東映バカの部屋

東映製作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!

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皆様、おはようございます。

 

 

休み二日目。今日は快晴ですが、明日から明後日にかけて台風が直撃しそうな雰囲気…

 

 

明日は一切外出しなくてもいい様に備えておくのがいいのかなぁ…と考えています。

 

 

世の中の様子等々も変化が早く、中々読めませんが、ここ最近は台風の進路も読めない時代…

 

 

 

さて、先週末発売の女性週刊誌内で「恒さんの治療経過と十津川警部シリーズ降板」が掲載された、と…インターネット内の各報道機関で記事となっています。

 

 

「降板と病状の経過は無関係」と事務所はお話されていますし、別なドラマもきちんと放映されていますから「経過は小康状態」とは思うものの、心配である事には変わりありません。

 

 

 

何せ、俳優デビューから一貫して東映に所属し「東映京都撮影所の裏所長」という「名誉有る愛称」でも慕われている「或る意味、現時点で東映を最も愛している出身者の一人」かつ「東映ファンの誇りの一人」でもある恒さん。

 

 

因みに「特命刑事」で「突如、何時でも何処でもダッコちゃんと一緒!」になってしまった志賀ちゃんは「東映で一番喧嘩が強いのは恒ちゃん」と仰られています。そして「吉野刑事」こと菅原一門会の誠さんも「生涯唯一、喧嘩で負けたのは渡瀬さん」と…

 

 

 

休める時にはゆっくり身体を休めながら治療に専念して頂き、お顔を拝見出来る機会が少なくなってもいいですので、場合によっては病気と末永く、仲良くしながら無理をせず今後も名演を見せて頂ける事を心から願います。

 

 

 

その「恒さんの病状改善」を祈り…「ノンクレジットで出演され、物語内の大馬鹿担当を務められた新伍ちゃんと約1分画面を乗っ取った作品」を紹介させて頂きます。

 

 

 

「銀蝶流れ者・牝猫博奕」(「銀蝶シリーズ」第二弾)昭和47年10月25日公開。松本功/山口和彦の共同脚本・山口和彦監督・東映東京製作。

 

 

DVD化作品ですが有料動画配信は有りません。

 

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

「東映実録ヤクザ映画路線の布石となる一作」に数えられる傑作「人斬り与太・狂犬三兄弟」(「人斬り与太シリーズ」第二弾。松田寛夫/神波史男の共同脚本・サクさん監督・東映東京製作。VHS/DVD化作品でDMM.com/ひかりTVビデオ内で有料動画配信が行われています。KINENOTEの作品案内は此方から)の併映作品。

 

 

 

 

 

 

徳間書店・刊「蘇る!仁義なき戦い 公開四十年目の真実」内に掲載された梶さんのお話からですが…

 

 

日活の「一般映画製作大幅縮小・ロマンポルノ製作中心の体制に転換」を機に東映に移籍された梶さん…

 

 

移籍前に鑑賞した東映作品の中でも特に好きだったのがサクさんの監督作品で、更にその中で「人斬り与太」が好きだった為「狂犬三兄弟/牝猫博奕の番組構成はとても光栄だった」と…

 

 

撮影所でサクさんに「人斬り与太への賛辞」を伝えた所、非常に喜びながらも「東映側の評価は今一つなんだ」と語られていたそうです。

 

 

「仁義なき戦い・広島死闘篇」ではサクさんが梶さんに「直々に出演を依頼した」と言われていますが、あの役を当時演じられるとしたら梶さん以外は考えられなかった様な気がする上「この賛辞」が大きく影響して実現したものと確信しています。

 

 

 

名の通った札師の父親と「旅暮らし」をしていたものの、幼少期に目の前で殺された「仇討」の為に自らも「女札師」となり敵を探し続ける物語。

 

 

 

先述の通り、恒さんはノンクレジットで約一分の出演ですが、新伍ちゃんと「大馬鹿芝居」で完全に画面を乗っ取ってしまいます。

 

 

丁度当作と前後して、東映東京撮影所では恒さんが出演された「やくざと抗争」「不良番長・一網打尽」「昭和極道史」が製作されており、その「間合い」で当作にも出演されたものと思います。

 

 

山口監督や東映側からの要請か、当作の出演陣で共演経験の有る梶さん/千葉ちゃん/新伍ちゃん等々からのお誘いか…将又恒さんが自ら「志願」「ノリ」で乱入されたのかは解りませんが…

 

 

 

上野駅前で靴磨きの青年として働く恒さんの所に現れるのが、上州から出て来た新伍ちゃん!

