東映バカの部屋

東映製作作品を主体として書いていますが、たまに他の話題も…一人でも多くの東映ファンが生まれる事を望みます!


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皆様、おはようございます。


休み最終日、晴天ですが風が冷たい秋田市内です。


7月に入り既に下旬…それなのに日中でも窓を開けておけば扇風機が要らない状況は、この時期としては非常に珍しいです。



初めに…この記事を書いている途中「クイズダービー」「こんなものはいらない」等々で「楽しませてくれながらも社会の不条理に対して鋭く斬り込んでくれた」大橋巨泉氏が逝去されたと、速報で入って来ました。


ご冥福をお祈り致します。



本日も晴美さんの出演作品から紹介させて頂きますが、東映作品ではなく日活作品から…



昭和45年~46年の間、晴美さんは日活製作の「斬り込み」(渡社長主演)を皮切りに「反逆のメロディ(原田さん主演)」「関東流れ者(渡社長主演版)」「関東破門状(渡社長主演版)」(「関東流れ者」「関東破門状」は全く同じ題目ながらも全くの別内容で昭和40年に東映京都が鶴田のおやっさんの主演で製作しています。おやっさん版「破門状」にも晴美さんは出演。あくまでも私感かつ贔屓目も有るのですが、両作品共に東映京都/鶴田のおやっさん版「流れ者」「破門状」の方が好きです。但し一般の知名度・認識度・作品評価は渡社長版の方が若干上となっています)と、これからご紹介させて頂く五作品に出演されました。



主演の杉様等々を束ねる上官の役で、当時としては珍しい「善人役」でしたが、既に「周囲を引き立てる立ち位置」を確立さてていた晴美さんだけに「善人役、しかも自分より若い役者の持ち合いを生かす為の芝居」でも全精力を注がれていた事に気付かされる作品です。



「花の特攻隊・あゝ戦友よ」
昭和45年5月16日公開。川内康範原作・中西隆三脚本・森永健次郎監督・日活製作。



VHS/DVD化作品でGYAOストア/YouTube内で有料動画配信が行われています。又、平成26年?27年?にchNECOでの放映実績が有ります。







※KINENOTEの作品案内は此方から




●NIKKATSUチャンネル公式・YouTube動画(作品を一部抜粋した動画です)









学徒出陣の命を受けた杉様とその仲間達の物語である為、学徒動員の歌「あゝ紅の血は燃ゆる」が冒頭から力強く流れます。(余談ですが、軍歌を「当時の世相を知る上での貴重な遺産」として自らマイクを持ち生涯歌い続けた鶴田のおやっさんも学徒動員組だった為か「あゝ紅の血は燃ゆる」の歌唱の際は「同期の桜」とほぼ同じくらいの気持ちが籠っていた様に感じます)




物語は「杉様・オキマサ・フジタツの兄貴・長谷川明夫・浜田光夫・岡崎二郎・川口恒の戦友達の出逢いから別れ」「杉様と両想いだった和泉雅子との恋模様」「雅子さんと実弟(三ツ木清隆)の兄弟愛・そして杉様との師弟愛」に「丹波の御大・南原さん等々が手掛けていた人間爆弾の開発過程と実戦配備に至る迄の経緯」を並行して描いています。




最近になって「桜花」を取り上げた作品が製作された様な記憶が有りますが、昭和の時代に限って言えば当作が「桜花」を主題として取り上げた唯一の作品だと思います。(もし間違いが有りましたなら御容赦下さい)


開発に携わる側は最後の最後迄「無人誘導による爆撃」を目指していた事実。しかし結果が得られず「断腸の想い」で有人誘導による爆撃を決断した経緯もきちんと描かれています。(この点は「脱出可能」な兵器を目指しながらも、上層部の意向で有人誘導による特攻兵器となってしまった「回天」と似た経緯です)



