)を見付け叩きのめしたものの、道郎さんを追って来た「臨月」の内縁の妻(高倉みゆき)が転倒しその場で赤ん坊を産み落とす!(しかし、この後の二人の展開はかなり胸を熱くさせるものが有ります)」「葉子さんと恩師(南都雄二)の再会が生んだ悲劇」等々「見所満載」!



この後、石井センセイが傾倒していく「異常性愛路線」の直前の作品の為「…どうなのかなぁ…」と思われる方々も多いかと思いますが…物凄く楽しいし見易いです。


千葉ちゃん主演「地獄拳シリーズ」「ポルノ版」と考えて頂ければ…但し「地獄拳シリーズ」程の「馬鹿」ではありません。


そこに「網走番外地シリーズ」等々で見せた
「奥深い人間ドラマ」を絡めています。


葉子さん率いる「あんま芸者軍団」は剽軽で遣ることなす事「ますみちゃん以外」は粗暴かつ豪快ですが…殿方を喜ばせる事と小屋内での人気競争には貪欲でも基本は無欲で裏の無い、暖かい人柄の「愛される芸者軍団」として描かれているのが美点。



ソクブン監督の演出とはまた違った面白さが有る、石井センセイの「あんま芸者」も是非一度ご覧頂きたい「傑作娯楽ポルノ作品」です。



「温泉芸者シリーズ」はソクブン監督が手掛けた「温泉みみず芸者」「温泉スッポン芸者」の二作品が圧倒的に取り上げられます。


事実、人気も評価もシリーズ中では最も高いし最も面白いし、俺も一番好きなのは「みみず」「スッポン」!


「お薦め中のお薦め作品」ですし「泣ける映画」ですもん…


「押し売りの感動で無理矢理泣かせる偽善映画」じゃないですよ…


「大馬鹿の連続」で時間の全てが埋め尽くされ、馬鹿笑いが中盤位から「泣き笑い」となってしまう…


これぞ本物の「泣ける映画」!


…しかし「泣き笑いできる映画=これも「泣ける映画」だしその頂点」だと俺は思っていても…果たして皆様にご理解を頂けるかは何とも言えません…


時代が求めている「泣ける作品」の種別が種別だけに…何度も書かせて頂いてはいますが、現代の
「子供・家族・病気(難病・怪我)・運動・恋愛・動物・学校・職場・部活・趣味の集まり・恋愛・料理等々を安易に利用、又は独自の発想を生み出せない大馬鹿連中が漫画・動画等々の原作を当然の様に流用、加えて「テレビ局主導」によるテレビドラマの安易な流用等々で、表面上の感動だけを押し売りする、数多くの偽善作品」では全く感動する事も無ければ胸も熱くならない…寧ろ「嫌悪感」を抱く事が多いです。(「原作が存在」「テレビドラマの流用」は昭和から数多く存在してはいます。しかし「厳選」されていましたし「テレビドラマ・動画」に関しては、多くの地域で「県域放送局が1~2局と少なかった」事情から「鑑賞機会を提供する」と云う観点も有ったものと思います)



昭和の映像作品の様に「心から胸を熱くさせる泣ける作品と、笑いを通り越して心から泣き笑いさせる作品の繁栄と共存」現代に蘇る事を強く望みたい、と云うのが「俺の本心」ですが…


「全くもって無理」
「相当難儀」だろうなぁ…



他の出演者は…沢淑子・南風夕子・沢田浩二・中村錦司・茶川一郎・人見きよし・山本昌平・小島の慶さん・清水正二郎・田中小実昌・大泉滉・花紀京・矢奈木邦二郎・唐沢民賢等々です。

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