 

 

「台本無し」の一発撮りだと思われますが「不良番長シリーズ」で相性のいい所を見せていたお二人だけに「笑わせ所」「一服の清涼剤」としては超一級!

 

 

是非皆様の目でお確かめ頂きたいですので遣り取りの内容は書きませんが、これを「現場での即興で見せた」としたならば相当な実力!

 

 

 

若い方々には「恒さん=十津川警部を始めとする刑事役・事件に顔を突っ込む民間人の運転手・髭を生やし自転車を愛する公証人」等々の印象が強く「笑いや大馬鹿にも十二分に対応出来る事」を知らない方も多いと思います。

 

 

「恒さんの軌跡」を知っていただく上でも、役者デビューから数年間の作品群も是非ご覧頂きたく思います。

 

 

「DVD化作品」かつ「俺の鑑賞済み作品」の中では当作品の他「不良番長・出たとこ勝負/やらずぶったくり/一網打尽/突撃一番」「ずべ公番長・東京流れ者/ざんげの値打ちもない」「銀蝶渡り鳥」「関東テキヤ一家・喧嘩(ごろめん)火祭り」「やくざと抗争」「女番長(すけばん)ブルース・牝蜂の逆襲(ノンクレジット出演)」「恐怖女子高校・暴行リンチ教室」等々が該当します。

 

 

 

他の出演者は…千葉ちゃん(吃りの何でも屋)・由利ちゃん(助平講座付き)・南ちゃん・バンジュン・日出さん・須賀良・須賀不二男・佐藤晟也・富田仲次郎・土山登志幸・久地明・雪絵姐様(梶さんの元仲間。「黒髪の梶さん・茶髪の雪絵姐様双方の魅力がぶつかり合う」のも当作品のお薦め部分)・光川環世・千枝ちゃん・川村真紀等々です。

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皆様、おはようございます。

 

 

休み最終日、今日も既に部屋の温度計が30度を超えています。

 

 

今日こそこの記事を書き終えたならば昼酒に突入します!

 

 

 

昨日の更新記事の最後の方で、高瀬顧問の新書をご紹介させて頂きましたが、殺陣師の歴史だけではなく、共演された製作陣・役者陣とのお話も興味深いものが多い上、顧問が非常に「文才」で「笑い死に」するかと思った面白さです!

 

 

 

●「あぶない刑事」の館ひろしは、宴会では浴衣姿で細川たかしの「北酒場」を踊りながら熱唱するのを何十回と見せられたが…

 

 

柴田恭兵は「寡黙」で、小一時間二人でコーヒーを飲んだ時、交わした言葉はただ一言「いい天気ですねぇ…」「そうかぁ?」のみ!(但し、恭兵さんの身体能力の高さと、還暦を過ぎてもそれが或る程度保持されている点に関しては非常に高く評価されています)

 

 

後日、恭兵さんは「俺、学費も生活費も麻雀で稼いでいたもん…」と云う「衝撃の過去」を教えて頂いた、とも…

 

 

●「刑事貴族3」で、経費削減も考え「婦警役の中山忍を拉致監禁し張り倒す!」役を演じたら、忍さんのファンを名乗る男から製作会社に脅迫電話が入り…「悪役の充実感」を満喫出来た!

 

 

内容は「忍ちゃんを殴った奴の家に火を点けてやる!」

 

 

この時の道場は経年劣化で改築を余儀なくされていたので、顧問は製作会社の担当者に…

 

 

「是非うちの住所を教えて火を点けさせて欲しい!保険が下りてタダで新築出来るから!」と…

 

 

しかし、返答は「冷たい目」で「あんた、番組を潰す気ですか!」

 

 

「刑事貴族」の製作会社は東宝でした。

 

 

やはりこの様な冗談も通らない会社なのかなぁ…

 

 

もし東映ならば、岡田会長が自ら陣頭指揮を取り「チャッカマンで放ったれ!柱一本残したらアカン!下駄は俺が預かったる!」と協力したかもしれないし(…する訳無いですね。遣ったら大事だわ!しかし「そう言い放ちそうな雰囲気」が有ります。何せ「ヤクザと間違えられる・ヤクザと対等に張り合えるカツドウヤ」でしたから…)東映撮影所内に常駐させている消防車も貸したかもしれないなぁ、延焼防止に!