杉様は一度出撃しながらも機の故障で突撃前に墜落させてしまい生還。回復後に南原さんの誘いを受け「第一回桜花特攻」の一人として出撃する姿で作品は終わります。



晴美さんの出番は序盤のみで出演時間も短いですが、威張る、というより「若き兵士たちの良き上官」という趣。


「悪の目」の時の凄味は物凄いモノが有りましたが、普段は非常に優しく、時には愛嬌さえをも感じさせてくれた目…当作では「後者の目力」が存分に堪能出来ます。



そして、これは「偶然なのか?意識したのか?」今となっては知る余地も有りませんが、「桜花」が最後に結果を出したのが昭和20年5月らしいです。(一機はは命中。一機は不発ではあったものの、米軍の艦船に大きな損傷を与えた上多数の乗組員を葬っています)


他は多くの方々がご存知の通り「重く・目立つ事も有り、到達も出来ずに母機共々墜落したり総攻撃を食らい全滅したり…」と散々な結果…


「5月に公開」「何か意味が有ったのか?」とも考えてしまいました。



他の出演者は…玉川の良さん・森塚敏・内田の良さん・青木義朗・加藤嘉・菊田一夫・郷鍈治・梶さん等々です。


日活作品ではありますが、顔触れは「当時及び昭和40年代後半の東映作品でお馴染みの役者陣」です。



最後に…「軍歌」や「日本の戦記映画」を「大日本帝国を美化している」「戦争賛美だ」と言い批判して、観もしなけらば知ろうともしない方々が、俺の実生活の周囲でも数多く居ます。


しかし「政治思想や個人思想の違い」「支持政党云々」を別として「当時の社会情勢や世相等々を知る上での貴重な遺産」として軍歌は今後も歌い続けて伝え続けなければならないでしょうし、戦記映画は「事実に近い当時の姿を映し出した映像」として見続けて行く必要が有ると俺は思っています。
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●この記事は平成28年7月19日(火)12:45頃に追記の上、再更新しています。




皆様、おはようございます。


休み二日目。今回の三連休は晴天が期待出来そうに無い秋田市内。「日中でも扇風機の必要が無く、夜中は全裸では寒くて寝られない」毎日が続いています。


俺は夏場は「全裸でフル●ン!」だ就寝します!勿論昼寝でも!


たまに下着を履かずに廊下に出てしまう事が有る為、手元にパンツを置いている「情けなさ」ですが…人に見せられる程立派じゃないし、ただでさえ俺の面は「猥褻物陳列罪並!」ですので…



昨日は就寝中にスマートフォンのOS切り替えを行いましたが(Android5.1→Android6.0)使い勝手は然程変わり有りません。


調べてみると、docomo製品に関しては平成27年度冬モデルの内、ソニー製/シャープ製/富士通製が「OS更新対象機種」になっています。(一部機種は切り替えが開始されていない場合有り。順次対応予定との事)



さて…先日報道された曽根晴美氏の訃報ですが、旅立たれてからほぼ一カ月となりました。


野球に打ち込んでいた関係で東映フライヤーズ(現在の北海道日本ハム)の支配下に置かれながらも怪我で断念し、その縁からか「変わった顔をしているから応募してみては?」の誘いで受けた選考に合格し「第四期東映ニューフェイス」として役者デビュー。(水木襄・新伍ちゃん・日出さん・良子さん・花園ひろみ・後に作家に転向する山口洋子と同期)



「役者は好きでやったわけではない」「『プレイガール』は小遣い稼ぎで出演していた為に印象が無い」「『変身忍者・嵐』悪役で子供に嫌われるから遣ってみようと思ったが…子供に喜んで貰えたし「悪役でもアイドル」となったのは子供達に感謝。遣って良かった。また話が来たら遣りたい」「『仁義なき戦い・完結篇』での旅人(=殺し屋)は、晴美さんがサクさんに「この役、俺に遣らせろ!」と直談判したもの」等々のお話がウィキペディア内に掲載されていました。


我々の日常でも「好きで遣った事ではない仕事」等々が案外上手く行き「遣りたいと願った仕事」等々で思う様に行かない事は多々。


しかも「好きでなかった筈」の事で上手く行くと徐々に入り込んで行き、極限を目指す様になる事もよく有ります。


晴美さんの「役者人生」はそんな感じだったのではないかなぁ…しかも「主役」ではなく一貫して「脇役」に徹し「共演者を引き立てる為に自らを厳しく律し、その道で抜群の存在感を示した」今後も言い伝えて行かなければならない「名優」の一人であると思います。



