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先程から体脂肪率が高すぎると肥満になり健康上よくないことはお伝えしていますがそもそも体脂肪とはなんでしょうか。
その名の通り、体にある脂肪分ですが、さらに詳しく述べると体脂肪とは皮膚やその皮膚の下の皮下や筋肉、骨、血液中に至るまで体のあらゆるところに存在している脂肪のことです。
「脂肪」と言うと敬遠しがちで、体脂肪率は低いほうがいいと思ってしまいがちですが、脂肪も体になくてはならないものなのです。
体脂肪には体内のエネルギーを貯めて置いたり、体温を維持したり、クッション的役割をして体を守ってくれたりする働きがあります。
このようにして私達の体で重要な役割を果たしています。
体脂肪率が高いと肥満となり高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。
体脂肪率が低いと体内温度の調節がうまくいかなかったり、肌にツヤがなくなったり、ホルモン異常を引き起こしたりします。
体脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。
これらは脂肪の蓄積場所によって分けられています。
皮下脂肪は、皮膚組織のすぐ下にある脂肪です。
この皮下脂肪は一度付くとなかなか落ちません。
皮下脂肪については、男性よりも女性の方がつきやすくなっています。
内臓脂肪は、内臓の周囲につく脂肪です。
この脂肪は貯まりやすいですが、落ちやすくもあります。
内臓脂肪は、男性の方がつきやすく、他にも閉経後の女性につきやすいです。
おなかまわりなどにつきやすい脂肪です。
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体脂肪率を家庭用の体脂肪計で正確に測るには限界があるようです。
しかし正しい測定方法を行うことで、少しでも正確な値に近づけることはできると思います。
ここでは正しい体脂肪計の使い方をご紹介します。
まず体脂肪率測定の前に、体脂肪計に個人データを入力しなければなりません。
身長、年齢、性別など必要入力項目については、正しい情報を入力するようにしましょう。
年齢や身長などにサバをよまないようにしましょう。
体脂肪計による体脂肪率の測定は、多くの人のデータを元にして体脂肪率の計算式を算出しています。
そのため正しい計算式に当てはめて測定するには、正しいデータ入力が必要なのです。
スポーツ選手のような筋肉比率が高い人は、体脂肪計の「アスリートモード」を利用して測定するようにしましょう。
一般的にあるモードではなく、一部の体脂肪計にしかありません。
測定時間は、夜に入浴してから2時間後くらいまでの就寝前タイムが一番望ましいようです。
この時間が人間の体内における水分量や分布状態が落ち着いているので、正確な値を測定することができます。
そして毎日同じ時間帯、同じ条件で計測することが体脂肪率を正しく測るための最も大切なことです。
同じ時間帯に測定しても昨日は入浴後で今日は入浴前では体の条件が異なるため正確には測れません。
また測定時は素手と素足で行います。
手や足に汗など水分がついていると電流の流れが変わり正確に測定できませんからきちんと拭き取ってから行うようにします。
最低でも以上のようなことに気をつけて体脂肪計を正しく使って体脂肪率のより正しい値を測定してみてください。
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