 

 

又はこれを種にしてドラマの2.3本を製作したかも。拓ボンや日出さん・岩尾の正さん等々を「放火魔」にして…(似合うわ!)

 

 

 

そして「特捜最前線」で父親(高瀬将敏・高瀬道場初代顧問)の後を継ぎ擬斗の第一歩を踏み出した将嗣顧問…(「卒論を書きながら参加した」事も有るそうで…)

 

 

「演出陣は実力者揃いだったが、その中で最も印象に残っているのは野田幸男監督」と書かれています。(何せ、山口和彦・村山新治・村山三男・佐藤肇・野田幸男等々の「東映東京の本編監督陣」+「特別機動捜査隊」の監督陣+「非情のライセンス」の監督陣+井上梅次・松尾昭典・須川栄三・宮越澄・長谷部安春等々の「他社から招聘の監督陣」の混成ですから…)

 

 

野田監督は「特捜」開始当初から監督陣の一人として参加され、昭和55年に「大激闘・マッドポリス80」「特命刑事」の演出で一時番組を離れたものの「特捜」で演出を担当された回数は、確か東映東京テレビプロダクション所属の天野利彦監督に次ぐ「少なくとも約510話中の、最低70~80話(間違いの場合は何卒ご容赦下さい)は手掛けられた」かと…

 

 

「不良番長シリーズ」等々の演出が、余りにも破天荒で脱線し過ぎた為、東映東京内で「もうあいつには本編(=劇場公開作品)は撮らせない!」となったらしい野田監督…(岡田会長は実力を認めていましたが…)

 

 

しかし東映は「合理化」とは言いながら「転籍」「適材適所の人材配置」「映像事業以外での収益確保・雇用創設」等々で「社員を酷使し、衝突を繰り返しながらもきちんと守った会社」。

 

 

この点は顧問も「新伍ちゃんは「義理欠く・恥欠く・人情欠く…三欠マークの東映」と言っていたし、不満や反対・衝突が頻繁に起きていたのは事実だが、東映は他社に比べたらまだ社員に対する誠意が有った」と書かれています。(「東映Vシネマ」を創設した目的の一つにも「雇用確保」が含まれていた模様です)

 

 

 

人物は「温厚で誠意に溢れていた」野田監督。

 

 

或る時「特捜」の現場で細かなカットを「順撮り」していた事に不満を述べた方が居たそうです。(「カットの細かさ」は石井センセイや新伍ちゃんもお話されています)

 

 

それに対し野田監督は…

 

 

「いいですか!「下手な中抜、休むに似たり!」と言うんです!役者の気持ちを持続する為には順撮りは必要なんです。貴方達スタッフが手を抜いてどうするんですか!」(撮影の方法には「脚本通り順番に撮る方法」と「(例)カメラが二台有る場合、先ずカメラ①の方向からの場面を纏めて撮った後、カメラ②の方向からの場面も纏めて撮る手法」が一般的である模様です。顧問の話を読む限り、前者は「映画の手法」後者は「ドラマの手法」として定着していたのかなぁ…とも受け取られますが、真意の程は伺い知ることは出来ません)

 

 

…と激昂!

 

 

顧問は「嗚呼、この方はカツドウヤ、映画の人なんだ…」と感動した、と…

 

 

 

 

野田監督が演出を担当した「特捜」「不良番長」とは真逆の「社会の暗部を抉り出した「暗く、重いが目を逸らしては絶対にならない問題提起」が為されており、結末も「いい終わり方」は皆無で、非常に考えさせられる重々しい物語」がほぼ全て。

 

 

「生真面目も大馬鹿もきちんと演出出来る」事を顧問は非常に高く評価されています。

 

 

 

その「野田監督」が「不良番長シリーズ」の最終作品を「熊本横断ロケ(阿蘇→熊本→天草)」で破天荒な大馬鹿を「これでもか!」と見せつけてくれたのがこれ!