だからこそ、統括側としても成功を収める事が出来たのでは?「統括を目指す切っ掛け」となった作品はやはりサクさんの「仁義なき戦いシリーズ」だったそうです。



その晴美さんが、千葉ちゃんと「拳銃コンビ」を結成し、サクさんが演出を手掛けた「当時の東映の新進気鋭な顔触れで製作された作品」が…



「風来坊探偵・赤い谷の惨劇」(「風来坊探偵シリーズ」第一弾)昭和36年6月9日公開。松原佳成/神波史男の共同脚本・サクさん監督・ニュー東映東京製作。


DVD化作品でDMM.com/GYAOストア内で有料動画配信が行われています。












当時大人気を得ていた「日活アクション作品群」に対抗して製作された事は作品を鑑賞すると容易に解ります。


「何処かのんびりとした雰囲気と、役者そのものの華麗なアクションが同居している作風」が特徴だった日活に対して「豪快で特撮をも使用する派手なアクションと、笑いを清涼剤として加える事で無類の面白さを提供していた」東映…と言った感じでしょうか。私感ですが…


皆様御存知の通り、この類は「日活先行・東映後攻」ですから「違う雰囲気の作品」が生まれる事は当然ですし、俺は「東映の次に好きなのは日活作品」ですから「軍配は東映」でも両方共好き。



両社共に「社風・作風・専属役者陣」等々の持ち味を十二分に生かして「違う味付けの娯楽傑作を生みだし、未だに愛され続けている」事は周知の事実です。




物語の流れはKINENOTE/ウィキペディア内をご参照頂きたく思います。



晴美さんは、千葉ちゃん演ずる私立探偵の「敵役」と思いきや…時には千葉ちゃんに加勢して一緒に戦う「いいライバル」。


しかも、千葉ちゃんよりも明るく陽気な人物であり、この後の晴美さんの持ち味とは全く違う雰囲気を見せています。



自らの今後も何も考えていないカラッとした明るさ!「その時が楽しければ・熱い思いを抱く事が出来ればそれでいい!」と云う雰囲気…


これ、晴美さんのお話された言葉を借りると「役者は好きでやったわけではない=芝居をしていない、素の晴美さんを存分に生かした芝居/素のまま演じさせてそれを生かしたサクさんの手腕」の様にも感じるんです。



「陽気な晴美さん」では、次作「風来坊探偵・岬を渡る黒い風」と共に生涯一番だと思います。









他の出演者は…故里やよい・北原しげみ・安藤三男・セキコウさん・久地明・「秋田が生んだ名脇役」相馬剛三・「岩手が生んだ名優」宇佐美淳也・神田の隆さん等々です。



●此方もお薦め!



「不良番長・口から出まかせ」
(「不良番長シリーズ」第十弾・野田ちゃん監督・東映東京製作)







辰ちゃん率いる史上最強の愚連隊「カポネ団」と敵対する(序盤では売春組織を共同運営しますが、仲間割れ)史上最悪の愚連隊「ジャンボ団」を率いる団長として晴美さんが登場!


辰ちゃんと「シンボル対決」をして負ける等々、一緒になって大馬鹿ぶりを発揮されています。



ニューフェイス同期の新伍ちゃんが放った
「間違いなくアドリブ」と思われる台詞は捧腹絶倒!



ジープ(しかも黄色で機関銃搭載!)を運転して来た晴美さんを見て、新伍ちゃんは一言…



「ゴリラが自動車に乗ってやって来た!」




●追記


ドンキホーテ秋田店内に有るブックオフで、こんな貴重な書籍を見付け買いました。



「東映大入り時代劇100選」平成15年10月10日初版発行。岸田一則企画・監修・解説/学習研究社・刊/発売時¥1800-+税


税込\900-で買いました。



IMG_20160719_122112951.jpg




厳選された100作品のポスターや作品の簡単な紹介、時代劇用語辞典・主役級/常連/お姫様軍団の略歴付きで中々楽しめる内容です。

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皆様、こんにちは。


今朝の7時に勤務を終え、木曜8時の始業時迄の73時間休み中です。


過ごし易いものの、雨が降るのか降らないのか…曖昧な空模様の秋田市内です。


帰宅し入浴後、飲酒…そのまま寝てしまい、先程起床しましたが、効果覿面!頭も身体もスッキリです!



