絶対への接吻あるいは妖精の距離



「月光浴」 これはわたしが愛するアルバムの一枚。


沢山のアルバムの中で、最もこころが安らぐ作品集と言っていい。


最近、お月様のことを考えることが多いので、久しぶりに聴いてみた。


やはり傑作だと思う。


最初の「水の月光」や「十六夜」「月紅」等は

夜に聴いていると、これほどこころが静まるものはない。



製作は1991年 音楽 桑野聖  撮影 石川賢治


実は、このアルバムはもっと以前に紹介したかった。


youtubeでも探したけれど、どうしても見つからない。



絶版になっているようで、アマゾンで中古のアルバムが大変な値段になっている。


この傑作がなぜ絶版なのかわからない。


作曲家の桑名さんがどうしているのかもわからない。



しかし、これらの曲の力は一向に衰えない。


偉大としか言いようがない。

全く時間を超越した音楽宇宙の世界。



そして、アルバムの表紙と中に石川賢治さんの「月光写真」が入っている。


この写真は満月の光だけを使って撮っているらしい。


わたしは専門的なことはわからないけれど、この<青>の美しさはどこからくるのか。



これほど神秘的で、静寂を感じ、透明で、幻想的な世界があるだろうか。


この青は宇宙青である。


どこまでも透明な無限


月の光の神秘。そして優しさ。


わたしは透明なものが好きだ。



石川さんのサイトを紹介しよう。


写真の展示室を最初に見て欲しい。


そして写真をクリックして見つめてほしい。




石川賢治 月光浴    (クリックする前に一度目を瞑ってごらん)




見つめていると、途方もない広がりと奥の深さを感じないだろうか。


わたしは、こころの底から美しいと思った作品の数々だ。


真紅の薔薇の色も大好きだ。


しかし、この青は大宇宙の青だ。


わたしがお月様を愛する理由がここにもある。



この写真を見ながら、作品を聴くことは最高の贅沢かもしれない。


みなさんに音楽を伝えられないのが申し訳ない。



写真と音楽が完全に一体化した世界というものがこの世にはある。


写真だけでも、これほど美しいものがあるだろうかと驚くはずだと思う。





★そして、お知らせとは、わたしの体調とブログについてです。


先日、一ヶ月ぶりに循環器へ診察に行ってきた。


睡眠時無呼吸症候群の治療のためのマスク機器に、未だに慣れることができない。


3時間もすると、無意識にとってしまうことが多い。


先生は、「慣れるのが難しいひともいるんだよ。

でも、きっとこのマスク機器を使って熟睡できるときがくる。

それを信じてほしい。

今はほんとうに苦しいと思うけれど、目覚めたときの気持ちよさを感じられるときがくるはずだよ。

焦らないで、気長に行こうよ。」


それと心臓の状態のこと。

最近また不整脈が現れてきたこと。


腸の状態もよくないこと。

全体的に体調がよくないこと。

これらが精神的にも不安や負担となっている。


これらのことについては薬を飲み続けることになった。



体調は一進一退みたいなもの。


良くなってきたかなと思うとまた症状が現れてくる。


これが一番、こころを消耗させていく。



仕事は、これから山場に入ってくる。


年末まで山登りのようになっていくだろう。




★体調と仕事の関係で、ブログをどうしようか考えていた。


じぶんとの距離をどうするのか。



中途半端かもしれないけれど、休みたくはない。


無理をしない程度でいようと思う。


だから、記事の更新は不定期になると思います。


今年一杯だと思います。



ペタは完全にはできないかもしれない。


みなさんの記事はできる限り、読みつづけたい。


これではいままでとは、変わらないように見えるかもしれないけれど、

全体的にスローペースになると考えてください。


返信等が遅くなってくると思います。



みなさんの記事を読むのがとても楽しみだし、感激したり、教えられたり、笑ったり、

励まされたり、とても素晴らしいひとたちだから。


素晴らしい記事に、時間の関係でコメントが出来ない事が多いことが残念です。


今年一杯はスローペースになると思いますが、これからもよろしくお願いします。



みなさんとは繋がっていたいから。


こころをこめて。