 

 

 

「不良番長・骨までしゃぶれ」(「不良番長シリーズ」第十六弾で最終作品)昭和47年12月2日公開。山本英明/松本功の共同脚本・野田監督・東映東京製作。

 

 

VHS/DVD化作品でDMM.com/U-NEXT/ビデオマーケット(プレミアムコースの場合)/bonobo内で有料動画配信が行われています。

 

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

当作品は太田美鈴の「東映製作の劇場公開作品初出演作」。

 

 

 

併映作品も素晴らしいです!

 

 

「東映時代劇ポルノの金字塔」の一つ「エロ将軍と21人の愛妾」(掛札昌裕/ソクブン監督の共同脚本・ソクブン監督・玲子姐御/美樹サマ/林真一郎主演・東映京都製作。DVD化作品ですが有料動画配信は有りません。KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

 

 

 

 

 

もし名画座や有料波での放映で「骨までしゃぶれ」「エロ将軍」を連続放映したら…俺を含めた「東映ファン・娯楽映画ファン・大馬鹿映画ファン」は泣いて大喜びする事間違いありません!

 

 

これ等の作品の公開当時も「大喜びした観客」は相当数居たかと思います!

 

 

見方によっては「最強の破壊力と魅力を持っている番組構成」!

 

 

 

因みに…由利ちゃん・大泉さんは「双方の作品」で「重要な大馬鹿担当」として出演されています。

 

 

 

うちには「骨までしゃぶれ」はVHSからダビングしたものが「エロ将軍」は東映chの放映時に録画し、ブルーレイに焼いたものが有り、一度連続で鑑賞しましたが…

 

 

「顎が外れたり糞小便を漏らさなっただけで、酒は吹き出すわ飯が飲み込めず咽るわ…その内に笑い泣きが始まって酔いは醒めた上に腹の筋肉が痛くなり、就寝時目を瞑ると「爆笑場面と台詞」が思い浮かび吹き出して朝迄寝られずそのまま勤務へ…」

 

 

もう、こうなる位「大馬鹿と笑いを徹底させてくれたら大満足!」です。

 

 

 

密輸ダイヤを巡って「辰ちゃん率いるカポネ団・謎の女三人組「番長ガールズ」・密輸ダイヤの運び屋の新伍ちゃん・金バッジのナベさん」が争う流れですが…

 

 

「辰ちゃんと女装した新伍ちゃんがベッドイン!」「小学生に扮しながらも咥え煙草でホテルを歩きナベさんの一味に見つかるカポネ団!」「ホテルのベランダから吊るされた辰ちゃんを助けるどころか、悪口(デブ!年上だから番長を遣らせているだけ!等々…)を散々言い放ち、放置したまま部屋を去るカポネ団と新伍ちゃん」「初夜が迎えられない新婚夫婦の大泉・丹下コンビ!(丹下キヨ子がピンクのネグリジェ姿で悶える姿は必見!)」「新伍ちゃんと実娘(ひし美ゆり子)との初夜を見届ける助平親父の由利ちゃん!」等々「約90分の脱線スタンドプレー大会」!

 

 

 

ただ一人、新伍ちゃんと同郷の友人でゆり子嬢と将来を誓い合っているフジタツの兄貴のみが「硬質な芝居」を見せ「ここぞ!」というべき場面を締めています!

 

 

 

この作品、熊本県最大のバス会社である九州産業交通が全面協力している為、ゆり子嬢は「産業交通のバスガイド」という設定…勿論、バスガイド姿も楽しめます。

 

 

但し「脱ぎ」は無し!

 

 

 

破天荒な大馬鹿が展開される当作品と、重厚な人間ドラマが展開される野田監督が演出を担当された「特捜」を連続で鑑賞した事も有りますが「真逆の物語を観客目線・視聴者目線できちんと仕上げる手腕」には心底感心させられました。

 

 

 

他の出演者は…やすしさん・力也さん・久保浩・藤山律子・大下哲也・中田博久・八名の親分・團巌・小林千枝・谷本小夜子等々です。

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皆様、こんにちは。

 

 

休み二日目。9時時点で30度を既に超え、ビールが飲みたくなる陽気の秋田市内ですが…まだ運転の可能性が有る為控えています、昼酒は…

 

 

 