さて本日は…今月の東映ch「ミッドナイトシアター」の枠内で放映中の一作品です。


各放映波かつ東映ch内に於いても初放映の貴重な「ドキュメント作品」です。



「にっぽん`69セックス猟奇地帯」
昭和44年1月18日公開。岡田茂名誉会長企画・中島村長/竹中労構成・中島村長監督・東映京都製作。


未VHS/DVD化作品で、有料動画配信も有りません。







※KINENOTEの作品案内は此方から



当作は本日以降、7/22(金)24:00~26:00・7/28(木)25:30~27:30の二回放映されます。



※東映chの作品案内・放映時間案内は此方から



解説は「二代目・テレビドラマ版黄門様」でお馴染みの西村晃。



併映作品は、辰ちゃん率いる「カポネ団」が宮園の純子姐御と大組織を相手に大暴れする「不良番長・猪の鹿お蝶」(「不良番長シリーズ」第二弾。山本英明/松本功の共同脚本・野田監督・東映東京製作。VHS/DVD化作品でDMM.com/U-NEXT/bonobo/ビデオマーケット(プレミアムコースの場合)等々で有料動画配信が行われています。KINENOTEの作品案内は此方から


文太さんの「シリーズ初出演」かつ、千葉ちゃん唯一の「シリーズ出演作品」でも有ります。


特に「千葉ちゃんの着流し姿」は非常に貴重です。









先ず当作品は「16:9ワイド画面」ではなく「4:3テレビサイズ画面(当時)」で製作されている上、冒頭の「波に岩」の画面も当時使われていたお馴染みの物ではなく、昭和30年代前半の物が使用されています!



IMG_20160718_145640083.jpg



こうなった経緯は一切不明ですが…
教育映像部製作作品を除くと同様の事が「世界最強の格闘技・殺人空手」(山口和彦監督・東映東京製作)でも有りました。(「殺人空手」にしか使われていない冒頭の東映マーク+4:3テレビサイズ画面)




内容については、KINENOTE内の作品解説をそのまま掲載させて頂きます。



○乱交パーティー。関西の秘密マンションでは、全員裸体の男女がからみ合っている。○ヌード・スタジオ。新宿二丁目、元赤線地帯。スタジオといっても、カメラは置いてない。二人の中年客が、熱心に女の裸身を覗きこんでいた。○性倒錯者。女のうがい水から尿まで飲みほす変態男。異常なセックスにひたりきっていた。○ソープランド。この世から隔絶された密室。あやしい雰囲気の中で男が絶頂感を味わっていた。○ふうてん集会。ある夜、突然新宿花園神社に集まったふうてんたちが大集団で踊り狂う。○アングラ芝居。花園神社の境内では、珍妙な扮装をした俳優たちが、由比正雪を上演していた。○ハプニング。0次元集団が、異様な興奮がたまらない、と日曜の真っ昼間に銀座でハプニングを演じていた。○猟奇儀式。0次元集団が披露した女性の出産儀式は異様な雰囲気をかもしだしていた。○刺青を彫る女。二十一歳の女性の背からジワジワと血がにじみ出ている。昇り竜の刺青は彫師の見事な針さばきでその姿をあらわした。○モノセックス。男対男、女対女の狂った関係そのコンテストは、賑わっていた○整形美容。隆鼻手術に、豊胸手術に、女性は美しくなるために苦痛を忍ぶ。○ボディ・ペインティング。混雑する湘南海岸で、ボディ・ペインティングする前衛画家。○ブルーフィルム撮影現場。ジリジリ照りつける太陽のもと、無人島にかまえた超望遠レンズが、ブルーフィルム撮影隊をとらえた。上陸した一行は、早速カメラを廻しはじめた。緊迫した時間の連続だった。○関西ストリップ。舞台での緊張とうってかわって楽屋でのストリッパーたちは底ぬけに明るい。○夏の夜の公園。芝生の上では、アベック天国。彼らには、周囲の物音や光景は無関係のようだ。○生きている赤線地帯。旧赤線地帯は日本各地で、歓楽の夜を彩っている。○沖縄。巨大なB52の翼の下、基地の女たちが軍人を追っている。混血女のN子もその一人だった。




