ツイッターを始めよう(3) ハッシュタグ
さて、以前から繰り返しツイートしていますが、ハッシュタグの最大の欠点は
ハッシュタグでツイッター検索した場合、自分がブロックした相手でさえ表示されてしまう
ことだと考えています。
ハッシュタグを使った交流の魅力は、フォローしていない相手でも、共通の話題についてツイートを交わせるところにあります。
その反面、人気の出てきたハッシュタグを付ければ、その話題に興味がなくても、営業目的や趣旨を無視した『スパム的なツイート』でさえ多くの人に読ませることができることになります。
つまり
人気のハッシュタグはスパム行為をする人の絶好のターゲット
になっている、ということです。
ここでもし、ブロックした相手がツイッター検索で表示されなくなれば、ハッシュタグでスパム的なツイートをする人はどんどんブロックされ、さらにはスパム報告&ブロックが累積してアカウント停止になる可能性が高まります。
これにより、ハッシュタグの検索結果で不愉快なツイートを目にする可能性は低くなるし、やみくもにハッシュタグを付けてツイートをする行為の抑止力にもなります。
現在、可能なのはハッシュタグを検索するときに「マイナスオプション」を付けることで、スパム的なツイートを取り除くのが精一杯です。
ツイッター検索で特定のハッシュタグやユーザーIDを含むツイートを除外する方法
しかし、この方法では新しく除外したいツイートが現れるたび、どんどんオプションを追加して検索ワードが長くなり、文字数的にも限界があるということです。
そこで「ツイッター全体で除外フィルターをかける機能」をツイッター社に追加してもらう方法が有効と考えています。現在、TweetDeck が導入している「グローバルフィルター」機能がそれに近いでしょう。
TweetDeck の Global Filter でスパムや迷惑ツイートを非表示に
この方法はフォローミー関連タグなどを併用したツイートや NGワードを連発するようなツイートを除外したい場合にも有効です。
ということで、ハッシュタグの最大の欠点を改善するには
1.ブロックしたユーザーのツイートはツイッター検索で非表示にする
2.設定したキーワードを含むツイートを非表示にする全体フィルター
2.設定したキーワードを含むツイートを非表示にする全体フィルター
という2つの機能をツイッターに追加することで可能なはずです。
とまあ、ここで書いたところでツイッター社の人に声が届くわけでもありませんが、とにかくこのままだとハッシュタグがスパムのたまり場となり、魅力のないものになってしまうでしょう。
今後、さらにツイッターを快適なサービスにするためにも、ぜひ改善をお願いしたいものです。