さて本日は、今月の東映ch「没後20年メモリアル【渥美清特集】」(衛星劇場との共同企画。因みに俺は衛星劇場は未契約の為、無料放送以外は視聴出来ません)の枠内で放映の一作品から…

 

 

大東亜戦争終結後に真打ちに昇進し、極度の近視の為古典落語を諦め新作落語で活躍。

 

 

民衆の心を一気に鷲掴みにし人気絶頂だった最中、自動車事故で突然旅立たれる事となった「四代目・三遊亭歌笑」に渥美清が扮し、沢島監督が演出を務めた傑作です。

 

 

※ウィキペディア「三遊亭歌笑」は此方から

 

 

 

「おかしな奴」昭和38年11月1日公開。鈴木尚之脚本・沢島監督・東映東京製作。

 

 

VHS化作品ですが未DVD化で、DMM.com内で有料動画配信が行われています。

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

 

当作品は本日以降、8/31(木)21:30~23:30に東映chで放映されます。

 

 

 

※東映chの作品案内・放映日時案内は此方から

 

 

 

併映作品は…主演の佐久間良子の芝居や表情が「卑猥!」と映倫に「馬鹿げた指摘」を受けてしまい、危うく成人指定作品になりかけた…との逸話が有る「女郎部屋」の物語「五番町夕霧楼」(水上勉原作・鈴木尚之/田坂具隆の共同脚本・田坂具隆監督・東映東京製作。VHS/DVD化作品でDMM.com内で有料動画配信が行われています。KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沢島監督が自著で回想していますが「同じ鈴木尚之の脚本でありながら「夕霧楼」はカラー「おかしな奴」は白黒。しかも宣伝費は殆ど持って行かれ…両番組共当たったが「おかしな奴」は添え物作品の様な扱いになった」と…

 

 

しかし「夕霧楼は傑作である」と評価している上に「良子さんが演技開眼したのは新聞記者・良子さんご本人共に「夕霧楼」と思っている様だがあれは嘘。「飛車角」だ!しかしそれはリハーサルに最後迄付き合ってくれた鶴田のおやっさんのお陰(この頃、鶴田のおやっさんと良子さんは恋愛関係に有った模様です。おやっさんは妻帯者でしたから「不倫の恋」)」と「出しゃばらない・威張らない・功績を絶対に独り占めしない人間性」が出ている発言です。

 

 

小沢天皇にも沢島監督の人間性の「一欠片」でも有ればなぁ…もっと活躍出来たであろうに…

 

 

因みに岡田名誉会長は「東映との専属契約解除を最後迄切り出せずに悩んだ相手は沢島監督・何の躊躇も無く即刻解除した相手は小沢天皇」だったそうです。

 

 

 

そしこの頃は「松竹より東映の方が渥美さんの売り出しに積極的だったが、東映の作風や観客の嗜好に合わずヒット作は無し…

 

 

岡田名誉会長は頭を下げ専属解除を申し入れた上に、東宝に行く意思だった渥美さんに「貴方には松竹が一番水が合うと思いますよ」と提言…

 

 

それを受け入れ移籍し翌年出会った「男はつらいよ」が松竹の屋台骨を25年以上支える一大シリーズとして君臨する結果になりました。

 

 

 

ウィキペディアを読むと、生涯に関しては「ほぼ忠実」に描かれている様です。

 

 

作品としても「文句無し!」の満点です。

 

 

 

 

 

 

しかし、作中「渥美さん以上に目が釘付けになった名演を見せてくれたなぁ…」と感じたのは、兄貴分の落語家で公私共に入門時から渥美さんの面倒を見ていた慶さん。

 

 

「架空の人物」ですが、慶さん自信が「落語が大好きで大学生の時分、実際に演っていた」事から出演依頼となったそうです。

 

 

招集命令を拒否して自殺を遂げる役ですが「最後の高座」の場面で見せた「噺家ぶり」は、後に渥美さんの女房となる南田洋子の父親役を演じた明石潮(小屋の主人)が「お前らよく見ておけ。あれが本物の噺家というものだ」という台詞に呼応して「本物以上に本物に見せたのでは?」と思われる見事な場面!