又「セックスドキュメント」の製作経緯の簡単な解説をウィキペディア内「東映ポルノ」より抜粋させて頂きます。



1969年にルポライター竹中労が岡田に持ち込んできた“時代の風俗ドキュメント”という企画を元に中島貞夫が、当時の日本の性風俗とアングラ文化をやらせなしのドキュメンタリーで撮影、「セックスドキュメントシリーズ」として『にっぽん'69 セックス猟奇地帯』など計4本撮った[31][103][104]。岡田に呼びだされた中島は「企画は"助平物語"だ」と言われ、最初から全国のセックスゾーンに目を付けてこれをドキュメントでとらえることを意図していた[105]。第1作目は岡田が『セックス猟奇地帯』というタイトルを出し、中島が“にっぽん69”を書き足し『にっぽん'69 セックス猟奇地帯』というタイトルになったという[31]。「セックスドキュメント」シリーズは、中島以外の監督でも製作された[106]。中島はシリーズ大ヒットの功績により、暴力の「ドキュメント」"テロ"をコンセプトに[31][106]幕末以降に日本で起きた代表的な暗殺事件を実録で再現した『日本暗殺秘録』を製作した[106][107]。実録犯罪映画は古くから作られてきたが、東映の実録犯罪映画は"東映ポルノ路線"を源流とする[106]



そして、記憶の片隅に有る話では…「たった数百万円の製作費で(「不良番長」との合計で)数千万円の興行収入を記録した事に岡田名誉会長は大喜びし、即続編の製作を指示した」(西村黄門様の出演料が一番高かった位で…他は旅費とフィルム代だけでしょうねぇ。何せ中島村長は「東映の社員」だったし…)「『うちで当てたヤツの題目、殆ど付けた!』と岡田会長が自負した作品の一つが当作品」(「俺の付ける題目には定評が有る」「閃きでなければ駄目!」と相当な自信を持っていた事が伺えます。しかし「題目が今一つ…」という理由で千葉ちゃんと大喧嘩になったり「何でもかんでも「セックス」「エロ」を入れ過ぎる」と思われていた方も居た模様)



「ドキュメント路線」でも「観客が見たくても中々見られない世界を直球で映像化した上、その心情もそのまま流す製作手法」は「最も観客(視聴者)と寄り添い、最も近い、最も目線の低い作品を量産していた東映ならでは」の内容。


途中で「学園紛争」「ボディペインティング」「美容整形」「昭和40年代後半に向けて展開された日米安保闘争問題に対する数々の抗議活動」「唐十郎の状況劇場の活動」「当時米国占領下に有った沖縄県内の貴重なそのままの姿」等々を加える事で、俺の様にまだ当作当時出生していなかった方々が当時の世相や風景を容易に感じ取る事が出来るのも美点。



「興味本位」をそのまま映像化した事が「全ての勝因」であると思います。


当作の方が「共感を求め何とか綺麗に・正義をちらつかせようとする現代のドキュメント作品」を志や内容等々、全てに於いて足下にすら寄せ付けない質の高さを感じる事が出来ました。


勿論「映画館での公開と公共の電波に乗せて放映する差」を加味した上での感想ですが、テレビでのドキュメント製作の現場でも「当作の姿勢」を大いに生かしてくれれば、もっと我々に寄り添った内容に刷新する事は可能であると言わせて頂きます。



最後に…「痛い場面」も数か所存在していますので、その様な場面が苦手な場合は多少覚悟されておかれる事をお伝えさせて頂きます。


因みに俺は夕飯を食いながら見ましたが、平気でした!


カレーやピザを食いながら「あの話」も「この話」も平気ですので…野郎ですから!

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●この記事は平成28年1月19日に書いた記事に加筆と編集を施し、再更新させて頂いております。


又、同日13:45頃に加筆し再々更新させて頂いております。




皆様、おはようございます。


休み最終日…今回の休みは初日が休日出勤となり二日目(昨日)は早朝に投票を済ませ(投票所が目の前の小学校ですからここ十年は不在者投票はした事が有りません。出勤前か帰宅後で十分間に合います)その後所用…やっと落ち着きました。



現在、一時的に業務の段取りや作業の指導をしているのですが(何時迄になるかは未定です。早くても10月頃迄は続きそうです)先日、同年代の新人が「業務上の失態」を笑顔で報告して来た事に腹が立ち…


「笑って報告する事か!馬鹿野郎!貴様、タマぶら下がってるんだろ!だったら野郎の覚悟を決めて報告するのが普通だろうが!この腐れ外道が!」


俺は放ったのですが…



奴が「笑顔で報告して来た」という「非常識な態度」より「俺の放った言葉」が「暴言」と判断されてしまい、奴は怒られず俺が厳重注意を受ける羽目になりました!



失態は俺でも有りますから、誰に対しても「報告・連絡・相談・確認・即行動」が確立されていれば注意・警告はしても怒りはしません。


しかしこの様な態度に対してはこれ迄、何処の職場でも今の部署でも、皆が普通に放っていた言葉ですし、俺も言われた事も有れば使っていました。


言葉としては厳しいですが、俺の経験上「より反省を促し、注意力を上げる効果が有る為、失態が少なくなるだけではなく該当事項以外に関しても気配り・目配りを働かせられる様になる」「行動の基本に立ち返って仕事をする様になる」事が多かった為。



「こんな言葉を浴びせられたのは初めてで憔悴した」「親切に指導すると就職情報誌に書いてあったのとは違う」「言葉が下品」「何事もフレンドリー(俺の最も嫌いな言葉の一つです)な対応が普通だと思う」終いには「あの言葉はヤクザかチンピラ!」と、うちの部署を含めて数か所を統括する上司に報告したらしく…


うちの部署長を飛び越して報告した時点で俺は「非常識・社会人失格・日本男児の資格が全く無し」とは思いましたが…何せ今は「弱きを助け強きを挫く」の本来の意味を完全に履き違えた大馬鹿者が強い「泣いた者勝ち」の世の中。(或る意味で、こういう連中が「最も強か」かつ「我慢を全く知らない」と思っています)



俺がその大馬鹿野郎に頭を下げる「屈辱」となってしまったのです。



その場はそれで収まりましたが、助かったのは上でも俺の心情を理解してくれていた事。


「男子校・建築関係の営業職・現場作業員等々を経験して来た上に、今の部署も野郎のみで構成されている、社内でも一・二を争う過酷な現場…更にヤクザ映画が大好き!


「ヤクザ映画」は余計かもしれないけれどもなぁ…あんたの育ってきた環境を考えると「それが普通」だったのだと思う。「女っ気の全く無い職場」だけだし…


しかし幾ら正論かつ効果が実証されている事でも、相手が同年代だからと言っても今はとにかく「弱いふり・出来ないふり」をして自己防衛を働く連中が多いし、それを言われてしまうと我々でも中々庇えない世の中だからそこは理解して欲しい」
と…


加えて「タマぶら下がっているんだろ=威圧感に加え、性的な嫌がらせと判断される可能性も有るから十分に気を付けろ、野郎同士であっても」とも…これは全く思いもしませんでした。



申し訳ありません…何処かで吐き出さないと気持ちが晴れぬ為、愚痴を書きました。


何卒御容赦下さい。


此処迄腹が立ったのは8.9年振りだなぁ…(職探しをしながら遣っていたアルバイトで、理不尽な事を言って来た客と大喧嘩し警察に通報され、更に警官を目の前に言い争いを続けた事が有ります。被害が無い為逮捕は免れましたが、上司と共に客宅に出向き謝罪する筈が、謝罪を拒否して更に喧嘩に引き摺り込んだ為アルバイトは即日クビになりました!「喧嘩をし尽くせば腹を完全に割るのと同じであるからお互いを解りあえる=逆に信頼を得られる。これこそが野郎同士の本当の心の分ち合い方」と判断した上での行動でしたが…その想いは木っ端微塵と化し、本当に地獄に突き落とされました!