 

 

この場面は一度の鑑賞で完全に脳裏に焼き付いた位です。

 

 

 

そして、現代希薄になりつつある「人が生きていく上で、人間関係を構築する上で大事なのは「心」「常識」「言葉遣い」等々に加え「自らを落とす所落とせるか」「自虐で人を楽しませる事が出来るか」が大切である。容姿や綺麗な言葉、仕草の格好良さ等々は不要」と云う事を、四代目歌笑師匠が渥美さんの身体を借り、沢島監督に味付けを任せた上で強烈に訴えかけてきます。

 

 

「娯楽性」を存分に活かしながら…

 

 

 

他の出演者は…石山の健さん・佳子さん・邦衛さん・虹子姐御・十朱久雄・日尾先生(渥美さんの襲名披露に駆けつける観客の一人)・サワショウさん・潮の健さん・岡部正純等々です。

 

 

 

当作に関して、沢島監督は「笑いの少なかった戦後の話である上、オーソドックスに撮らなければならなかった作品…非常に難しかった」と…

 

 

沢島監督を始めとして「娯楽と観客目線を貪欲に追い求め、それがきちんと出来て正当な評価を得られていた時代だから製作出来た当作なのだし、数十年を経た今でも愛されている作理由はこの点に尽きる」と思います。

 

 

 

●本日午前中に、高瀬道場の高瀬将嗣顧問が書かれた「映画秘宝コレクション 技斗番長活劇戦記 実録日本アクション闘争記」(洋泉社・刊/\1500-+税)を買いました。

 

 

 

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ザッと立ち読みをしてみたら…面白そうだと判断した為…

 

 

 

そして、平成28年月9日に東映ビデオより「高倉健 三回忌」を祈念して四作品のDVDが発売されます。(東映ビデオの案内は此方から

 

 

 

「黒い指の男」「望郷子守唄」「博徒一家」…

 

 

そして、健さんのデビュー作「電光空手打ち/流星空手打ち」(二作品を一本に纏めて収録するそうです)も初ソフト化!

 

 

 

 

 

 

因みに俺は「黒い指の男」のみ未見です。

 

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皆様、こんにちは。

 

今朝の7時に勤務を終え、月曜8時迄の73時間休みに入りました。

 

 

「晴天・暑い・無風」夜勤明けの就寝には不向きな「三要素」が揃っている秋田市内です。

 

 

二時間程寝ましたが、後は涼しい夜の間に十分に休もうかと考えています。

 

 

 

さて本日は…東映が手がけた「金田一作品」。

 

 

「悪魔の手毬唄」昭和36年11月15日公開。横溝正史原作・渡辺邦男/結束信二脚本・渡辺邦男監督・東映東京製作。

 

 

未VHS/DVD化作品で、有料動画配信も有りません。

 

 

有料波では東映ch・日本映画専門chでの放映実績が有り、本日以降も東映ch「映画俳優 高倉健」の枠内の一作品として、8/27(土)21:30~23:00に放映されます。

 

 

 

 

 

 

※東映chの作品案内・放映時間案内は此方から

 

 

脚本を担当された方は「流れを口伝で聞いただけで、原作を読まずに脚本を書いた」らしく「原作名」「舞台設定が岡山」「主演は金田一を名乗る名探偵」「地元出身の歌手の殺害事件が切掛で起こる事件の数々」等々「一部の共通項」を除くと「完全な独自の流れ」

 

 

ウィキペディア内「悪魔の手毬唄」KINENOTE内「悪魔の手毬唄」を読み比べて頂ければ、その違いは一目瞭然です!

 

 

先ず「綺麗な身形の金田一(ジャケットにサングラス)が、警視庁嘱託の探偵として岡山の山村にジャガーのオープンカーで訪れ、内偵調査を始める」時点で「???」と思われる方が殆どかと思います。

 

 

しかも東京から「眼鏡美人の秘書(北原しげみ)」が訪れる!

 

 

更に、名士(永田靖)の娘で殺害された流行歌手(八代万智子)の妹(志村妙子)の同級生男性(小野透)に疑いをかけた健さんでしたが、それが晴れるや「臨時の助手」としてコキを使う!