しかし「時代に合わない(逆行している)」「厳し過ぎる」と言われても、俺は「職場での指導・教育方法や規律等々はスパルタ教育と軍隊教育が最高である上人間をあらゆる面で成長させる一番の方法。そして、この厳しさを乗り切った時から信頼や深い人間関係が構築され、野郎同士の本当の義理人情や笑顔・冗談等々が生まれる」と確信しています。


この軟弱化した「男の世界」を抹殺し、過去の「野郎の世界」をもう一度復権させる事も「日本の再生」には必要と考えます。(よく「女が強くなったから男が軟弱化した」という事を見聞きしますが、それは「男の言い訳」と俺は考えています。女性は元々精神面や忍耐面で男より遥かに強く「男の権限」を維持する為に差別を受けていただけに過ぎません。「女性がより社会参加する事で好転した事項・事象」は数え切れないだけ有ると思いますし、差別を受けていた時代であっても「男の強さ・女の強さ」の共存が成り立っていたのですから…)



さて本日は、以前書いた記事の再掲載とさせて頂きます。


昭和42年に松竹専属俳優から主戦場を東映に移した安藤組長の「東映初出演主演作品」です。(東映とは「専属契約」を結ばれておらず、この後日活作品/東京映画及び勝プロダクション製作・東宝配給作品等々にも出演されています)



「懲役十八年」(「懲役十八年シリーズ」第一弾)昭和42年2月25日公開。笠原和夫/森田新の共同脚本・泰監督・東映京都製作。


VHS化作品。DMM.com内で有料動画配信が行われています。



又、タルルートさんから頂いたコメントでAMAZONを確認した所、
10/5に東映ビデオよりDVDが発売される事が決定しています。







※KINENOTEの作品案内は此方から



当作品は来月の東映ch「生誕100年【映画監督 加藤泰 Vol2】」内で放映の一作品として、8/4(木)25:00~27:00・8/10(水)11:00~13:00・8/13(土)22:00~24:00・8/23(火)11:00~13:00の四回放映されます。(字幕付きHD放映)



※東映chの作品案内・放映時間案内は此方から



大東亜戦争終結直後、帝国海軍の仲間だった安藤組長と小池の朝さんは「戦争遺族連絡事務所」を開設し、生活に喘ぐ遺族の方々の「手助け」をする為に、軍隊の物資を押さえている異人が管理する倉庫を襲い、遺族に与えていました。


何時か「遺族達の共同店舗を開く」事を念頭に置いた上で…


或る日、組長は元部下の妹(弘子さん)を米兵の追手から救った上、女郎になろうとしていた弘子さんを事務所の職員として迎え入れました。


そして、資金不足を補う為に銅線を盗みに入った際、米兵達に取り囲まれた組長と朝さん…


組長は全てを朝さんに託し自ら囮となり、ブタ箱に収監されたのです。



ブタ箱内は「気弱な囚人を苛め抜く悪徳看守(若山先生)」や「若山先生に媚びを売る囚人(方正さん)」等々の「曲者」が居る一方、同房で同じ釜の飯を食う明るい仲間達(明蝶先生等々)に恵まれ過ごしていた或る日…


学徒動員を受け出征したものの終戦後行方不明になっていた弘子さんの弟(正臣さん)が収監されて来たのです。(組長は弘子さんとの再会時にこの事を聞いています)


「ブタ箱の礼儀」等々も一切無視し暴れまわる正臣さん…その姿を見た組長は正臣さんに対し「襟を正して真面目に過ごし、一日でも早く弘子さんの前に帰ってあげる事」を伝えるものの、耳に全く入らないのです。


時を同じくしてブタ箱に転属してきた看守(穂高稔)も正臣さんには手を焼きながらも「若山先生の遣り方」に反旗を翻し「一人の人間として暖かく見守る姿勢」を貫こうとします。



さて…朝さんが託された「連絡会」ですが、此方は「愚連隊?暴力団?」と同様の組織・業務内容に一変してしまい、遺族会の一員だったきんさんを「都合が悪い事を要求された」のを理由に殺害(組長はこの事をブタ箱に来た運送屋のトラックに有った古新聞の記事で知る事になります)。更に弘子さんは朝さんの愛人となっていました。


その弘子さんの「弱み」を握った上、実弟の正臣さんが組長と同じブタ箱かつ同房に収監されていると知るや、若山先生を通し様々な便宜を図る様要求します。


ブタ箱に弘子さんを連れて組長の面会に来た朝さん…弘子さんは「様変わりした組織の実態」を組長に伝えようとするも果たす事が出来ずに苦悩します。



そして…朝さんは若山先生を買収し、組織を完全に掌握する為に「或る作戦」に出るのですが…






当作品の様な事は、憶測ではありますが
「実際に有った」と考えます。


戦後の混乱は我々の想像を絶するだけの「苦悩・困難・悲劇・対立・別離」等々が有った事は間違いないでしょうから…


物語の基本線は「多くの裏切りと悲劇、それに真っ向から立ち向かう組長・穂高さん・そして囚人の中でも人格者として描かれていた道さん」ですが「卑猥話に花を咲かせる明蝶先生」等々の「笑いの要素」もしっかりと加えられています。


この作品にかけた想いは、泰監督・組長共に「高度成長期を経験した事により忘れ去られようとしている戦後の混乱期を当作を通して再認識させ、更に後世にもこの事実を伝え続けられる様に取り組まれたのでは」と考えます。



勿論「娯楽性」もきちんと確立させた上で…



「映画俳優・安藤昇」(ワイズ出版・刊)内で組長は「本当にいい監督」と評されていますが、残念ながら当作が「泰監督・組長が組んだ最後の作品」となりました。


その点について組長は「相性云々の問題ではなく、撮影に時間がかかる為に東映が敬遠し使わなくなった為」(撮影期間が延びると金もかかり予算通りに行かなかったのが要因の模様)と仰られています。


そして組長は、泰監督に「何処でも穴を掘って低い位置から撮影する理由」を聞いてみたのだそうで…


返って来た言葉は「舞台を見る為に一番いい位置は6番目から9番目と云う事を知っているか?」そこの位置から役者を見るのが最もいいのだそうです。



しかし松竹時代に大船撮影所で撮影を行った時は床がコンクリートだった為、泰監督が「ここは掘られないですね」と言い放ち周囲が大爆笑になった!とのお話もされていました。



そして「演技にも脚本にも煩く、アドリブも許さなかった」と言われる泰監督の姿勢について組長は「泰監督の様に信念を持って映画を撮る監督ならいい。こう云う訳でこの台詞が必要だという理屈が有る。そんな事を監督はいちいち説明はしないけれどもそれは俺にも解るしそれならばいいんだ。しかし、そうでもない監督も多いから、そんな時には俺は文句を言う」と…



組長と泰監督の「信頼関係の深さ」を感じさせる貴重なお話です。



他の出演者は…岡島艶子・汐さん・新伍ちゃん・唐沢民賢・小田部通磨・西田良・脇中照夫(堀田の真さん)・有川正治・沢淑子・宮城幸生・箕輪田良太等々です。



最後に…本日見付けて買いました。


「男の終い(しまい)仕度」平成24年9月3日初版発行/安藤組長・著/青志社・刊/¥1300-+税。




IMG_20160119_141216962.jpg




●此方もDVD化決定!


同じくタルルートさんから頂いた情報ですが「桜町弘子主演作で夏八木勲のデビュー作」である泰監督の大傑作
「骨までしゃぶる」10/5に東映ビデオよりDVDが発売される事が決定しました。



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皆様、こんにちは。


今日は日勤・夜勤切り替え日の為、先程一度起床しました。


しかし…起床時に報道関係を確認した所…



東映第四期ニューフェイスの一人で佐久間良子・新伍ちゃん等々と同期で、役者としては引き立て役を貫かれ、最近では演出側の一人として尽力されていた曽根晴美氏が6月16日に78歳で逝去されていた事が解りました。







これまでの御活躍に感謝と敬意を気持ちをお伝えすると共に、心よりご冥福をお祈り致します。



毎年「訃報」は覚悟しているとはいえ、今年も曽根さんを始め最近では中川梨絵・白川由美…そして三原葉子の逝去が判明する等々、益々寂しくなるばかりです。



6月16日と云えば、鶴田のおやっさんの御命日と同じです。


先輩・後輩の再会を果たし、昔話をしながら盃を酌み交わしていらっしゃかもしれませんし、是非そうなったいる事を祈りたいです。


追悼記事に関しては後日書かせて頂きます。

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