 

 

 

…俺の前職の同僚で「金田一ファン」かつ「原作を忠実に活かしているかどうか」「物語の整合性がきちんとしているか」等々を重視する「日本の映像作品ファン」に言わせれば「当作品は駄作中の駄作」だと…

 

 

しかし「東映ファンで健さんも大好き」「面白ければ原作完全無視は大歓迎!「餅は餅屋」なのだから…現場の判断で脚本完全無視もより面白くなるならどんどん遣れ!観客目線を第一に考えるのであれば原作者や脚本家に遠慮する必要は一切無い!」と云う考えの俺から見たら…「古谷一行・東宝版」より「健さん・東映版」の当作品の方が「娯楽性の高さ」「手に汗を握る展開の演出の巧さ」「原作完全無視の長所…柵から解き放たれることでより良い流れや自然な流れを生み出す効果が絶大・観客側が「観たい!」と考えている内容に仕上がる事が多い」等々の点で「軍配は東映」となります。

 

 

俺の意見は明らかに「少数意見」でしょうし「そんな筈はない!」とお叱りを受けるかもしれませんが「映像作品の嗜好・思考・志向等々は個人の好き好きが有る」と云うことでご理解を頂けましたなら幸いです。

 

 

 

因みに、この「映像作品好き」も俺と同様「人其々」と云う考え方の持ち主ですので、意見はぶつかっても喧嘩等々になったことは一度も有りませんし、お互いに「嫌いだった作品(他に「監督・役者」等々)が好きになる切掛」となった事も有ります。

 

 

例えば「俺は嫌いだった山田洋次を評価するようになり、任侠映画が嫌いだったヤツは山下将軍だけは観る様になった」等々…

 

 

 

他の出演者は…大村文武・中村是好・花沢徳衛・北山達也・増田順司・岡部正純・セキコウさん・サワショウさん・河合の絃さん・ヤマリン・日尾先生です。

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皆様、こんにちは。

 

 

夏季休暇最終日、この時期らしい天候の秋田市内です。

 

 

 

先ずは多くの英霊の方々のご冥福をお祈りします。

 

 

そして、この秋田市は昭和20年の今日、臨海地域が空襲に見舞われた日でも有り、終戦祈念と空襲追悼が同時に行われる地域でもあります。

 

 

 

そこで本日は、今月の東映ch「特集 女たちの太平洋戦争」の枠内で放映の一作品から…

 

 

玉音放送を巡り「戦争継続で本土決戦を強行に主張する陸軍の一部が起こした反乱=宮城事件」の一部始終を「実録化」した作品です。

 

 

 

※ウィキペディア「宮城事件」は此方から

 

 

 

「八月十五日の動乱」昭和37年8月22日公開。高岩肇脚本・小林恒夫監督・東映東京製作。

 

 

未VHS/DVD化作品ですが、DMM.com内で有料動画配信が行われています。

 

 

 

 

 

 

※KINENOTEの作品案内は此方から

 

 

 

当作品は本日以降、8/26(金)19:30~21:20に東映chで放映されます。

 

 

 

※東映chの作品案内・放映日時案内は此方から

 

 

 

沖縄陥落・広島及び長崎への原爆投下、そして当時のソ連からの「宣戦布告」等々、敗戦確実の情勢に陥っていた大日本帝国。

 

 

そこに届いた、連合軍からの「ポツダム宣言受諾」と「受諾拒否の場合、本土の一斉攻撃を開始する」の警告…

 

 

万策尽きた首相(宇佐美淳)は「宣言受諾」を決意し、閣議でもその方向性を示すと、陸軍大臣(山形勲)のみが「戦争継続」を主張したものの、他の大臣(神田隆・明石潮・北龍二等々)は首相に同意。

 

 

皇居内で行われた御前会議でも「圧倒的多数」で「宣言受諾」が決定し、内閣秘書官(鶴田のおやっさん)が中心となり「玉音放送」のレコードへの吹込みが行われます。

 

 

 

しかし、皇室警備を担当していた近衛連隊を始めとする「一部の陸軍将校(頭はヤマリン)」に「反乱」の動きが有る事を昵懇の新聞記者(今井の健さん)から聞いたおやっさん。

 

 

しかも、実弟(江原の真さん)もその反乱軍に参加していたのです。

 

 

 

八月十五日未明、師団長を殺し「師団長司令」と云う「嘘の命令」を出したヤマリン…そして「玉音放送の阻止」に動き始めた反乱軍は一気に皇居に攻め込み、レコードを奪還する為に人質を取り立て篭もります。

 

 

 

それでも侍従長(中山昭二)や侍女(故里やよい等々)・皇室担当の医師(千葉ちゃん)等々の協力を得て、無事皇居内から放送局へ向かう事が出来たおやっさんでしたが、放送局にも「大きな壁」が!

 

 

果たして、無事正午に「玉音放送」を流す事が出来るのか…

 

 

 

恥ずかしながら…俺が「宮城事件」の存在を知ったのは当作鑑賞後です。

 

 

「陸軍が強硬に戦闘継続を主張していた事実」は知ってはいましたが、反乱軍が存在し、暴走の上玉音放送開始ギリギリ迄折れなかったとは…

 

 

 

この「感想の書き方」が「適切な書き方」かどうかは皆様のご判断にお任せします。

 

 

 

終戦当日に起きた事実を忠実に、大東亜戦争を体験している製作陣・出演陣が「経験や見聞きしていた事実」を胸に抱き、真剣にその役になりきり演じられています。

 

 

それでいて「手に汗を握る、娯楽映画としての面白さ」と云う点でも非常に優れた傑作。

 

 

 

「戦争映画」「戦記映画」等々は何時の時代も数多く作られいますし、歴史の事実を絶やさない意味で「役者や製作現場の力量の低下」は有るものの、今後も続けなければいけない作品種別でしょう。

 

 

しかし「高評価」を得るのは「民衆の立場から描いた作品群」「反戦主張」の作品群ばかりで、当作の様な「内部衝突の事実を描いた作品群」「軍人の側から描かれた、心情に反する司令を命じられ、苦渋の思いで命令を下した作品群」等々は中々評価もされなければ、多くの方々が視聴出来る電波では流されない事実…

 

 

この様な作品に対して、極一部の極論主義者から「戦争礼賛」「軍部への賛美」との批判が来る事を恐れて流さないのでしょうが…

 

 

「軍人の側から描いた作品群の方にこそ、大東亜戦争に対する過ちの思いや、民衆以上に悩み、苦しめられた方々の心の奥底が描かれた秀作が多い」

 

 

…と、俺は思っています。

 

 

 

映画誌等々で「戦争映画100選」を見ても、日本の戦争映画は非常に少なく、有っても鶴田のおやっさんが主演された作品は何処にも書かれていない事がほぼ全て…

 

 

しかし、この戦いに於ける自らの思いを全てぶつけ、英霊が乗り移った様にも感じる魂心の芝居を見せつけた「戦記作品における最高の役者」は鶴田のおやっさんである!

 

 

…と言い切らせて頂きます。

 

 

 

おやっさんは戦記作品に関わらず「男の色気・心情や間の取り方・表情・息や唾を飲み込むタイミング・台詞回し・着熟し・小物の活用法」等々が「ほぼ完璧」と言える「最高の実力を持っていた役者の一人」。

 

 

「男侠(おとこ)鶴田は背中(せな)で泣く」と云う一文を捧げられた東映の惹句師・関根忠郎先生の言葉通り「後姿で見せる芝居」も見事!

 

 

しかし、現代の「若い、過去の日本の映像作品好き」で「鶴田のおやっさんに嵌りました」と話す方は非常に少ない上、同時期に主役級で活躍された三船の御大・裕さん・雷蔵御大・勝新・健さん等々と比べると人気は落ちる…(或る程度固定されたファンを持つ「安定感」は有りますが…)

 

 

「取っ付き難さ」が有るのか?

 

 

一定以上の作品を鑑賞しないと良さが解らない「理解の難しさ」「心情の伝わり難さ」が有るのか?

 

 

「日本男児の心情を全面で主張してきた」事が、逆に現代では「感情移入のし難さ」に繋がっているのか?(「感情移入」だけが作品や役者の見方ではないと俺は思うのですが、この点をあらゆる評価や感想等々に於いて最重要視される方々が現代では非常に多いので。「一時的な傾向」であると思いたいが…)

 

 

…原因は解りませんが、もっと取り上げられるべき、もっと目を向けるべき「名優」です。

 

 

 

他の出演者は…小川守・須藤健・南道郎・セキコウさん・大村文武・河野秋武・岩崎加根子・潮の健さん等々です。

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